今日取り上げるのは、三重県鳥羽(とば)市の鳥羽水族館。
関西で大きな水族館というと、大阪の海遊館、三重の鳥羽水族館、京都水族館でしょうか。
ウィキペディアによると、全国第一位の入館者を誇るのは海遊館で、第二位が鳥羽水族館なのだそうです。
1位、2位ともに関西なんですね。
ちなみに、関東で一番お客さんが多いのは、葛西臨海(かさいりんかい)水族園です。
旅行記
私(和歌山市出身)が鳥羽水族館に初めて訪れたのは、高校生の時でした。
最後に訪れたのは結婚する半年前の2006年で、前回の伊勢安土桃山文化村と同じく、まわりゃんせで入場しました。
鳥羽水族館は、JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分。車で行く場合、有料駐車場があり、普通車800円です。
鳥羽水族館の料金は、大人2500円、小中学生1300円、3歳以上の幼児は600円です。(2021年の料金)
開館時間は9時17時まで。
この水族館の見どころは、「人魚の海」の、ジュゴン。
なんだかオバケみたいなポーズしてますね。
鳥羽水族館は、日本で唯一、ジュゴンを飼育展示しています。
その飼育日数は世界記録11,475日(31年5か月)だったのですが、オスのジュゴン「じゅんいち」は2011年2月10日に推定33歳で亡くなったそうです。
現在はフィリピンから贈られたメスの「セレナ」を飼育展示しているそうです。
この写真は、じゅんいち。つぶらな目がかわいいですね。
昔は沖縄近海にもジュゴンが生息していましたが、現在では見られなくなっているそうです。
水槽の底にボテッとした石のようなものが2つ沈んでいるのは、アフリカマナティです。
マナティはジュゴンよりも太っていて、尻尾がしゃもじみたいに丸いです。ジュゴンの尻尾はイルカとよく似ています。
ジュゴンもマナティも初めて見たので感動しました。
両種とも人魚伝説のモデルとなったそうで(うーん、似てるかなぁ?)、とってもかわいいですね♪
ちなみに、ジュゴンとマナティを一緒に飼育している水族館は,世界でもここだけなのだそうです!
ラッコ。2006年の写真。
ちなみに、日本で初めてラッコの赤ちゃんが誕生したのは、鳥羽水族館だそうです。
これは、和歌山県白浜町の【アドベンチャーワールド】の記事の写真ですが、鳥羽水族館ではメイちゃんと、アドベンチャーワールドから引っ越ししてきたキラちゃん(写真のラッコ)の、2頭を飼育しています。
2021年現在、日本国内でラッコを飼育展示している水族館は、福岡県のマリンワールドと、三重県の鳥羽水族館の、二館のみです!(関東ではもう見られません)
理由は、以前、旧サンシャイン水族館の記事に書きましたので、併せてご覧ください。
セイウチ。これも初めて見ました。
セイウチは、11:00、14:00の2回、アクアプロムナードでショーをしています。
ほかに、アシカ、アザラシ、トドもいました。
鳥羽水族館は、海獣の展示が豊富なので、海獣好きさんにはぜひ訪れてほしい所です。
メインのショーはイルカではなく、アシカでした。華麗なジャンプ!
アシカショーは、10:00~、11:30~、13:00~、15:30~の一日4回。
2006年はペリカンのお散歩が見られたのですが・・・、現在はやっていないのかな。HPを見るとペンギン散歩になっていますね。
写真に撮っていませんが、セイウチふれあいタイムはオススメです! 11:00~ 、14:00~の、一日二回なので、お見逃しなく!
ある意味、一番脳裏に焼き付いている思い出。
見ちゃいけないところに目がいく・・・。(股の破れから水入ってこないのかなぁ? 今でも気になる)
スナメリ。
白いイルカと言えば北極圏のベルーガ(海のカナリヤといわれるくらい泣き声が綺麗)が有名ですが、スナメリは灰色でベルーガよりも小さく、瀬戸内海や伊勢湾に生息しています。
鳥羽水族館では、2017年5月25日にスナメリの赤ちゃんが誕生し、オス3頭+メス5頭+赤ちゃんの全9頭を飼育しているようです。
スナメリの飼育はとても力を入れているようで、世界で初めて飼育下での繁殖に成功し、長期飼育の世界記録も更新したそうです。
イロワケイルカ。これも初めて見ました。
我が家の神ゲーム「フォーエバーブルー海の呼び声」で、一番最後に仲間に出来るイルカが、イロワケイルカ!
別名パンダイルカともいわれるそうです。
あまり水族館で見ない種類ですよね。
他に、クリオネや、クラゲの展示もありました。
ピラルク。
アマゾンの生き物では他に、なまずの仲間や、ピラニア、電気うなぎの展示もありました。
生きた化石ともいわれるカブトガニ。
1日のうち9割の時間は休息しているのだそうで、日本近海にたくさん生息していましたが、環境破壊などで大きく数を減らしているそうです。
カニよりはクモやサソリに近いのだそうで、これのミニサイズのカブトエビを田んぼでよく捕ったなあ。なつかしいぃぃい。
ちなみに、カブトエビとカブトガニは、全く別の種類らしい。
チョウザメ。キャビアで有名ですね。
オウムガイ。
鳥羽水族館は、ジュゴンとスナメリだけではなく、オウムガイの飼育世界記録も保持しています。
さすが飼育種類数日本一の水族館ですね~。
足が多すぎるタコの標本。
タコの足は8本ですが、このタコには56本の足があります。
鳥羽水族館では、この他に85本足のタコ標本もありました。
館内で面白かったのは、「シェルズコレクション 」という展示で、たくさんの貝が展示されていました。
また、土曜日・日曜日限定で、水族館の舞台裏を探検する「うら側探検隊」を実施しているようです。
久しぶりに、行きたくなってきました♪
楽しいお出かけになりますように♪
次は、鳥羽湾めぐり・いるか島を紹介したいと思います。これも、伊勢安土桃山文化村、鳥羽水族館と同じく、まわりゃんせでお得に利用できます。
まわりゃんせを利用した2007年の三重県観光の続きです。 伊勢安土桃山文化村 ↓ 鳥羽水族館 の次は、鳥羽(とば)水族館のすぐ近くから船が出ている鳥羽湾めぐりと、イルカ島散策を楽しみました。 旅行記 イルカ島は正式名[…]
(このレジャー記は2006年です)
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交通アクセス
JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
公共交通機関で三重県旅行をする方は、まわりゃんせがとってもお得です。
→まわりゃんせはこちらでご覧ください
車で行く場合、一日一回800円の有料駐車場があります。
料金について
大人2500円、小中学生1300円、3歳以上の幼児は600円です。(2021年の料金)
まわりゃんせの提携施設なので、お得に利用できます。
→まわりゃんせはこちらでご覧ください
年中無休 9:00~17:00。夏休みは8:30~17:30。
入館は、閉館時間の1時間前まで。
近くの宿泊施設
戸田家。鳥羽駅の近くです。