前回からの続きで、五泊六日北海道旅行 六日目の紹介です。
北海道の旅行最終日!
朝一で白ひげの滝を見た後は、車で10分ほど離れた十勝岳展望台(とかちだけてんぼうだい)へ行きました。
旅行記
十勝岳展望台は、美瑛白金(びえいしろがね)温泉から車で10分で、北海道の中央あたりに位置します。
展望台駐車場は50台ほど停められ、無料。
私達が訪れた時は、自衛隊の車が一台止まっており、自衛隊員が噴煙を上げる十勝岳(とかちだけ)を眺めていました。
前回も書きましたが、十勝岳は常時観測されている50の活火山のうちの1つです。(日本には活火山が111あり、そのうち50はずっと観測されている)
十勝岳の大正の噴火では大規模な火山泥流を起こし、富良野川流域と美瑛川流域に大災害をもたらしました。(死者行方不明者約150人)
8月末、十勝岳展望台からの眺め。
右が石垣山で、左の雲がかかっている山はベベツ岳だと思う。
噴煙が見えました。
噴煙のアップ。
十勝岳展望台からは、雄大な十勝岳連峰を眺めることができます。
娘(ピンクの服を着ている幼児)の、右ななめうしろに人がたくさん集まっているのが見えるでしょうか。
あそこは「望岳台」と刻まれた石とケルンがあり、記念撮影スポットになっていました。
グーグルマップから持ってきた画像。
私達が訪れたのは晴天だったため、十勝岳連峰が良く見えましたが、曇天時に訪れると山並みは見えないようです。
ぜひ、晴天時を狙って行ってください。
登山道にはたくさんの石積みがありました。
私達は十勝岳を眺めて終わりでしたが、年配の登山客がぞろぞろと山へ向かって歩いていきました。
十勝岳には3つのルートがあり、展望台から入るコースが一番容易なのだそうです。
十勝岳連峰は、大雪火山群、石狩岳連峰と共に「大雪山国立公園」に指定されています。
大雪山国立公園は、日本の国立公園の中で最も広く、北海道内で最高峰の大雪山旭岳(だいせつざんあさひだけ。2291m)を擁します。この日の昼から旭岳を見に行ったので、また後日記事にします。
現在(2019年冬)、十勝岳の噴火警報レベルは1です。活火山であることに留意し、火口周辺には近づかないようにしましょう。
グーグルマップの航空写真。
十勝岳はこのように雪渓がたくさん残る美しい山です。(8月はほとんどが溶けてしまうそうですが)
雄大で、美しい山だなぁ・・・と感動しました。
【青い池】や白金温泉から近いですし、駐車場も無料なので、お天気の良い日はぜひ訪れてください。
次は、四季彩の丘(入場料・駐車場無料)を紹介します。
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(この旅行記は2018年です)
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交通アクセス
美瑛白金(びえいしろがね)温泉から車で10分。駐車場は無料です。
公共交通機関で行く場合、十勝岳展望台行きのバスはありませんので、白金温泉からタクシー利用。
料金
無料。