続けて、神代植公園について取り上げます。
前回はバラ園の写真を載せましたが、今日は大温室を紹介します。
交通アクセス、料金などは神代植物公園バラ園の記事でご覧ください。
散策記
大温室は、バラ園の向かい側にあります。
2016年5月にリニューアルオープンしました。
神代植物公園に訪れたのは初めてだったので、旧・大温室がどんなふうだったのか知らないのですが、工事期間が2年間もあったので、けっこう変わったのではないでしょうか。
大温室マップ。
こんな、黒っぽい葉の珍しい植物がありました。
そういえば、なぜ植物の葉は、太陽の光を最も吸収できる黒ではなく、緑色なんだろう・・・と思ったこと、ないですか??
疑問に思った方、In Deep 植物が「緑色」であり続ける理由がわかった!をお読みください。
「植物と人間は一体のもの」
植物の「人間との共存の中での完全性」を示す色が緑だった・・・。
やっぱりね、「地球は人間だけのものじゃないよ~。生かしてもらっているんだよ~」、と思います。
その黒い葉っぱの右側には、「メディニラ 火の鳥」。
熱帯スイレンが、綺麗な花を咲かせていました。
スターウォーズのダースベーダーにそっくりな花、「アリストロキア・サルバドレンシス」。
実物は花をつけていませんでしたので、写真を載せておきます。
花は直径約4cm、花の寿命は一週間程度で、食虫植物らしいです・・・。
サルの顔に見える花、ドラクラ族。 こちらも実物がなかったので、写真を載せておきます。
標高1500~2500mの、湿度の高い雲霧林に自生。
サルのような顔ですが、花の様子が吸血こうもり、ドラキュラを思わせることから「ドラクラ族」という名前が付いたそうです。
・・・でも、こうもりよりは、サルに見えますね~。
「モンキーオーキッド」のほうがしっくりきます。
大温室では、十数種類栽培しているそうです。
志村けんさんの「アイーン」みたいな花、「パフィオペディラム」。
名前の由来はギリシア語で、女神のサンダル。英名はレディース・スリッパ。 東南アジアに70種類あり、すべてワシントン条約により保護されているので、繁殖させた株以外の輸入・取引はできません。
静岡県の修繕寺虹の郷(また後日紹介します)にも、たくさん咲いていました。
珍しい花なので、「アイーン」しながら、記念撮影してみてはいかがでしょうか。
珍しいランの花が咲いたそうです。ブルボフィルム・メドゥサエ。
確かにメデューサみたい・・・。
ベゴニアもけっこうありました。
ベゴニアは、花の色・大きさ、葉の大きさ・色・形が千差万別なんだそうです。確かにこうやってみると、同じ種類には見えないですね。
ベゴニアが好きな方は、三重県のなばなの里に「ベゴニアの館」があります。これでもかというほどベゴニアだらけでオススメです。
→→なばなの里 チューリップ祭りとイルミネーション。ベゴニア館。お得なチケットについて
パパイアの実。
タイ料理屋で食べたソムタム(青いパパイヤを使ったサラダ)、辛かったな~。
サボテンもいろんな種類がありました。
サボテン好きな人は、静岡県に「伊豆シャボテン王国」があります。また後日紹介しますが、サボテンだらけです。
おいしそ! 大福丸。きな粉をまぶした草餅みたい。
なんだろう?? 不思議なサボテン・・・。
てっぺんにピコピコピコーンとロウソクのようなものが立っているし・・・。
奇抜なバースデーケーキに見えました。
面白いですね、なぜこんな姿に進化したんだろう?
こちら、小笠原諸島の植物。
岩石だらけの大地でも、適応して生きているのがよくわかります。
植物は、本当にたくましいですね。
寒いところ、暑いところ、雨がたくさん降るところ、カラカラに乾燥したところ、潮風を受けるところ、海抜何千メートルという高地で育つもの・・・。
昨夜、「インターステラー」というDVDを見たのですが、地球の環境破壊が進んで砂嵐だらけになり、人類は飢えと窒息で滅亡していく運命なので、生存可能な他の惑星を探す・・・というSF映画でした。
植物が生息できない環境(砂漠化)になると、人間も生きていられないんだな・・・と思いました。
→砂漠化について
・砂漠になりそうな地域を数えますと、地球上の約4分の1に相当。
・国連の調査では、毎年約6万平方キロメートルもの大きさで砂漠化が進行しているという報告。
・サハラ砂漠では毎年150万ヘクタールもの勢いで砂漠化が進んでおり、中国では砂漠化が北京にまでおよんでいる。
「植物と人間は一体のもの」・・・確かにそう思いますね。
助け合って生きているのだと思います・・・。
大温室の最終展示は食虫植物でした。
写真はハエトリグサ。
思ったよりも小さいです。
葉の大きさは10円玉の半分くらいの大きさでしょうか。
左端に息子の手がちょこっと映っているので、サイズの比較になるかと思いますが、ミニ水筒サイズの大きなウツボカズラがあり、驚きました~。
大温室には1300品種の植物の展示があり、熱帯スイレン、ベゴニアも人気だったのですが、やはり「食虫植物」は気味悪さと珍しさもあってか、大人気でした。
ハエトリグサに限らず、植物に触れるのは禁止です。
長くなったので、次の記事では今が見ごろの「ダリア」の写真を載せようと思います。
→→ダリアの記事はこちら
関連記事
→→都内唯一の植物公園「神代(じんだい)植物公園」のバラ園 関東有数のバラ園で、10月末まで見ごろです。
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