【鬼怒川ライン下り】 服装、所要時間、注意事項について。乗れるのは4月中旬から11月末まで!

前回の【鬼怒川温泉街散策】からの続きで、二泊三日・栃木県日光市旅行の紹介です。

今日は鬼怒川(きぬがわ)ライン下りを紹介します。

→→栃木県日光市旅行記の行程はこちら・・・公共交通機関を利用して、二泊三日で9ヵ所まわりました。

旅行記

鬼怒川ライン下りは、4月中旬から11月下旬の間、毎日午前9時から午後3時45分までの間で12回、船が出ます。

冬季の営業はしておりませんので、ご注意ください。

営業期間中は無休で、雨天時は無料でカッパを貸してくれるそうです。

 

乗船時間は40分なのですが、帰りは無料のバスに乗って船乗り場まで戻るのに30分かかります。「乗船受付は20分前までに行うように」とのことなので、受付し、川を下り、元の場所まで帰ってくるまでの所要時間は1時間半ほどかかります。

 

料金は、中学生以上の大人2900円、4歳以上は1900円、1歳から3歳は600円かかり、0歳児は救命胴衣がないため乗れません。また、ペットの乗船も不可です。(ここに記したのは2021年の料金です。乗船料は変更される場合があるので、お出かけ前に必ず鬼怒川ライン下り公式HPで確認してください)

 

当日空席があれば乗れますが、確実に乗りたい方は事前に公式HPで空席を見て電話予約をしていきましょう。

 

私達が訪れた2011年は救命胴衣なしで乗れたのですが、いつごろからか国土交通省からの指導でライフジャケットの着用が義務化されたようです。ライフジャケットの貸し出しは無料です。

 

 

鬼怒川ライン下りの乗船場は、「鬼怒川金谷ホテル」と「鬼怒川温泉 きぬ川ホテル三日月」の間の階段を下りた先にあります。

公共交通機関で行く場合、鬼怒川温泉駅から徒歩10分。車で行く方は、駐車料500円 約150台停められるライン下り専用の駐車場があります。

船で川を下るため、帰りは無料バスに乗って元の場所まで戻ってきます。

 

 

乗船手続きを終え、船に乗るのを河原で待ちます。

20人くらい乗れる、木でできたシンプルな船で、床にはゴザが敷かれていました。

船内は土足禁止なので、脱ぎやすい靴で行きましょう。

また、船に乗り込むときに大きく足を開くので、短い丈のスカートはやめておいた方が良いかもしれません。鬼怒川ライン下りはほとんど濡れないので、着替えは必要ありません。

 

 

 

 

青いハッピを着た船頭さんが船の前後に乗り、櫂(かい)という棒で船を操ります。

水がかかりそうなポイントにさしかかったら、船頭さんが声をかけてくれるので、みんなでサッとカバーを上げ、水しぶきから守ります。

このカバー上げが、他のお客さんとの連帯感を生み、なかなか楽しいです。

 

小さな子供が怖がらないか心配な方もいるでしょうが、当時二歳だった息子は怖がらずに乗れました。鬼怒川ライン下りは、ところどころ流れの早い所がありますが、あまり揺れないですし、さほど濡れないので、乳幼児連れ、怖がりな方でも大丈夫です。

 

 

はじめは緩やかな流れなので、のんびりと楽しめます。

チャプン・・・チャプン・・・と水が船に打ち付けられる音が心地よいです。

 

前回の記事でも紹介した、楯岩(たていわ)が見えてきました。

 

大吊り橋から見た楯岩も良かったですが、船から見上げる楯岩は威圧的で、迫力満点!

 

 

前回紹介した、鬼怒楯岩大吊橋(無料で渡れます)。橋を渡るお客さんが、手を振ってくれました。

→→【鬼怒川温泉街散策】の記事はこちら・・・前回の記事。鬼怒川にかかる3つの橋について紹介しました。

 

 

細い滝が見えました。

ライン下りの途中、いくつかこのような涼しげな滝を見ることができます。

 

 

これはライン下りの中でも人気の奇岩なのですが、何の形か分かりますか??

 

ヒントは、右を向いている●●●。

 

 

こたえは、、、

 

 

 

ゴリラ岩です。

 

 

この岩は、何に見えるでしょうか??

動物園でもお馴染みの、あの巨大な動物です。(ゴリラ岩が一番わかりやすかった)

 

 

最後のクイズですが、この岩は何に見えるでしょうか??

左を向いている亀に見えなくもないですが、毛むくじゃらの動物の名前がついています。(やっぱりゴリラ岩が一番わかりやすい)

 

 

奇岩や小さな滝を見ながら、下流へ進みます。

私達が訪れたのはゴールデンウィークだったので、山は新緑で青々としていましたが、春は桜が咲き、秋は紅葉がキレイなのだそうです。(その分、お客さんも増えるので、事前予約を忘れずに!)

 

 

終点の船着き場「大瀞港(おおとろこう)」。

私達をここまで運んでくれた船は、この後トラックに乗せられて川上へ戻り、お客さんは無料のバスで初めの乗船場まで戻ります。

 

 

帰りのバスが出るまで、大瀞ドライブインで休憩できます。

「山椒味噌風味の団子(300円)」は人気のようで、食べている人が多かったです。

他に、川魚の塩焼き、ビールもありました(お父さんには、うれしい品ぞろえ)。

 

鬼怒川ライン下りは大人2900円するので、けっこうお金がかかるのですが、とても楽しかったので日光旅行に組み込むのをオススメします。(ちなみに京都の保津川下りは大人4100円もしたので、鬼怒川ライン下りはお得なほうかも・・・?)

 

私達はこの後、無料のバスに乗ってスタートの乗船場まで戻り、鬼怒川温泉駅から一駅離れた東武ワールドスクエアに向かいました。

 

次の記事はこちら

前回の 【鬼怒川ライン下り】からの続きで、二泊三日の栃木県日光市旅行の紹介です。 今日は東武(とうぶ)ワールドスクエアを紹介します。 →→栃木県日光市旅行記の行程こちら・・・公共交通機関を利用して、二泊三日で9ヵ所まわりました。 […]

 

(この旅行記は2011年です)

 

関連記事

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→→【日光山観光①】 輪王寺三仏堂、日光東照宮の陽明門や三猿など見どころたくさん。家康の墓の謎・・・日光東照宮参拝記事です。

→→【中禅寺湖、華厳の滝】 大昔に男体山の噴火により作られた湖と滝。中禅寺湖は日本一標高の高い自然湖・・・同じく日光市内に、華厳の滝があります。(鬼怒川温泉からは少し離れています)

交通アクセス

鬼怒川ライン下りの乗船場は、鬼怒川金谷ホテル(鬼怒川温泉 きぬ川ホテル三日月の隣)のすぐ裏です。

公共交通機関で行く場合、鬼怒川温泉駅から徒歩10分。

車で行く場合、駐車料500円 約150台停められるライン下り専用の駐車場があります。(戻りは無料チャーターバス)

料金

料金は中学生以上の大人2800円、4歳以上は1800円、1歳から3歳は600円かかり、0歳児は救命胴衣がないため乗れません

ペットの乗船不可。

ここに記したのは2019年夏の料金です。乗船料は変更される場合があるので、お出かけ前に必ず公式HPで確認してください。

近くの宿泊施設

鬼怒川温泉 きぬ川ホテル三日月。

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