【犬山城(いぬやまじょう)】 天守が国宝指定された5城のうちの一つ。最近まで個人所有の城だった。

前回からの続きで、愛知県旅行の紹介です。

今日は犬山城(いぬやまじょう)を紹介します。

旅行記

ずっと名古屋市の観光を紹介してきましたが、今日紹介する犬山城(いぬやまじょう)は名古屋市の北部にある犬山市です。

 

犬山城へのアクセスは、犬山駅から徒歩18分ほど。

 

温泉もあるようです。

 

犬山城の入場料は大人550円、小中学生110円。

 

築城されたのは天文6年(1537)。

織田信長の叔父である織田信康が、木之下城より城郭を移して築きました。

江戸時代には尾張藩の付家老である成瀬正成以来、成瀬氏9代が明治まで城主でした。成瀬正成は、前回紹介した大須観音(おおすかんのん)を現在地に移した方です。

犬山城は長らく個人所有(成瀬家)の城であったため、調査が進みませんでしたが、2004年4月1日付から設立された財団法人犬山城白帝文庫の管轄となり、調査が進むようになったそうです。(最近まで個人所有だった城は犬山城だけ)

江戸時代までに建造された「現存天守12城」のひとつであり、天守が国宝指定された5城のうちの一つです。(他は姫路城、松本城、【彦根城】、松江城)

 

 

天守閣からの眺め。穏やかな木曽川。

犬山城の立地がとても良かったので、信長、秀吉、家康が欲しがり、小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いにおける西軍の重要拠点となりました。

 

 


明治4年(1871)廃藩置県で愛知県の所有となり、天守以外のほとんどの建物が取り壊されました。
犬山城は、鉄砲が伝来する前に建てられた古い城で、面白い仕掛けがたくさんあるお城なのだそうです。

 

 

近くには犬山神社。

犬山神社では、犬山城の歴代城主の御霊を祀っているそうです。

 

 

次は、熱田神宮(あつたじんぐう)を紹介します。

 

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(この旅行記は、2016年です)

 

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交通アクセス

犬山駅から1.5km。徒歩で18分。

料金

大人:550円

9:00-17:00(入場は16:30まで)

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