【諏訪湖、諏訪湖間欠泉センター、無料の足湯】 水草の「ヒシ」が大量発生! 石彫公園のモニュメント前で記念写真を撮るのがオススメ♪

前回からの続きで、長野県の旅行紹介です。

今日は、諏訪湖(すわこ)の石彫(いしぼり)公園と、無料の足湯、諏訪湖間欠泉(かんけつせん)センターを紹介します。

旅行記

この旅行記は2013年のものですが、2022年に再訪した写真を追加しました。

 

諏訪湖(すわこ)の石彫公園の最寄り駅は、JR上諏訪駅です。車で行く方は無料の駐車場があります。

 

 

上諏訪駅の北にあるホテル「上諏訪温泉しんゆ」は前回紹介しましたが、諏訪大社四社巡り無料バスツアーから帰ってきた私達は、夕食まで時間があったので、上諏訪温泉しんゆの北側徒歩3分にある、「諏訪湖間欠泉(かんけつせん)センター」へ行きました。

→→【上諏訪温泉しんゆ】の記事はこちら・・・諏訪湖と諏訪湖祭湖上花火を眺められるホテル! 宿泊者限定で、無料の諏訪大社4社巡りバスツアーを開催している

 

 

 

諏訪湖間欠泉センター。

諏訪湖沿いに有るので、道に迷うことはありません。(上諏訪駅からは徒歩13分)

 

 

建物の裏(諏訪湖側)に、諏訪湖間欠泉がぽつんとあります。見学は無料です。

 

 

 

(諏訪市HPより抜粋)

温泉掘削中の昭和58年に噴出した間欠泉は、高さ50メートルまで自噴し、当時は世界第2位の高さとうたわれました。

この間欠泉を観光利用する目的で平成2年に間欠泉センターが開館しましたが、次第に間欠泉の自噴間隔が長引くようになり、やがて自噴が止まってしまいました

現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の冷えた温泉を取り除くことにより、間欠泉を噴出させています
現在(2016年)の噴出高は5メートル程に留まっています。
あらかじめご承知のうえ、見学してくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

・・・というわけで、天然ではありません。現在は人工的に噴出させています。

 

営業日は年中無休。
4月~9月9時00分~18時00分
10月~3月9時00分~17時00分

 

噴出時間は、平成21年10月1日より
9時30分
11時00分
12時30分
14時00分
15時30分
17時00分(4月~9月のみ)
で、見学は無料です。

 

 

私達は一番最後の時間帯で見学しました(訪れたのは2013年)。

 

えーー・・・・、まぁ、微妙です。

 

天然で自噴していたころの威力とは格段にレベルダウン。

 

しかも、私達が見学した2013年は10mの高さまで噴出していましたが、現在(2016)はその半分の5m

 

 

とりあえず、2013年の様子ですが、

①モワモワモワ・・・と蒸気があがってきた
②ブシューブシューとちょっとお湯が噴き上がってきた
③ブシューーーー!と10メートルの高さまであがる
④またすぐに ブシューブシューブシューと、下のほうでお湯が噴く

といった感じで、思わず「がんばれっ、がんばれっ」と声援をかけたくなる間欠泉でした。

 

 


ぶしゅしゅしゅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~!!!

 

 

 


しょわわわぁぁぁぁ~~~~~~~・・・

(がんばれっ、がんばるんだっ! もうちょい高くいきませんかっ)

 

 

繰り返しますが、昔は50m。

この記事を書いている2016年現在は、5mです。

 

 

私達が見た間欠泉で威力があったのは、静岡県の峰(みね)温泉のもの。

ブッシャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

きゃぁぁぁ、カメラがぬれるぅ~。

→→峰温泉大噴湯 新町の大ソテツの記事はこちら・・・静岡県。峰温泉の間欠泉も昔は50m。今は30m。

 

 

 

9年後の、2022年に諏訪湖間欠泉センターへ再訪しました!

 

 

前回訪れた2013年は、人工的に噴出させている様子を見ることが出来ましたが、2022年に訪れた際、「天然の温泉が自噴しているため、間欠泉の噴出は停止します。再開時期は未定です」の張り紙がありました。

→→あの「間欠泉」が止まる…諏訪湖畔で熱水噴き上げず 原因不明 長野県諏訪市・・・2022年3月中旬から間欠泉噴出停止。機器は故障しておらず、原因不明

 

 

近くの説明書き。

七ツ窯の由来

この付近一帯は昭和20年までは湖中であった。その湖中から大量の温泉が噴出しており、厳寒期は全面的に結氷するが、ここ七か所は水が張らずにいたことから七ツ釜(ななつがま)と称されていた。

またこの温泉を採取したのが市営温泉の始まりでもある。

このたび統合温泉公園を建設するにあたり、この噴湯は当時の七つ釜を模して七か所から湯けむりを断たせて作られたものである。

 

 

間欠泉センターのすぐ隣には、無料の足湯があります。

足湯の使用時間は、4月から11月は9時から18時半まで。12月から3月は9時から17時半までです。

足を拭くタオルやハンカチが無い人は、間欠泉センターでタオルを売っているので買いましょう。

諏訪湖をみながら足湯。気持ちが良いです。

 

 

この景色(奥に見えるのは諏訪湖)を見ながら足湯を楽しめるなんて、贅沢!!

2013年の秋に息子と訪れた時は10分くらい楽しみ、2022年の夏に娘と訪れた時は35分も足湯を楽しみました。(真夏でも足湯は気持ちがいい)

 

 

足湯は、絶えず源泉かけ流しなので、けっこう熱いです!

 

 

すぐ近くには、足ツボマッサージの凸凹道の「自然浴さんぽ路」もあります。

 

 

石を組み合わせた遊具や、滑り台もあるので、子供と遊ぶのにも良いですね。

 

 

他に、銅像や、

 

 

アートもいくつかあります。写真は諏訪湖のすぐ近くにある高島城をモチーフにしたもの。高島城は1598年に築城されあたかも水中から浮き出した形に見えたので「諏訪の浮城」と呼ばれたそうです。

 

 

 

 

間欠泉センターあたりには、カリンの木が植えられていました(写真は2013年の秋)。

カリンは、のど飴や果実酒に使われていますね。

 

 

カリンの実。レモンより大きいです。10〜11月に収穫。

 

 

諏訪湖では遊覧船も楽しめます。2013年は、かわいい亀の船。

 

2022年に訪れた際は、巨大な白鳥の船でした。

 

 

 

小型スワンもあります。

 

 

他に、カヤックや、貸し切り小型ボート、

 

 

レンタサイクルもあります。

 

 

諏訪湖はサイクリングロードが作られているので、自転車でぐるっと一周するのも楽しいでしょうね♪

 

 

2022年の夏休みに訪れた際、水草の「ヒシ」が大量繁殖していて、湖というよりかは草原のような景色になっていました。

ヒシは水底に根を張り、水面に葉を伸ばす水生植物で、日本では古くから比較的身近な植物。種子を食べるために摘んだり、ヒシ科の植物であるオニビシやヒメビシの種子を乾燥させると、忍者の使うマキビシになるのだそう。さらに「ひし形」の語源ともなっているのだそうです。

実はこの水草「ヒシ」は、高度経済成長期の水質汚染からくるアオコの大量発生が目立つようになった諏訪湖の、水質改善のために植えられたもの。それが、大量に増殖して、酷い時には諏訪湖の面積の約2割がヒシで埋め尽くされたようです。(スゴイナ!)

諏訪湖では手刈り、水草刈り取り船と合わせて年間500tを超える量を除去しているのだそう。

 

 

「湖らしい写真が撮りたい!」という方は、少し移動して、ヒシがない所を探しましょう。

景色がすごく良いので、気持のよい散歩を楽しめます。

 

 

赤丸で囲ったところにあるのは「初島」で、「初島神社」があります。

 

 


諏訪湖「石彫公園」にあるモニュメント。

 

 

迫力のある美しいモニュメントなので、記念写真を撮る方がたくさんいました。

 

 

諏訪湖。

中央構造線と糸魚川・静岡構造線が交差する、不思議な湖

 

数年連続御見渡りができず、明けの海となったのが気になります・・・。
地球環境の変化でしょうか。

 

 

 

2013年の旅行では、翌朝、北八ヶ岳の坪庭へ向かうため、上諏訪駅から茅野(ちの)駅へ向かいました。

次の記事はこちら

続けて長野県旅行を取り上げます。 旅行記 上諏訪温泉 しんゆ(親湯)の「四社巡りツアー」の翌日、上諏訪駅から茅野駅に移動し、蓼科高原ラウンドバスに乗りました。 平日だったせいか、乗客は私達を含めて2組だけでした。(もう一組は蓼科高[…]

 

 

2022年の旅行では、すぐ隣にある「タケヤ味噌会館」へ行きました。

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前回からの続きで、長野県の旅行紹介です。 今日は、長野県諏訪(すわ)市にある「竹屋味噌本社・タケヤ味噌会館」を紹介します。 旅行記 「竹屋味噌本社・タケヤ味噌会館」へは、JR上諏訪駅から北へ1km、徒歩で13分ほどの距離[…]

 

 

(この旅行記は2013年と2022年のものです)

 

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→→諏訪大社 ②上社本宮の記事はこちら

→→諏訪大社  ③下社春宮の記事はこちら

→→諏訪大社  ④下社秋宮の記事はこちら

交通アクセス

上諏訪駅から諏訪湖へ徒歩13分。

車で行く場合、無料駐車場があります。

近くの宿泊施設

上諏訪温泉しんゆ。上諏訪駅から無料シャトルバスが出ています。徒歩なら10分。

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