今日は、新海誠監督の映画「君の名は。」のラストシーンで登場した、東京都新宿区四ツ谷の「須賀(すが)神社」を紹介します。
参拝記
四ツ谷の須賀(すが)神社への交通アクセスは、メトロ四ツ谷三丁目駅から徒歩8分。または、JR四ツ谷駅から徒歩11分。
車で行く場合、駐車場が無いので、付近の有料駐車場を利用。
私はJR線四ツ谷駅から歩いて行きました。その途中で、キリスト教関連ショップの【ドン・ボスコ社】、修道院の製品が買える【サン パオリーノ 東京四谷】、イエズス会が運営している【カトリック麹町 聖イグナチオ教会】を見かけたので、寄りました。
須賀神社ですが、上のマップのように女坂と男坂があります。
新海誠監督の映画「君の名は。」のラストシーンで出てきたのは、須賀神社の「男坂」の方です。
須賀神社入り口の看板と、奥に見える長い階段が「男坂」。
「君の名は。」のラストシーンで、三葉ちゃんと瀧くんが出会う階段!
私は新海誠監督の作品を全て見ているのですが、ダントツで好きなのが、「君の名は。」です♪
ちなみにこちら、女坂。
女坂には須賀神社の由緒書きがあります。
大鳥居。
須賀神社社殿。
須賀神社は江戸初期から四谷の地に鎮座する四谷十八ヵ町の鎮守様で、毎年六月に行われる御祭礼は、古くは四谷の「天王祭り」といわれ、江戸の五大祭りの一つとして有名だったそうです。
社名の「須賀(すが)」とは、須佐之男命(スサノオノミコト)が出雲の国で八俣の大蛇(ヤマタノオロチ)を討ち、クシナダヒメを妻にした後、出雲の須賀で「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と言い、そこに宮を建てたことから名付けられた名称なのだそう。
須賀神社の始まりは寛永11年(1634年)で、赤坂一ツ木村(一ツ木)の清水谷にあった稲荷神社を江戸城外堀普請のため四谷に遷座したことが始まり。
須賀神社の主祭神は須佐之男命(須賀大神)、宇迦能御魂命(稲荷大神)。
主祭神の左右には五男神(天忍穂耳命、天穂日命、天津彦根命、熊野樟日命、活津彦根命)、宗像三女神(多紀理姫命、市杵島姫命、多岐都姫命)が祀られています。
おみくじコーナー。
「日本の神話おみくじ」を初めて見かけたので引くと、ヤマサチヒコ(初代天皇である神武天皇の祖父)のおみくじでした。
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新宿区指定有形文化財(絵画)に指定されている三十六歌仙絵の看板。
本物は55×37cmで、絹地に書かれているようです。
36枚のうち、山部赤人(やまべのあかひと)の「わかの浦に潮満ち来れば潟を無み 葦辺をさして鶴なきわたる」を見た時、「おお、故郷の和歌山よ・・・」と懐かしくなりました。
境内には大国社と、大鳥神社、
天白稲荷神社もありました。
私が訪れたのは2022年冬の平日でしたが、参拝客の半分は外国人観光客で、中国語や韓国語をそこらで聞きました。
アニメの持つ力はすごいなぁと思いましたし、日本の歴史や文化にも興味を持ってくれて、嬉しい気持ちになりました。
どうか、世界が平和でありますように。
(この参拝記は2022年のものです)
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交通アクセス
メトロ四ツ谷三丁目駅から徒歩8分。
または、JR四ツ谷駅から徒歩11分。
車で行く場合、駐車場が無いので、付近の有料駐車場を利用。