数回にわたって箱根フリーパスを利用した旅行を取り上げたのですが、今回と次回は小田原を取り上げたいと思います。
小田原駅~箱根湯本駅間は、電車で15分(310円)しか離れていませんので、箱根観光とあわせるのも楽しいかと思います。
私達が訪れたのは、2013年7月で、当時4歳の息子が七夕の短冊に「ろまんすかーにのりたい」と書いたので、その願い事をかなえてあげるために、箱根湯本駅まで特急ロマンスカーホームウェイ号(EXE)で移動し、そばを食べて、また小田原方面へ戻り、鈴廣(すずひろ)のかまぼこの里へ行きました。
鈴廣(すずひろ)のかまぼこ・・・、小田原駅前に大きなお店がありますね。
土産物として、買っていかれる方も多いのではないでしょうか。
午後からは、小田原城に移動し、小田原ちょうちん祭りを見て、ロマンスカーのMSEに乗って帰りました。
今回は、鈴廣(すずひろ)かまぼこの里、かまぼこ博物館について取り上げたいと思います。
見学記
小田急ロマンスカーは、新宿~箱根湯本を約90分で結びます。
VSE(白)、MSE(青)、EXE(茶色っぽい)、LSE(赤)の四つの車両があり、息子の希望で、小田急江ノ島線でよく見かけていたEXE号を往路で、青くて綺麗なMSEを復路で乗りました。
こちらが、EXE号。ロマンスカーの中で、一番地味な気がしますが、運行本数は一番多いです。
この電車に乗って、箱根湯本駅まで行き、駅前観光と、赤くて綺麗なあじさい橋を見て、おそばを食べました。
箱根湯本駅周辺は、蕎麦屋が多いです。
フラフラ歩いて気になった店に入るのも良いですし、ぐるなびで、お店を探すのも楽しいかと思います。
おそばを食べた私達は再び箱根登山電車に乗り、2駅小田原寄りの風祭駅へ行きました。乗車時間は10分、料金130円。
鈴廣(すずひろ)かまぼこの里。
かまぼこ博物館、鈴なり市場、箱根ビールショップなどが広い敷地に集まっています。
観光バスもたくさん来ていました。
ユルキャラ「グッちゃん店長」。
顔出しパネルで撮影した後、小田原市の「街かど博物館」に指定されてる「かまぼこ博物館」へ行きました。
・・・と、ここで、かまぼこ博物館公式HPからお知らせです。
かまぼこ博物館は、2016年8/29より改装工事のため休館させていただきます。
2016年9/22に、1Fかまぼこ・ちくわ手づくり体験などの「伝統と技のフロア」 と2F「かまぼこ板絵美術館のフロア」がOPENいたします。
2016年10/22に、3Fに新たな体験を楽しめる「食と科学のフロア」がOPENいたします。
3F体験プログラム詳細と予約の受付は、9/1よりご案内いたします。
休館中はご不便をおかけいたします。是非、OPENを楽しみにお待ちくださいませ。
あら~~、なんてタイミングが悪い!
明日(2016年8月29日)から、リニューアル工事で一か月ほど休館じゃないですか
けれど、ここまで書いちゃったので続けたいと思います。
中はこんなふうに、楽しく魚とかまぼこについて学べるコーナーになっていました。
無料でもらえるカマボコ雑学の紙もそこらじゅうにあり、勉強になります。
後ろに映っているのは、かまぼこの手作り職人がかまぼこを仕上げる作業場です。
私達が訪れた時は、だれも居ませんでした。
写真に撮っていませんが、このかまぼこ館で「かまぼこ・ちくわ作り体験」ができます。
・かまぼこちくわ作り体験ページ
現在の体験は、かまぼこ・ちくわ作り体験のみですが、リニューアルオープンした後は、かまぼこキッチンラボというところで、「あげかま手作り体験教室」「オリジナル板わさづくり教室」「たんぱく質を見つけよう実験教室」の3つも追加されるようです。
これら新しい体験プログラムの受付は、2016年9月1日から受付開始だそうですので、興味のある方、予約してみてはいかがでしょうか。(10月22日以降の体験になります)
1982年より行っている「小さな美術展かまぼこ板絵国際コンクール」作品常設ギャラリー。
ハコフグ帽子をかぶった魚博士、さかなくんの作品です。
かまぼこの板を何枚も張り合わせて作られた作品です。
「ギョギョギョ~~~っ、おギョうず(上手)でギョざいますね~~~!」
こちら、ちょっと私が映りこんでいて見えづらいのが申し訳ないのですが、演歌歌手で画家の八代亜紀さんの作品。
左がモナリザ、右がダビンチですね。
さすが、画家です!
うまい!
「おでんくん」や、「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン」の著者、リリー・フランキーさんのかまぼこ板絵。
ずいぶんカワイイ作品をおつくりになるんですねぇ。
片岡鶴太郎さんの作品。迫力ありますねぇ・・・。
すべての作品が個性的で、見ていて楽しかったです。
4ヶ月毎に展示作品の入替をしているそうです。
リニューアルオープンした後は「かまぼこ板絵美術館」となるそうなので楽しい作品をぜひご覧になってください。
最後に、箱根ビールショップへ。
左の黒いビールが「小田原エール」で、イギリスの伝統的なビールの一つ。
右は、「箱根ピルス」で、世界で主流になっているタイプのビール。
お値段は二つとも一緒でした。(530円?)
ネットでも購入できます。
ビールと言えば、やっぱり食べるものが欲しくなるので、鈴なり市場へ行って、かまぼこ、揚げ物を買って食べました。
おもしろいのが鈴なり市場の「かまぼこバー」で、平日9:00~16:00/土日祝9:00~17:00の間、かまぼこの食べ比べが出来ます。
かまぼこソムリエが、3種類(超特選蒲鉾 古今・特上蒲鉾・謹上蒲鉾)のカマボコ一切れずつ出してくれます。(500円)
カウンターのかまぼこソムリエにいろいろ話を聞くのも面白いでしょうね。
地ビール&カマボコを楽しみたい方は、ぜひロマンスカーで小田原へ♪
最寄り駅である風祭駅は、小田原駅から箱根湯本方面へ2駅です。
風祭駅の隣、入生田駅のすぐ近くには「神奈川県立生命の館・地球博物館」もあり、楽しめます。
さらにその一駅先は箱根湯本です。
この後、箱根登山電車に乗って小田原駅へ行った私達は、小田原ちょうちん祭りを見ました。
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→→大涌谷と黒たまごの記事はこちら・・・箱根町
交通アクセス
小田原駅から箱根登山鉄道に乗り、箱根方面へ2駅先の風祭駅で下車、徒歩すぐ。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
車で行く場合、300台無料で停められます。
料金について
全て無料で入れます。
かまぼこ博物館では、ちくわ・かまぼこ作りをしており、予約制で有料です。
水曜日のみ、ちくわ作り・・・参加料は一人500円。(一日に6回開催。定員各回40名)
水曜日以外は、かまぼこ・ちくわ手作り体験・・・参加料は一人1500円です。(一日に5回開催。定員各回40名)
小学生未満の子供は保護者同伴で参加。(参加費は実際作る人の分のみ)
・ちくわ、かまぼこ作り体験申し込みページからか、電話での予約が必要です。
かまぼこ博物館の営業時間9:00~17:00
鈴なり市場(みやげものを買える)は、18時まで。土日祝日は19時まで。
近くの宿泊施設
箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル。風祭駅から2駅離れた箱根湯本駅出てすぐ。
ホテル ポシュ。風祭駅から2駅離れた小田原駅出てすぐ。