【昇仙峡(しょうせんきょう)観光②】 昇仙峡ロープウェイで山頂へ! パワースポットの弥三郎岳山頂を目指し登山

前回からの続きで、山梨県甲府市の景勝地「昇仙峡(しょうせんきょう)」観光を紹介します。

旅行記

昇仙峡観光の前半(さわらびでの食事や、荒川、昇仙峡影絵の森美術館)は、前回の記事でご覧ください。

 

今日は、昇仙峡ロープウェイについての紹介です。

 

 

昇仙峡ロープウェイの山麓駅「仙娥滝(せんがたき)駅」。

ロープウェイは中学生以上の大人往復1300円、小学生以下四歳までは往復650円です。

私達はここに訪れる前に、【昇仙峡(しょうせんきょう)影絵の森美術館】で、400円安くなるセット券を購入しました。影絵の森美術館は世界一の影絵美術館として1994年にギネスブックに登録されたところなので、併せて行くと楽しいです。(車で2分しか離れていません)

 

 

※昇仙峡ロープウェイの営業時間

4月1日~11月30日 始発9:00~上り終発17:10、下り終発17:30

12月1日~3月31日 始発9:00~上り終発16:10、下り終発16:30

 

 

山頂案内図。山頂パノラマ台駅まで、ロープウェイで約五分。

 

 

仙娥滝駅は売店もあり、昇仙峡の名所である仙娥滝(せんがたき)から名前をもらった、ご当地キャラクター「仙娥さん」と「せんがタン」が飾られていました。

あなたの好みはどちらでしょうか???(私はクールビューティな仙娥さんかなぁ)

 

 

昇仙峡ロープウェイのマスコットキャラクターは、かわいいフクロウ。

昇仙峡ロープウェイは1964年に開業し、初号器ゴンドラは「ふじ」から「オールリ」へ、2号器は「らかん」から「やまばと」へと愛称を変えながら24年間運行。1988年に現在のスイス製ゴンドラ1号器「福ちゃん」と、2号器「ゆめちゃん」にバトンタッチしたのだそうです。ゆめちゃんはピンク色で、福ちゃんは茶色のフクロウです。

 

 

ロープウェイに乗って、山頂パノラマ台駅へ。ゴンドラはガイドさんも同乗で、定員は46名。料金を払えば犬も乗れるので、ペットを連れた方が何組かいらっしゃいました。

 

 

山頂のロープウェイパノラマ台駅に到着。

 

 

山頂には山梨百名山「羅漢寺山(らかんじやま) 標高1058m」との標識がありました。

羅漢寺山は昇仙峡の右岸にあり、弥三郎岳(やさぶろうだけ)など連なる3つの峰の総称を言うのだそうです。(弥三郎岳登山の写真は、この記事の後半で載せます。ここから徒歩で片道約20分かかります)

 

 

「約束の手紙」を出せる約束ポスト。200円で手紙セットを買い、このポストに投函すると一年後に昇仙峡の消印でハガキが届き、ロープウェイ200円引き券として利用できるのだそうです。

 

 

なんと、顔出しパネルが四つもありました!!!!

ついつい顔を出して記念撮影をしてしまう♪

 

 

山頂案内図。ロープウェイパノラマ台駅を出て右手側に進む「ゆめちゃんコース」と、左手側に進む「ふくちゃんコース」に分かれます。

 

 

まずは、散策時間の短い「ゆめちゃんコース」から。

ご神木が祀られている和合権現(わごうごんげん)。山頂最大のパワースポットで、縁結び・子宝と金運に御利益があるそうです。

 

 

八雲神社。ご祭神は、スサノオノミコトと、クシナダヒメノミコトの夫婦神です。

 

 

道をテクテクと歩いて、約束の丘に到着。写真は、龍の松。龍の腹めがけてコインを投げるとさらなる幸運が舞い込むのだそうです。

 

 

龍の松の後ろに、出愛の鐘。

もともとこの辺りは、金桜神社への古い参道(今は使われていない)で、参拝者達がこの丘でお弁当を食べ、休息した所なのだそうです。

 

 

うぐいす谷からの眺め。

 

 

柵が無いので、崖っぷちに立って景色を堪能できます!(子連れの方は、くれぐれも気を付けて下さい)

 

 

うぐいす谷の入り口近くに、山頂一番の富士山ビューである富士山遥拝所がありましたが、雲に隠れて富士山は見えませんでした。

 

 

 

 

ロープウェイパノラマ台駅に戻り、次は反対の「ふくちゃんコース」へ。

 

 

まずは、浮富士広場から。

「幸せ鈴投げ チャンスは1回!!」とアトラクションのような作りでした。

 

 

福仙人と黄金の葡萄鈴の話。

昇仙峡の弥三郎岳(やさぶろうだけ)で仙人を目指して修行を重ねる男がいたが、「仙人になれない」と悟り、山を下りる決心をしたのだそうです。その途中、お腹が空いたので見回すと崖の上に黄金色のブドウ発見! 男は命がけで崖を上り、黄金のブドウをゲット。少しかじって下山すると、うずくまって動けなくなっているフクロウに会ったので、黄金のブドウを分け与えてやると、あら不思議!

まばゆい光に包まれて「よくここまでがんばったな。お前を仙人にしてやろう」との声が聞こえ、目が覚めたら、な、な、なんと!

フクロウの姿を借りた仙人になっていたのだそうです。(男 + フクロウ + 黄金のブドウ = フクロウ姿の仙人・・・)

男が半ば強引(?)な変身に喜んだのかどうなのかわかりませんが、黄金のブドウ鈴は山頂のパワースポットの象徴となっているようです。

 

 

・・・ということで、男が修行をしていた弥三郎岳(やさぶろうだけ)へ向かう。

ロープウェイパノラマ台駅から、片道15~20分です。

 

 

途中、白い砂の岩場を通って少し上ると、福仙人マークのついた展望台の塔に到着。

見晴らしが良いので、少し休憩。

 

 

弥三郎岳へ向かう途中、白砂山も良く見えました。

 

 

弥三郎岳登山口に到着。

 

 

ここから道が険しくなったので、私と小学生の娘はここで引き返し(帰りの最終ロープウェイ発車時刻まで残り20分だった)、夫と中学生の息子の二人で先へ進んでもらいました。

 

 

鎖を持たなくても上がれたそうです。

 

 

弥三郎岳の山頂に到着!

 

 

山頂からの眺め。

弥三郎岳の頂上は、大きな一枚岩で、富士山・甲府盆地・白砂山・南アルプス・金峰山・荒川ダムを見渡すことができます。

富士山から発する龍脈が金峰山を経由して弥三郎岳頂上に流れるので、この山頂が最大のパワースポットなのだそうです。

 

 

山頂の弥三郎権現(やさぶろうごんげん)。

水晶石の祠(ほこら)で、祀られているのは酒の神様。

なんでもその昔、弥三郎という酒作りの名人が羅漢寺に寺男として住んでおり、勝ち戦の祝い酒などを造って武田家に大変重宝がられていましたが、大酒飲みで失敗が多かったのだそうです。弥三郎は住職にいさめられて、一斗の酒を最後に禁酒を誓い、弥三郎岳から天狗になって消えてしまったと伝えられているそうです。

 

 

弥三郎岳・・・。

修行していた男がフクロウと合体してフクロウ姿の仙人になったり、大酒飲みの男が禁酒を誓って天狗になったり・・・。

不思議なパワーが満ちているのかもしれません・・・。

 

 

往復30~40分もあれば、弥三郎岳山頂へ行けるので、お時間と体力に余裕のある方は、登山してみてはいかがでしょうか♪

 

 

ロープウェイに乗り、麓にあるロープウェイ仙娥滝(せんがたき)駅へ戻ってきました。

 

 

たくさんの黄金色の鯉がいるのですが、

Golden Giant God・・・トリプルGこと、愛称「ジャイアン」がいるそうです!(たぶん、写真真ん中のデカイヤツ)

ジャイアンの写真を撮って記念の持ち帰ると、ビッグな金運をゲットできるかもしれないそうですよ。

ジャイアンの他、おとなしくて人懐こい「からしちゃん」もいるそうで、ぜひ探してみてください。

 

 

私達は午前中に【富士芝桜まつり】へ行き、午後から昇仙峡観光をしたため時間が足りず、ここで終わりになってしまいました。ロープウェイ乗り場から徒歩10分の所に、仙娥滝(せんがたき)があるので、お時間のある方はお忘れなく!

現地看板の、仙娥滝(せんがたき)の写真を貼っておきます。

仙娥滝は地殻変動によってできた高さ30mの滝で、昇仙峡渓谷一の人気スポットなのだそうです。

 

昇仙峡渓流沿いの道は通行止めになっていて石門などを見れずに終わってしまったので、また改めて訪れたいと思います。

 

楽しいお出かけになりますように♪

 

 

 

(この旅行記は2022年です)

 

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、JR中央本線甲府駅を下車し、甲府駅南口バスターミナル(4番のりば)でバスに乗り「終点 昇仙峡滝上」下車。

車で行く場合、昇仙峡ロープウェイ仙娥滝(せんがたき)駅前に無料駐車場があります。

料金

中学生以上の大人往復1300円、小学生以下四歳までは往復650円。

※昇仙峡ロープウェイの営業時間

4月1日~11月30日 始発9:00~上り終発17:10、下り終発17:30

12月1日~3月31日 始発9:00~上り終発16:10、下り終発16:30

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