チョットnow記

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長野県旅行記

諏訪大社 ②上社本宮。昔は諏訪湖畔の御宮だった

投稿日:2016年5月10日 更新日:

前回からの続きです。

上諏訪温泉 しんゆ(親湯)の、諏訪大社4社めぐりツアー。

上社前宮の次は、2km離れた上社本宮に向かいました。

上社本宮は、諏訪大社4社の中で一番大きく、参拝客も多く、土産物屋や駐車場が立派でした。

「上社」と言われれば、普通この本宮を指すそうです。

旅行記・レジャー記

→→前記事 諏訪大社上社・前宮の記事はこちら(古代イスラエルとの歴史ミステリーも交えて)

上諏訪温泉しんゆの無料バスツアーは、前社から上社本宮へと移動しました。
2kmしか離れていないので、数分で着きます。

上社本宮は、4つある諏訪大社の中で一番大きなお宮で、建築物も多く、徳川家康が造営した四脚門などの建造物のうち6棟が国の重要文化財に指定されています。

ご神体は、上社前宮と同じく、守屋山(標高1650m)です。

昔は、上社で筒粥神事が行われていました。(現在は下社春宮で行われている)
諏訪大社 下社・春宮の記事はこちら・・・筒粥神事の事も書いています。

 

ちなみに御手洗のうち1つは明神湯という温泉で、諏訪温泉の源泉らしいです。

 

 

まず、北参道(正面)の鳥居をツアーの方々とくぐりました。
それにしても北参道の鳥居って珍しいですね。

靖国神社の記事でも触れましたが、神社の鳥居はたいてい南向きか東向きです。

諏訪大社上社本宮には東側にも鳥居があり、東鳥居は入口御門と線でつながっているので、東鳥居がメインの鳥居じゃないのかなぁと、調べてみたら、この北の大きな鳥居は昔は無かったらしく、本宮一之鳥居は、波除(なみよけ)鳥居だそうです。

諏訪大社と諏訪神社(from八ヶ岳原人さんのHP)・・・ こちらのページに波除鳥居のことが詳しく書かれています。

現在は波除鳥居から諏訪湖まで5kmほど離れているそうですが、昔はこの鳥居あたりまで諏訪湖があったと考えられているそうです。(昔は大きかったんだなぁ、諏訪湖)

 

一の鳥居である波除鳥居の場所ですが、現在メインとなっているこの正面鳥居の右手側の蓮池の向こう側にあるそうです。

一の鳥居に気づかない方、とっても多いんじゃないでしょうか。

ああ、この一の鳥居から入りたかった!!!

 

 

東参道の鳥居(二の鳥居)はこちら。

ニの鳥居は東に面しています。

昔、大祝(おおほうり・諏訪明神の現人神。前回紹介した前宮のページを見てください)は、この二の鳥居から入って巡拝し、御柱祭では御柱の侵入路として使われるそうです。

この向こうに、入口御門と、樹齢千年の大けやきがあります。

 

 


入口御門。重要文化財。1829年造営。
竜神様の彫刻がカッコ良いですね。
幕の模様は、諏訪大社神紋で、諏訪梶の葉です。

 

 


上社は根が4本の「諏訪梶の葉」で、下社は5本の「明神梶の葉」に、分かれています。

この入口御門の中の道が、布橋という重要文化財で、明治維新前までは大祝(おおほうり)だけが渡れ、布が敷かれていたようで、現在でも御柱祭の時は、神輿の通る道筋として布を敷くそうです。

中の道は、前宮経由で繋がる神体山の守屋山のエネルギーを引き込んで、拝殿に引き込む構造になっているそうですよ。

上社前宮と、上社本宮、守屋山山頂は、直角三角形で結ばれる位置にあり、ご神体である守屋山のエネルギーを受け取れる構造になっているのだそうです。

 

千年杉。

 

入口御門から布橋を進むと、左手側に、東宝殿、西宝殿があります。

両殿の間には、四脚門(別名 勅使門。1608年に徳川家康が建立させたという重要文化財)があり、斎庭(ゆにわ)を突っ切った向こう側に硯石(すずりいし)があります。

硯石は境内最上段に位置しており、上部の凹面に水を張っていることに由来し、神が降臨した磐座として信仰されたそうです。
硯石の写真は、私は撮っていないので、→from八ヶ岳原人さんHPでぜひご覧ください。

from八ヶ岳原人さんのHPは、波除鳥居のことも勉強させて頂きましたが、詳しくいろいろ載っているので勉強になります。

硯石は、江戸時代以前には現在の場所より奥にあって、人目に触れなかったのかもしれないそうです。

それにしても、石、石、石・・・と神社やパワースポットには石が多いですね。

 

 

 


布橋の左手側には大国主社、宝物殿、四脚門、硯石などがありましたが、右側には勅使殿と五間廊(ごけんろう)があります。

写真は、五間廊。重要文化財。
現在の建物は1773年の建造され、後に改築されました。
前宮は十間廊(じゅっけんろう)でしたね。

 

 

 

勅使殿。
大国主命社の向かい側、五間廊の隣にあります。
朝廷から来られた勅使が着座し、いろいろな神事がここで行われたそうです。
1620年頃に建造され、後に改築されました。

 

 

 

メドでこ。
メドでこは、御柱の前部と後部に穴をあけて差し込み、V字形に取り付ける木の柱です。
このメドデコにたくさんの氏子が乗るそうです。

御柱はモミの木ですが、メドデコは丈夫なナラの木でかつては10メートルを超え、1本に10人以上乗せた地区もあったそうですが、狭い道で着脱するなど祭りの進行の妨げとなる面もあり、今回の御柱祭では6メートル以下になっているそうです。
写真は平成22年に使われたものです。

 

 

 

本宮一之御柱(おんばしら)。
上社前宮と同じように、やはり本宮でも4本の御柱があります。
御柱の奥に、諏訪七石のひとつがあります。

 

 

 

一之御柱の手前にある梶(かじ)の木。
諏訪大社の神紋になっている原木です。

写真をよく見てください。二種類の葉っぱがあるのがわかるでしょうか。(丸みのある葉と、くびれた葉)

カジノキの樹高はあまり高くならず、10mほどで、葉は大きく、浅く三裂するか楕円形で毛が一面に生えるそうです。左右どちらかしか裂けない葉も存在し、同じ株でも葉の変異が多い不思議な木なのです。

古代から、神に捧げる神木として尊ばれた木です。

下社秋宮では、赤い実をつけたカジノキを見ることができました。
諏訪大社 下社・秋宮の記事はこちら

 

 

堀重門。
ここを通った先の左手側に拝所と拝殿、勅願殿(祈祷所)などがありました。(写真とっておらず・・・)

拝殿(重要文化財)の後ろに幣殿、左右に片拝殿が続く「諏訪造」と呼ばれる独自配置で、本殿はありません。

本宮は昔、極彩色の建物だったそうですが、織田信長の軍勢に火を放たれて焼け落ちたそうです。(神輿だけ山中に逃がれて助かった)

現在の建物は1830年から8年の歳月をかけて建立されたものだそうです。

 

織田信長の名前が出てきましたね。
織田信長は諏訪大社本宮隣の法華寺に半年の間、陣をとっていたそうです。
この間に、明智光秀は信長の怒りに触れ(理由が知りたいですね)、諸将の前で折檻されました。
このことが、本能寺の変の発端の一つとなっているそうです。

何があったんでしょうね・・・。

 

 

諏訪大社本宮の御神体は守屋山で、御祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)です。

 

タケミナカタノカミは、『古事記』では大国主神(オオクニヌシ・出雲大社の御祭神)の御子神となっているそうです。

鹿島神宮の建御雷神(タケミカヅチノカミ)と力比べをし殺されそうになり、「諏訪の地から出ない」と約束し、留まることになったそうです。

諏訪大社の『諏訪大明神絵詞』(中世成立)などに残された伝承では、タケミナカタは諏訪地方の外から来訪した神であり、土着の洩矢神を降して諏訪の祭神になったとされているそうですよ。

諏訪大社は複雑ですね・・・。

 

ちなみに、鹿島のタケミナカタ神と、諏訪のタケミカヅチ神の戦いは「相撲の起源」とされており、境内には雷電像があります。


雷電は、信州が生んだ江戸時代の大力士です。

江戸時代の力士ですから写真などなく、この像は横綱柏戸関がモデルとなっており、諏訪大社には多くの力士が参拝しているそうです。

 

 

さて、この後「四社めぐりバスツアー」は、諏訪湖の北側へ向かって走り「下社・春宮」へ向かいました。

上社に祀られている御祭神は建御名方神ですが、次に紹介する下社は八坂刀売神です。

この二神は夫婦です。

 

諏訪湖の御神渡(おみわたり)は建御名方神が、八坂刀売神に会いに行く時にできたとされる伝説があるようです。

御神渡の舞台となる諏訪湖。

 

3期連続凍らず、「明けの海」となり、御神渡はできませんでした。

しんゆツアーバスは諏訪湖を眺めながら、北へ向かいました。

→→諏訪大社 ③下社春宮。神様が2月から7月末まで祀られている御宮。万治の石仏。

 

 

関連記事

諏訪湖と関係のある記事です。

→→諏訪湖に異変。謎のミステリーサークル???

→→「君の名は。」の感想。 神様のことを「ムスビ」という。・・・新海監督作品「君の名は。」の糸守湖は、諏訪湖がモデルらしい。

→→諏訪大社 ①上社前宮の記事はこちら

→→諏訪大社 ②上社本宮の記事はこちら

→→諏訪大社  ③下社春宮の記事はこちら

→→諏訪大社  ④下社秋宮の記事はこちら

交通アクセス

前ページの前宮へのバス(茅野駅→前宮・大熊行き)に乗車し、上社か神社前で下車します。
茅野駅発、上社前宮・大熊行きのバスは1日に5本しか出ていません。
上社前宮行きバスについて。茅野市HP
茅野駅から出るバスよりも便利なのが、上諏訪駅から出ている「かりんちゃんバス」という市内循環バスです。
かりんちゃんバスのHP
乗車料金は一回150円とリーズナブル。上社入り口か神社前で降ります。
もっと便利なのが、前頁でも紹介した「上諏訪温泉しんゆ」の宿泊者対象無料ツアー。
上諏訪温泉 しんゆ(親湯)の、諏訪大社4社めぐりツアー。
上社本宮へ車で行く場合、普通車100台の駐車場があります。

近くの宿泊施設

上諏訪温泉しんゆ。上諏訪駅徒歩10分。無料シャトルバスもあります。

お得で便利な、旅の予約サイト

●国内旅館の予約
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●新幹線・航空券+宿泊予約は【JTB 新幹線・航空券+宿泊

●高速バス、夜行バスの予約は【ウィラートラベル

●バスツアーの予約は【クラブツーリズム バスツアー】。ツアーはラクで便利です。

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執筆者:チョットnow


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