今日、ネットサーフィンをしていたら、こんな記事を見つけました。
日本初となる「食べられる培養肉」が登場。
「培養肉」とは、動物の細胞を研究室で育ててつくる肉のことで、日清食品ホールディングスなどは、すべて食べられる素材のみで「培養肉」を作ることに、日本で初めて成功したと発表した。
日清は2025年3月までに、「培養ステーキ肉」の実現を目指している。
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培養肉の写真。
もう一つ、こちらの記事もどうぞ。
動物の細胞を増やして作る「培養肉」の自動生産を目指して、大阪大と島津製作所などが協業することを28日、発表した。3Dプリンターを用いて肉独特の食感などを再現できる技術で自動生産する。令和7年に開催される2025年大阪・関西万博での提供を目指す。
培養肉は動物の筋肉や脂肪の細胞を培養して増やして固め、人工的に作る。培養肉は従来、ミンチ状だったが、大阪大などの研究チームは、3Dプリンターを使って筋肉や脂肪などの繊維を作ることに成功。それらをまとめて肉片を作り、食感なども再現することができる技術を持つ。
畜産の環境問題は、近年よく見かける話題の一つですね。
【なぜ肉はこの世で最高にして最悪の物なのか(動画は約9分です)】
牛のゲップやおならには二酸化炭素の25倍に相当する温室効果ガスのメタンが含まれる上に、牛の飼育には広大な土地や大量の穀物と水が必要とされるそうです。
わが家も近年、健康と環境問題に配慮して、牛肉を食べるのは半年に一度の合い挽きミンチくらい。豚肉を食べるのは週に1回あるかないか。鶏肉は週に1~2回くらいです。
去年、私が乳がんを患ったこともあり、肉を食べる回数はさらに減りました。
環境問題と健康問題から、動物のお肉ではなく大豆のお肉「ソイミート」に移行しようと思い、近所のスーパーでマルコメダイズラボの「大豆のお肉(レトルト)」と、豆腐屋さんの三代目茂蔵(しげぞう)の「大豆のお肉(乾燥)」を購入。
マルコメダイズラボ 大豆のお肉フィレタイプ。90g入りで250円くらいでした。
生姜焼き、ホイコーロー、八宝菜などで、お肉の代わりに使うと美味しいと書いてあります。
とりあえず、焼き肉のたれで焼いてみました。食感は肉に近いのですが、ちょっと酸味がありました。
次は同じくマルコメダイズラボのミンチタイプを試食。
ハンバーグ、マーボーナス、ミートソースなどに使うと美味しいと書いてあります。こちらも焼き肉のたれで焼いてみましたが、食感は肉に近く、フィレタイプと同じく酸味がありました。後日、マーボーナスに使用しましたが、焼き肉のたれで食べるよりもおいしく感じました。
マルコメのレトルトタイプ大豆ミートの次は、豆腐屋さんの「三代目茂蔵」の乾燥タイプ大豆ミートを試食。
マルコメのダイズラボは冷蔵庫から出してすぐに使えましたが、茂蔵の大豆ミートは乾燥タイプなので、使用前にお湯に30分くらいつけて戻す必要があります。
真ん中の赤線左側がマルコメダイズラボのミンチ、右側が茂蔵の挽肉みたいな大豆のお肉。
マルコメの大豆ミートは酸味がありますが、茂蔵のものは味が無く食べやすいです。
カレーに茂蔵の大豆ミンチを入れて食べました。見た目はしっかり粒があるのに、口に入れると溶けてしまい、大豆ミートの味も食感も感じないという、不思議なカレー。
「まぁ、これはこれでアリだね。タンパク質も摂れるし」
と、家族のウケも良かったです。
次は、豚肉みたいな大豆のお肉。
これもぬるま湯で30分戻した後に使用します。お決まりの焼き肉のたれで食べてみました。見た目はしっかり豚肉に見えたものの、味は淡白。「まぁ、悪くないね」と言った感じ。
水に戻すと増えるので、余った分は細切りにしてハヤシライスに入れて食べました。
最後は、鶏肉みたいな大豆のお肉。
これもぬるま湯に30分浸してから使用。焼き肉のたれで焼いて食べましたが、ソイミートが分厚くてグニグニしており、「うーん・・・、これを食べるならミンチタイプの方が美味しいな」と思いました。
唐揚げ粉をまぶして揚げると美味しいと書いていたので、残りは唐揚げに。
鶏のから揚げと比べてジューシーさはありませんが、タレ焼きにして食べるよりもずっと美味しく、子供ウケが良かったです。
マルコメダイズラボの「大豆のお肉」は袋から出してすぐに使えるので便利なのですが、酸味があるので、まずはミンチタイプから試すのがオススメ。アマゾン、楽天の他、スーパーでも買えます。一袋250円くらい。
ぬるま湯で30分もどしてから使う三代目茂蔵の「大豆のお肉」は、一袋130円くらいで買えます。近くに店舗が無い場合、オンラインショップで購入できます。(店舗で買う方が安いです)
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