前回の【小樽(おたる)運河】からの続きで、五泊六日北海道旅行 三日目の行程です。
三日目の行程最後は小樽の散歩で、小樽運河からメルヘン交差点へ向かいました。
旅行記
小樽観光の定番「小樽(おたる)運河」は前回記事にしましたので、ご覧ください。
今日、紹介するのは、小樽(おたる)の堺町通りの散歩です。
前回の写真(小樽運河)。
小樽運河沿いの道をずーっと南に歩いていくと、
小樽運河食堂が見えてきます。
ここは、旧浪華倉庫だったところで、大正14(1925)年に建築されました。
小樽市内には、このような古い建物がたくさん残っており、「指定歴史的建造物」として登録されています。
その数、なんと79件!
これらをすべて紹介するのは無理ですし、まわれなかったので、一部だけ簡単に紹介しようと思います。
私達が歩いたのは、小樽運河食堂の道路を挟んだ向かい側にある、「小樽出抜き小路」から「メルヘン交差点」までの1キロ。徒歩で片道12分くらい。
「小樽出抜き小路(おたるでぬきこうじ)」は20もの飲食店が集まっているところで、展望台(火の見やぐら)に無料で上れます。
看板は、右から左に読みましょう。
展望台から見下ろした、出抜き小路。
展望台から見た、【小樽運河】。
狭いのであまりゆっくりできないのですが、見晴らしが良いので、時間のある方は寄ってみてはどうかなと思います。
途中、旧北海道拓殖銀行小樽支店、旧三菱銀行小樽支店、旧第一銀行小樽支店などの歴史的建造物を外から眺めながら、ツタの茂る小樽大正硝子(ガラス)館へ。
小樽でガラスと言えば、北一硝子(きたいちガラス)が有名ですが、大正硝子(たいしょうガラス)も店舗数が多いです。
ツタの茂るこちらは、大正硝子のビードロ館。
その隣には、大正硝子のトンボ玉館。
更にその隣には、大正硝子館本店。
こちらは全部で79件ある「小樽市指定歴史的建造物」の一つ、旧名取高三郎商店。明治39(1906)年以降に建てられたものです。
水路を挟んだ向かい側には、ツタの茂った小樽キャンドル工房。
すぐ近くには、小樽浪漫館。
小樽市指定歴史建造物「旧百十三銀行小樽支店」で、明治41年(1908年)に建築されたものです。
ここからメルヘン交差点までの通りを、「堺町通り」と言い、900mほどあります。
訪れたのが遅かったため閉店していましたが、小樽オルゴール堂も歴史的建造物の一つ。
隣には不老館。「お父さん預かります」の看板が気になる・・・。
ここは、昆布の専門店です。
小樽出世前広場。「使い捨ての言葉のなかった時代」と幕に書かれていました。
ちなみにここは、2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、客足が激減する状況を逆手に取った自虐ネタのキャッチコピーが全国的に話題になった小樽堺町通り商店街のポスターの撮影地でもあります。
小樽歴史館や、飲食店などもあったのですが、もう足が疲れて・・・。
この日は朝から、歩きまくっていたので、ヘトヘト。
早くメルヘン交差点まで行って、ホテルに帰りたい一心で、ケンケンパして遊ぶ子供を呼び寄せて、先へ進む。(本当に足が痛かった~)
「小樽硝子の灯・彩や」も、歴史的建造物。旧北海雑穀株式会社でした。
北一ベネツィア美術館。建物が大きすぎて良い写真が撮れず。
ヴェネツィアのグラッシィ宮殿をモデルにして建てられました。
一階は無料で入れます。これは、翌日の朝に入館して撮った写真。
有料ゾーンは大人700円で、ダイアナ妃が乗った国賓用の貴重なゴンドラ見学、ベネツィアガラスの展示、衣装文化体験などができるようです。
テクテク歩いて、北一硝子アウトレットに到着。
右隣の明かりが灯っている建物は、小樽洋菓子店ルタオ(LeTAO)本店です。
ルタオのオススメは何と言っても、ドゥーブルフロマージュ。上にレアチーズケーキ、下にベイクドチーズケーキの二層からなるチーズケーキです。
店頭のみでの販売でしたが、三年かけて冷凍での発送ができるようになり、お手軽にネットでも買えるようになりました。
ドゥーブルフロマージュ(右)は濃厚な味わい。ショコラ味(左)はティラミスみたいな味で美味しかったです。
ネットでも買えるので、ぜひお試しあれ♪
ルタオ本店を過ぎたら、メルヘン交差点(正式名称は堺町交差点)に到着です。
メルヘン交差点の常夜灯(右)と、緑色にライトアップされている小樽オルゴール堂本館。
オルゴール館本館の前にある時計は、蒸気時計です。15分おきに白煙とともに豪快な汽笛で時刻を知らせるもので、カナダのバンクーバーと小樽にしかないそうです。
・・・ふー、遠かったぁ・・・。
「あ~~、足疲れたぁ~。もうホテルに帰ろう!」と、テクテク戻る。
美味しそうなソフトクリームだぁ。でも時間が遅くて、閉店している~。
リュックの中のI LOHAS(い・ろ・は・す) いろはす ハスカップ (北海道限定)を飲んで、宿泊先の「ホテル・トリフィート小樽運河」を目指す。
見つけるとついつい記念写真を撮ってしまう顔出しパネル。
散歩中に、2つありました。
・・・メロン熊、怖すぎ。
夕張のおいしいメロンを食い荒らして変貌したフルーツアニマル、という設定らしい。
翌日は、北一ホールで食事をするために、再び小樽を散策。
小樽オルゴール堂や、
瑠璃工房も開店していました。
どちらも、小樽市歴史的建造物に指定されています。
古い建物が好きな方、美味しいものを食べたい方にはもちろん、硝子細工、キャンドル、オルゴールなど、ものづくりを体験するのが大好きな方には、目移りのするエリアです。
体験の予約は、日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」が便利なので、オススメします。トンボ玉制作は一個540円からとリーズナブルです。
ぜひ、いろんな体験をして、思い出の品を作って持ち帰りましょう♪
次は、北一硝子三号館(通称、北一ホール)を紹介します。
ここは、167個ものランプを吊るした雰囲気の良いカフェで、朝一番に訪れると、ランプを磨いて火を入れる開店準備の様子を見学することができるのです!
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(この旅行記は2018年です)
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交通アクセス
私達は小樽運河から1キロほど歩きました。
メルヘン交差点の最寄り駅は、南小樽駅で、徒歩5分です。
車で行く場合、付近の有料駐車場を利用。小樽運河とあわせて楽しむなら、小樽市観光駐車場がオススメです。250台停められ、一日600円です。
料金
歴史的建造物の見学は無料。
各工房での体験予約は、日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」がオススメです。
近くの宿泊施設
ホテル・トリフィート小樽運河(2018年4月20日オープン)。私たちが泊まったホテルです。小樽運河まで徒歩3分。