今日は、山梨県富士吉田市の「不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)」を紹介します。
前回の【北口本宮冨士浅間神社】から、不二阿祖山太神宮間では、6kmくらい離れており、車だと23分くらいです。
参拝記
不二阿祖山大神宮は、謎に満ちた神社です。
謎に満ちた不二阿祖山太神宮のポイントになるのは「宮下文書(富士古文書)」と、富士王朝(ウガヤフキアエズ王朝)です。
ウィキペディアより、宮下文書(みやしたもんじょ)とは・・・
「富士山の北麓、山梨県富士吉田市大明見(旧南都留郡明見村)の旧家、宮下家に伝来する古記録・古文書の総称。富士古文書、富士古文献などとも称される。
神武天皇が現れるはるか以前の超古代、富士山麓に勃興したとされる「富士高天原王朝」に関する伝承を含み、その中核部分は中国・秦から渡来した徐福が筆録したと伝えられている。
だが、その信憑性については疑いがもたれており、いわゆる古史古伝の代表例に挙げられる」
ウィキペディアより、ウガヤフキアエズ王朝とは・・・
「日本に、かつて存在したという古代王朝であるが、通常は実在したとは考えられていない。」
不二阿祖山大神宮公式HPはこちらです。(2017年1月19日追記・・・以前まで、HPの情報量が少なかったのですが、現在は見ごたえのあるHPになっていますので、ぜひご覧ください)
→月刊ムー公式Web 不二阿祖山大神宮
前置きが長くなりましたが、2016年の初夏に、自分が見聞きしてきたことを書きます。
私達はカーナビに、「不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)」と入力したところ、崇敬会本部に行ってしまいました。
総本部。(崇敬会本部)
あれれ? 鳥居が無い・・・。
神宮じゃないのね・・・。(カーナビの選択はここしかなかったのになぁ)
(2017年1月19日追記・・・ナビ専用住所が、公式HPに記載されていました。山梨県富士吉田市大明見3537だそうです)
崇敬会本部の向かい側は、のどかな蓮池・田んぼが広がる明美湖公園でした。
ほんとにのどかな良い所で、夫と子供達にしばし散策してもらい、その間に車内でスマホのグーグルマップとカーナビでルート検索。
不二阿祖山太神宮近くの建物で、カーナビに引っかかったのは「河口湖インターハイツ」というペンションでした。
とりあえずカーナビに「河口湖インターハイツ」と入力し、出発。
河口湖インターハイツを通り過ぎて道なりに行くと、やがて十字路に出ます。そこそこ大きい見通しのよい十字路です。
それを左に曲がります。
車一台しか通れないような細い道ですが、対向車とすれ違えるポイントがいくつかあるので、さほど困りません。
長さ15mくらいの小さな橋を渡った道の先に不二阿祖山太神宮の無料駐車場があり、そこから徒歩2分くらいで神社です。
参道は、まだ階段を作っている途中でした。
手水舎。迫力のある5本指の竜神様です。
仮の社務所で一部500円で販売されていた「不二山の太神宮 水神様写真集」のページより。
手水舎の水に、竜神様が映っているのがわかるでしょうか。
仮の社務所には、この小さな冊子のほかに、一部500円の「主の光」という小冊子もあり、オーブが写り込んだ不二阿祖山太神宮の写真がたくさん掲載されていました。
ちなみに仮の社務所では、瓦一枚500円の協賛金を納めることができます。(希望者のみです。すすめられますが、強制ではありません)
瓦の協賛金を納めると、御神水の入ったペットボトルがいただけました。
ペットボトルの中の水「真名井(まない)の御神水」は、ここから取られたものです。
地下50mから湧き出るお水だそうで、冷たくて美味しかったです。
「不二阿祖山太神宮の再建を進めておりますので、このお水を持ち帰りたい方は、感謝の初穂料、もしくは瓦一枚の御協賛をお願い申し上げます」、とありました。
三柱鳥居。男性は左側を通り、女性は右側を通るそうです。
土の宮。
・主祭神
元主一大御神様(元旦神) 別名 元主天御中主大御神様
御親元主国万造主国常立大御神様
・配神
天照主日大御神様
天照主月大御神様
伊都能売大国魂大国主大御神様
(五男三女大国魂大国主大御神様)
皇祖、人祖の神々様・八百万神々様
土の宮の手前に、お参りの仕方のボードがありました。
神社の関係者が近くにいる時は、お参りの先導をしてくださいます。
不二阿祖山太神宮の神様は宇宙のおおもとの神様「元主一大御神様(もとすはじまりおおみかみさま)」だそうです。
現在、日本で一番尊いお宮は伊勢神宮内宮とされており、太陽神である天照大神が祀られていますが、こちらはそれよりもさらに大きい宇宙のおおもとの神様を御祀りしているんですよ、とおっしゃっていました。
「アマテラス様ばかりになって、モトス様は忘れ去られてしまった。今、再建されているけれども、2、3回途中で再建が頓挫してしまった。今、出すべきではない、と言うことで出せなかったけれども、今は出せる時代になった。八紘一宇(はっこういちう)の精神で、人類を一つにまとめるべく、今、表に出して、おおもとの神様に立ち返ろうとしている。」
と、仮の社務所の方が解説して下さりました。
土の宮の手前には、このような穴が。
この左の穴は、長野県と山梨県の境にある金峰山(きんぷさん)に繋がっていて、金峰山は宇宙と繋がっているんだそうです。
この穴(行場)に入ると、魂が覚醒されるんだとか。
写真に写っている、白い扇風機の羽みたいな石(スワスチカ)は、白い卍。
階段を挟んだ対になる位置に、赤い卍があります。
白い卍は、水の回転。右回りの右卍。
赤い卍は、火の回転。左回りの左卍だそうです。
紅白・左右まわり卍で、陰陽を表しているそうで、現在は左卍。暗闇から太陽の光がさす時代、開ける時代なんだそうです。
・・・以上、仮の社務所の方から聞いた話のメモ書きを記しました。
宇宙のおおもとの神様を祀る古代の御宮、不二阿祖山大神宮は現在再建途中です。
不二阿祖山太神宮大宮司である渡邊聖主氏が書かれた本です。
不二阿祖山太神宮のお参りの後、私達は静岡県富士宮市の白糸の滝、音止の滝を目指しました。
【不二阿祖山太神宮】からの続きです。 日帰り旅行後半は山梨県を離れて、隣の静岡県にある「白糸の滝」と「富士花鳥園」。 「白糸の滝」は北口本宮富士浅間神社の近くにもありますが、私達が訪れたのは、静岡県富士宮市の白糸の滝です。(有名[…]
(この参拝記は2016年です)
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交通アクセス
公共交通機関で行く場合、富士山駅か月江寺駅からタクシーに乗っていく必要があります。
ナビ専用住所は、山梨県富士吉田市大明見3537です。
近くの宿泊施設
河口湖インターハイツ。不二阿祖山太神宮から750m、徒歩11分。
富士山ステーションホテル。富士山駅出てすぐ。