【白ひげの滝】 青い池とセットでまわろう! 十勝岳の噴火により生まれた美しい滝を、ブルーリバー橋から見下ろす

前回からの続きで、五泊六日北海道旅行の紹介です。

旅はついに六日目、最終日!  北海道旅行は残り5記事です!

今日は、白ひげの滝を紹介します。

→→2018年5泊6日北海道旅行記の行程はこちら・・・5泊6日で36か所を巡りました。

旅行記

【青い池】を見た後、白金温泉 大雪山白金観光ホテルに泊まり、翌朝はホテルから徒歩3分のところにある、白ひげの滝へ行きました。

白ひげの滝は、前回の【青い池】に書きましたが、青い池の色の原因の一つである「アルミニウム」を含む水が流れている滝です。

 

 

前回の、【青い池】の写真をもう一度貼っておきます。

白ひげの滝から流れるアルミニウムを含む水と、美瑛川の水が混ざるとコロイド粒子ができ、それに太陽の光が当たると、波長の短い青色が散乱されて、青色に見えます。

その水が溜まったのが、青い池。

 

 

青い池と白ひげの滝は、車で5分くらいしか離れていないので、セットで回るのをオススメします。

 

 

ちなみに、白ひげの滝のある辺りは、白金温泉(しろがねおんせん)という温泉街で、ホテルがたくさんあります。

【青い池】【十勝岳展望台】にも近いですし、宿泊料金もそんなに高くないのでオススメ。

 

 

白ひげの滝に向かってテクテク歩く。

奥に見えている山は十勝岳連峰(とかちだけれんぽう)です。

 

 

十勝岳は常時観測されている50の活火山の一つです。十勝岳が噴火した際の避難経路が書かれた看板がありました。

大正15年の十勝岳噴火で、この辺りは泥流に飲み込まれてしまった過去があり、1989年には十勝岳が小噴火し、美瑛町と上富良野町の住民約300名が一時避難しました。

 

 

白ひげの滝は、ブルーリバー橋から見えます。

公共交通機関で行く場合、美瑛駅から道北バスに乗り、びえい白金温泉のバス停で下車、徒歩約3分。
車で行く場合、道道966号線の橋を渡ってすぐのところにある公共駐車場を利用。

私達はホテルから歩いていきました。

 

 

写真左奥から来ているのが、美瑛川(びえいがわ)。

写真右の滝が「白ひげの滝」で、アルミニウムを含んでいます。

この二つの水が混ざることにより、コロイド粒子ができ、それに太陽の光が当たって青色の波長が散乱されることにより、独特的な青色に見えます。

 

 

この日はお天気が良かったため、青色が鮮やかに見えました。

天気によっては青色が見えづらいそうです。

 

入浴剤を溶かしたかのような青色が美しいです。

この水が溜まった人工池が、ガイドブックやカレンダーで有名な「青い池」です。

→→【青い池】の記事はこちら・・・白ひげの滝から車で5分。

 

 

 

現地の看板より。

白ひげの滝は、17万年前にできた平ヶ岳(ひらがたけ)熔岩と、約30万年前の土石流で流れてきた砂やレキの間から流れています。

 

最後に、もう一度、白ひげの滝の写真を貼っておきます。

写真右上あたりが見やすいと思いますが、黒い岩盤(約17万年前の古い溶岩)と赤茶色の層(約30万年の土石流)が、二段のスポンジケーキみたいになっているのがわかるでしょうか。

十勝岳の噴火によりできた二つの層の間から流れ出てくるのが、白ひげの滝です。

 

 

次の目的地は、温泉街からも良く見える十勝岳。

・・・といっても、山に登ったわけではなく、十勝岳連峰が良く見える「十勝岳展望台」に行ったので、紹介します。

白ひげの滝からは、車で10分ほどの距離です。

 

次の記事はこちら

前回からの続きで、五泊六日北海道旅行 六日目の紹介です。 北海道の旅行最終日! 朝一で白ひげの滝を見た後は、車で10分ほど離れた十勝岳展望台(とかちだけてんぼうだい)へ行きました。   →→2018年5泊6日北[…]

 

(この旅行記は2018年です)

 

関連記事

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美瑛町の観光記事です。

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、美瑛駅から道北バスにのり、びえい白金温泉のバス停で下車、徒歩約3分。

車で行く場合、道道966号線の橋を渡ってすぐのところにある、公共駐車場を利用。

近くの宿泊施設

白金温泉 大雪山白金観光ホテル。

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