【川崎市伝統工芸館】 生田緑地で、藍染体験ができる! 

今日取り上げるのは、神奈川県川崎市多摩区の「生田緑地(いくたりょくち)」にある伝統工芸館です。

前回紹介した【日本民家園(生田緑地内)】の端にある施設です。

お手ごろな料金で藍染ができるので、オススメです。

レジャー記

私達は生田緑地の民家園から伝統工芸館へ行き、土日祝日最終14:30の回に藍染体験をしました。

→→日本民家園の記事はこちら・・・すぐ近くにあります。

 

伝統工芸館は無料で入れますが、民家園の中から入る場合は民家園入場料500円かかります。

節約したい方は、民家園側じゃない西口から入りましょう。

藍染体験は基本的に予約不要ですが、五名以上の場合は事前に連絡が必要だそうです。

 

この日は藍染体験で汚れてもかまわないように色の濃い服、黒い靴を着用していきました。

ハンカチとバンダナのどちらを体験しようか悩んだのですが、ハンカチにしました。

ハンカチと言っても、100均ショップのバンダナくらいの大きさがあり、お弁当を包んだりにも使えるそうです。

バンダナは45cm四方で大きいのでデザインに困る方が多いんだとか。
だから、ハンカチがオススメですよ、とのことでした。

 

 

伝統工芸館の中には8基の「藍がめ」があります。
壁には藍染の作品や、染料の元になる藍の展示がありました。

 

 

模様を作るのに使用する道具たち。

ビー玉、小豆、棒、洗濯ばさみ、輪ゴム、フィルムケースなどがあります。

体験前に先生から模様の作り方を教えてもらえますので、しっかりと聞きましょう。

藍染体験は、3歳くらいから可能です。
男女、年齢に関係なく、みんな気軽に楽しめます。

 

 

私は大雑把な正確なので、とにかくいろんな模様を実験的に楽しむことにしました。

ビー玉をいれたり、小豆を入れたり、いろんな洗濯ばさみでつまんだり、くしゅくしゅしたり、棒をねじこんだり・・・。

息子の分と自分の分を、30分くらいでやらないといけないので、とにかくスピード勝負。

 

 

夫は私と正反対で、几帳面で丁寧な性格。
ハンカチを折って、頭の中でデザインしながらコツコツ下準備・・・。

 

 

藍がめに浸して、染みこませたもの。

折り重なっているひだを開いて、全ての面を空気に触れさせます。

すると染色液が酸化して、緑色から濃い藍色に変わります。

この後、水色にするところの部分だけ、部品を外します。

白く残したい部分は、部品を外さないで、二度目の染色。

二度目の染色が終わった後は、再びひだを開いて空気に触れさせて酸化させ、色止めの酢酸液に浸して流水水洗し、部品を全て外します。

 

 

ちゃちゃっと直感的に作った私の作品。

真ん中の棒で作った模様が一番のポイント。

いくつかある花火みたいな丸い柄はビー玉です。

複数個ある水色の丸い模様は、先端が丸い洗濯ばさみ。

左下のモヤモヤ模様は、はしっこをキュッと結んで作ったもので、右下のモヤモヤはとにかくクシュクシュして洗濯ばさみでとめた模様です。

 

ビー玉以外の部品を途中で外したため、水色の多い作品となりました。
(真ん中の模様を水色じゃなくて、白にしたほうが良かったなーとちょっと後悔が残る・・・)

息子の作品は私が手伝ったので、これと似たような仕上がりに。(息子は途中で部品を外さなかったので、藍色と白色の2色作品になりました。)

 

 

夫の作品。

うまいね!

 

なにげに夫は、私よりも針仕事やケーキのデコレーションが丁寧で上手いです。

 

 

所要時間は一時間半くらいでしょうか。

とても気軽に、楽しくできるので、オススメです。

出来上がったハンカチは、小さなビニール袋に入れて持ち帰ります。

家に帰った後、石鹸をつけて手洗いをして余分な染料を落とします。だいたい3回くらい洗うと、余分な染料が落ちて、色移りしなくなります。

 

 

とても良い思い出になるので、ぜひ楽しんでくださいね。

 

 

自宅で楽しみたい方は、愛染めキットもあるようです。

 

 

今回は藍染の紹介でしたが、その他伝統工芸を体験したい方は、神奈川県愛川町の工芸工房村がオススメです。(宮ケ瀬ダムとあわせて観光できます)

→→工芸工房村の記事はこちら・・・藍染、紙漉き、機織り、陶芸などができる。

 

(このレジャー記は2016年です)

 

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交通アクセス

JR南武線・小田急線 登戸駅前から、生田緑地行きのバス(藤子・F・不二雄ミュージアム前経由)に乗車。東ビジターセンター前のバス停まで連れて行ってもらえます。
(午前10時台~午後4時台に1時間に1本の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です)

または小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より、市バス【溝19】おし沼経由「溝口駅南口」行き、「生田緑地入口」下車。
徒歩約3分で東口ビジターセンターに到着します。

生田緑地には、東口と西口に有料駐車場があります。
平日、岡本太郎美術館・かわさき宙と緑の科学館(プラネタリウム)・川崎市立日本民家園のいずれか2施設以上を見学した方は、入庫後最初の2時間(400円)超過後の追加分が最大で2時間分無料になります。

料金について

伝統工芸館は無料で入れますが、民家園の中から入る場合は民家園入場料500円かかります。
節約したい方は、民家園側じゃない西口から入りましょう。

藍染体験は基本的に予約は要りません。
45cm×45cmハンカチ620円
60cm×60cmバンダナ820円

その他、持ち込み染料で布1gにつき16円かかります。

5名以上での体験や、持ち込み染料を行う場合は予約を入れましょう。

団体で貸切の時があるそうなので、当日定員に空きがあるか不安な方は事前に電話してきくのがよいと思います。

開館時間9時半から17時。
11月から2月は16:30まで。
9時30分~11時、13時~14時30分(11月~2月は14時)までに受け付けをしましょう。
※土・日・祝日のみ3回制 (1)10時~/(2)13時~/(3)14時30分~
休館日は、毎週月曜日。月曜祝日の場合翌日休み。

近くの宿泊施設

ホテルモリノ新百合丘。向ヶ丘遊園駅から4駅離れた新百合ヶ丘駅出てすぐ。

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