今日は、山梨県の富士五湖の一つである河口湖(かわぐちこ)畔の公園「八木崎公園」を紹介します。
旅行記
八木崎公園は河口湖の南側にあります。
前回、山梨県の【富士芝桜まつり】を紹介しましたが、その前にこちらの公園に寄ったのでした。その理由は、上のマップのように「六角堂(ろっかくどう)」を一目見たかったからなのでした!
公園マップ。
設備は、多目的広場、あずまや、トイレ(車いす利用可)、水飲み場(冬季は使えない)。
車で行く場合、無料駐車場があります。
公共交通機関で行く場合、八木崎公園前でバスを下車。
訪れたのはゴールデンウィーク。まだ桜が残っていました。
桜と富士山!!!
桜の本数は少ないですが、良いお花見スポットです。
花壇にはたくさんの花が植えられていました。
こんもりとした株は、ラベンダーです。
ラベンダー濃紫3号の見頃は6月から7月とのこと。
早朝の公園は気持ちが良いですね!
すぐ近くのホテルから、早朝散歩に出てこられる方が数名いました。
奥に見えるのが、富士五湖の一つ「河口湖(かわぐちこ)」です。
アイフォンで撮った六角堂。
河口湖の中にポツンとある浮島(熔岩なのだそうです)の上に建つお堂です。
現地看板の写真も載せておきます。
湖の中に御堂がある・・・なんだか不思議な光景です。
六角堂は正式には史跡「川窪寺屋敷」と言います。
1274年に日蓮聖人の信徒たちによって建てられたお堂ですが、1559年に大雨や雪解により湖水があふれ水没してしまいました。翌年河口湖町内に移築され、現在の妙法寺となっていますが、かつてのお堂の礎石とされた溶岩などが浮島に残されていたため、その史跡を残すため六角堂が建立されました。木造平屋で、高さ約7メートル・延べ床面積は約11平方メートルの小さなお堂です。2013年には水位低下により陸続きとなり、湖の中に建つお堂に歩いて渡れるという珍しい現象で話題となり注目を浴びました。
2013年に陸続きとなって注目を浴びた六角堂ですが、2019年6月にも陸続きとなったようです。
富士山の麓にある河口湖(山梨県富士河口湖町)で、いつもは湖面に浮かんでいる島が、湖岸と地続きになっている。島には日蓮にちなむ史跡「六角堂」があり、観光客らは「海が割れるようだ」と歩いて渡っている。近年、水位の低下で夏場に地続きになることがあり、ネット上では富士山の火山活動と関係しているのではという憶測もあるが、専門家は否定的だ。
河口湖の水は富士山の地下水が湧き出たとかつては考えられてきたが、湖水を調べたところ、湧き水に含まれるミネラルであるバナジウムが少ないため、雨水や雪解け水とみられる。
また、湖面のあぶくが火山性のガスではといわれたこともあったが、ヘドロからのメタンガスと分かった。
河口湖の研究を続けている県富士山科学研究所の内山高専門員は「水位の低下は雪や雨が少なかったことと、晴れの日が多く湖水が蒸発したため。富士山の火山活動が関係している可能性は低い」と説明する。
甲府地方気象台によると、1~5月の河口湖の降水量は333ミリで、平年の439・6ミリを大幅に下回っていた。
ただ、内山専門員はこう付け加えた。「河口湖の水位低下とは別に、富士山の噴火には常に備えが必要です」
河口湖の水位が低下し、六角堂まで歩いて渡れた2013年も2019年も富士山は噴火しませんでした。
噴火せず、ずっとずっと奇麗な姿の富士山でいて欲しいですね!
この後、富士芝桜まつりへ行きました。
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(この旅行記は2022年のものです)
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