【二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)、夫婦岩(めおといわ)】 伊勢参宮の禊所で、カエルがたくさん! お伊勢参りの前に参拝しましょう

前回の続きで、三重県旅行の紹介ですす。

ゴールデンウィークの最終日、伊雑宮(いざわのみや・いぞうぐう)御倭姫命(やまとひめのみこと)の旧跡地のあと、二見興玉(ふたみおきたま)神社へ向かいました。

参拝記

二見興玉(ふたみおきたま)神社は、海沿いに無料駐車場があります。

駐車できるかなぁ~~と心配していたのですが、すんなり停めることができました。

参拝者用無料駐車場に空きがない場合、神社の隣にある「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ&ふれあい水族館シーパラダイス」に停めることになります。

駐車料金は2017年6月現在、平日1日1回200円、土・日・祝日・繁盛期は2時間800円( 以降60分毎に200円加算)。

無料駐車場に空きがあるかは運なので、「空いてますように~」とお願いしながら向かうと良いかも。

公共交通機関で行く場合、最寄り駅は二見浦(ふたみうら)駅です。

 

 

こちら、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の鳥居。

ここから車両の進入は禁止。
海沿いの気持ちのよい参道です。

近くにカエルの石像がありますね。
二見興玉神社の御祭神は、猿田彦大神と宇迦御魂大神(【伊勢神宮外宮】の豊受大神の別名らしい)で、猿田彦大神の神使はカエルなのだそうです。

 

 

 

由緒書き。


伊勢神宮参拝の前に、二見浦でみそぎをする習わしから、この神社を訪れてから伊勢神宮へ向かう人も多いそうです。

二見興玉神社は、三重県で二番目に参拝者の多い神社なのだそうです。(一位はもちろん伊勢神宮)

 

 

二見輿玉(ふたみおきたま)神社から、伊勢神宮までは車で20分くらい離れています。徒歩で伊勢神宮外宮へ行く場合、8.4km、1時間50分くらい離れています。

→→伊勢神宮外宮の記事はこちら・・・お伊勢参りは、まず外宮から。豊受大神・宇迦御魂大神は、天地開闢の際に現れた国常立神のことなのだそうです。

私達は以前、伊勢神宮外宮伊勢神宮内宮へとお参りをしたのですが、まずは二見輿玉神社へ参拝・お祓いを受けてからだったのですね。
昔は実際に海水に浸かって禊をしていたそうですよ。

 

 

 

参道を進むと、天の岩屋。

初穂料200円で、輪注連縄に穢れをうつして禊祓いできます。

御祭神は、宇迦御魂大神(うかのみたまのかみ)。 稲の霊の神(穀物の神様)で、お稲荷さんと親しまれ、稲荷神社に祭られています。

稲荷神社の総本宮が京都にあります。

→→伏見稲荷大社の記事はこちら・・・京都府。稲荷神社の総本社。

 

 

左から、獅子岩、烏帽子岩、屏風岩、夫婦岩。



烏帽子岩は御神意か、近年カエルの姿に近づいてきたらしい・・・。

 

写真ではわかりにくいかな?
岩の一番高いところに、右を向いているカエルがいるような気がしませんか?

 

 

手水舎「満願蛙(水中の蛙)」。

「この蛙は御神意によりこの水中にお鎮まりになりました。水をかけると皆様の願いが叶えられます」とありました。写真に映っているカエルの置物二つが、満願蛙です。

 

上の三匹の蛙が、口からピロピロ水を噴いてかわいかったです。

 

 

左に夫婦岩。右に二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)。二見興玉神社のご祭神は、猿田彦大神宇迦御魂大神【伊勢神宮外宮】の豊受大神の別名で、天地開闢の際に現れた国常立神のこと)。

三重で猿田彦大神といえば、伊勢神宮内宮近くにある猿田彦神社が有名でしょうか。

→→猿田彦神社と佐瑠女神社の記事はこちら・・・ニニギノミコトを導いたサルタヒコ神は、伊勢の五十鈴川の川上に戻り、国土を開拓して、地主神となった。

 

 

 

社殿の裏側には、「日の神 遥拝(ようはい)所」があります。

5〜7月はすばらしい日の出が拝めるそうです。

 

遥拝所の近くから見た夫婦岩。男岩は高さ9m、女岩は4m。

夫婦円満の御利益があるとして有名ですが、夫婦岩は「日の大神(太陽)」と、夫婦岩から700m程離れた沖合いの「輿玉神石(おきたましんせき」を拝む「鳥居の役目、結界の縄」なのだそうです。

 

「輿玉神石」は猿田彦大神の化身とも、天孫降臨の際に猿田彦大神が立たれたともいわれている石ですが、宝暦年に起こった地震により、海中に沈んだそうです。

 

石の大きさは東西216m×南北108mなので、けっこう大きいんですね。

 

「夫婦岩って言っても、結婚してないからご利益ないわ」というわけではなく、縁結び、家族の絆、世界平和、共存共栄の絆をさらに強く結ぶ御利益があるそうです。

 

・・・世界平和は大事ですよね。

 

平和だからこそ、お腹一杯御飯を食べられ、おしゃれをし、旅行をし、人それぞれ趣味を楽しみ、大事な人や自分が戦争に行かず・殺し殺されず、安心して限りある人生を謳歌できるわけです。

 

2017年の世界各国幸福度ランキングの記事で、書きましたが、紛争の耐えないアフリカや中東の国々が、幸福度ランキングの下位を占めているそうです。

 

やっぱりね、平和ですよ、平和が一番。

 

ぜひ、世界の平和を祈って(意乗って)ください。

 

 

夫婦岩の大注連縄は5本です。長さ35m、重さ40kg、太さ10cm。

張替えは5月5日、9月5日、12月中旬の土日の年三回。

数年に一度、台風で切れて流出してしまうそうです。(ここ最近では、2017年、2018年と二年連続で切れて流出した)

 

 

 

岩の上で、鵜(ウ)がのんびり休んでいました。

ちょっと風がきつかったのですが、良いお参りでした。

 

 

 

夫婦岩の間から昇る朝日と、夫婦岩の間から昇る満月は、鳥居の近くに写真がありましたのでご覧ください。

 

 

お腹が空いていたので、近くのお店で昼食。

大あさり、カツオのてこね寿司(三重県の郷土料理)、伊勢(いせ)うどんを食べました。伊勢うどんは日本一柔らかいうどんで、伊勢の名物です。

 

 

夫はアナゴ丼。

伊勢若松には穴子が水揚げされる市場があり、江戸時代から200年以上歴史のある穴子漁が続いているそうです。

 

 

どちらも美味しかったですよ~♪

 

 

中でも、大あさりは2007年の三重旅行で初めて口にしてから、「三重に来たら大あさり」と楽しみにしていました。

他に、アワビ、牡蠣、サザエも美味しいそうです。

 

 

私達はこの後、名古屋へ向かったのですが、2007年に「まわりゃんせ」で三重観光をしたので、それらを書いていきたいと思います。

 

  1. 伊勢安土桃山文化村
  2. 鳥羽水族館
  3. 鳥羽湾めぐり・イルカ島
  4. 志摩スペイン村パルケエスパーニャ

の順番で、紹介していきたいと思います。

 

次の記事はこちら

今日取り上げるのは、伊勢安土桃山文化村。 私達が訪れたのは、2007年7月で、「まわりゃんせ」を利用しました。 →まわりゃんせはこちらでご覧ください   めっちゃお得ですよ、まわりゃんせ! オススメです。 旅[…]

 

(この参拝記は2017年です)

 

関連記事

三重県のお参りの記事です。

→→伊勢神宮外宮の記事はこちら
→→伊勢神宮内宮の記事はこちら
→→おはらい町・おかげ横丁の記事はこちら
→→猿田彦神社・佐瑠女神社の記事はこちら
→→伊雑宮(いざわのみや・いぞうぐう)の記事はこちら

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、二見浦駅から1.9km、徒歩30分くらいです。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
公共交通機関で三重観光する形は、バスのフリー切符もあります。
伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす

私がオススメするのは、「まわりゃんせ」です。めっちゃお得です。
まわりゃんせについてはこちらでご覧ください

車で行く場合、参拝者専用の無料駐車場があります。
空きが無い場合、隣の「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ&ふれあい水族館シーパラダイス」の有料駐車場があります。

近くの宿泊施設

大石屋。夫婦岩に近い旅館です。

お得で便利な、旅の予約サイト