こちらは古い記事です。新しい記事は、高尾山2016年の記事でご覧ください。
参拝記
高尾山・・・日本で一番、登山者の多い山ですね。ミシュラン三ツ星もらっています。
1300年の歴史ある、天狗信仰とUFOの山!
TVの高尾山特集番組を見たせいか、「すごく混雑するところ」というイメージがあったので、なかなか行く機会が無かったのですが、平日に夫の休みが取れて、
「そうだ、高尾山へ行こう! 平日なら空いてるよね」
と、月曜日の昼頃に訪れました。
公共交通機関で行く方は、「高尾山フリーきっぷ」がお得です。
京王線・井の頭線の、各駅にある券売機で買え、高尾山口駅までの往復乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの乗車券(往復または片道)がセットになっていて、2割引でお得です。
高尾山に上るのに、ケーブルカーかリフトを利用しますが、料金は同じです。
どちらも楽しいのですが、ケーブルカーは途中、31.18度の急勾配があり、ケーブルカーでの勾配としては日本一です。
ぜひ、下が見える方の端っこの席に座ってください。
コワイです。
旧・京王高尾山口駅。
この駅舎はもうありません。
というのも、2015年4月24日に新しい駅が完成したからです。新しい高尾山口駅のデザインは隈 研吾さんが担当しました。ザハ・ハディドさんに代わり、新国立競技場のデザインをした方ですね。
現在の駅舎は、高尾山2016年の記事に写真を貼りましたのでご覧ください。
ケーブルカー高尾山口駅。
駅周辺はお土産屋、蕎麦屋で賑わっていました。
中で、駅員さんの帽子をかぶって記念撮影できました。
ケーブルカーを降りた先の、高尾山駅。
この駅の前に、子供用のコイン乗り物や望遠鏡があります。
高尾山はいろんな登山ルートがあります。
一番簡単に行けるコースが、高尾山口駅からケーブルカーに乗って高尾山駅で降りて(リフトなら山上駅)、1号路を歩くコースです。
このコースなら、2歳児でもOKです。
私達は昼から出かけて、高尾山駅に着いたのが15時ごろでした。
帰る人達だらけで、上りは空いてました。
高尾山駅でケーブルカーを降りた私達は、とりあえず目の前にあったパトカーのコイン乗り物に息子を乗せました。
(♪~♪~♪~♪~~♪~♪♪)
コイン乗り物、すぐに終わります。
さぁ、早く上り始めないと、日が暮れてしまう・・・急がなければっ。
満足した2歳の息子と手をつなぎ、テクテクしばらく歩くと・・・
たこ杉がありました。 市指定天然記念物です。
昔、飯縄(いづな)大権現参詣をしている人たちのために、天狗さん達が参道を整備したらしいです。
すると、根を四方に張った大きな杉の木があったので、「明日、抜いちゃおうか」って話になったそうです。
次に日来てみると、なんと、杉の木が根っこをくるくるまるめて邪魔にならないようになっていたーー!
そんなびっくり伝説があるのが、たこ杉です。
近くに「開運ひっぱりダコ」もあります。
ちなみに「飯縄(いづな)大権現」っていうのは、高尾山薬王院に祭られているご本尊様のことです。
薬王院に向かう途中、女坂と男坂に道が分かれます。
男坂は煩悩の数と同じ108段の階段を上る試練の坂で、女坂はなだらかで歩きやすいです。私達は女坂を上りました。
高尾山薬王院は、大本堂、飯縄権現堂(いづなごんげんどう)、奥の院、大本坊からなっていて、広いです。
薬王院入り口。
この先にいろんな見所がありますが、本堂の写真は高尾山2016年の記事でご覧ください。
俊源大徳像。
俊源大徳は、八千枚の護摩供秘法を厳修。
飯縄権現を奉祀し、高尾山を中興したと伝えられています。
六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)。
六根とは、眼・耳・鼻・舌・身のそれぞれの感覚(五感)と、それらを正しく判断する心を合わせた六感のことです。
六根清浄石車は山内に18ヶ所もあり、それぞれを6回転づつ回すことで、人の煩悩の数と同じ108になります。
六根が清くなりますように・・・。クルクルクルクルクルクル。
願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)。
ご本尊様の智慧の輪で、願いが叶うように強く念じながら潜ると良いそうです。
大錫杖(だいしゃくじょう)。
自分の氏名と住所を唱えながら、カンカンと叩くと煩悩が消え、智慧が得られるそうです。
飯縄権現堂。東京都有形文化財。
朱塗りで華やか。
よーーーく見てくださいね。
正面上の欄間の左右に白狐の彫刻が見られますね。
飯縄(いづな)大権現は、白狐に乗った姿であらわされるそうです。
右側が大天狗、左側が小天狗だそうです。
高尾山には、薬王院大師堂というのがあり、お堂の周りで四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みができます。(1分くらいでお参りができる)写真は高尾山2016年の記事にありますので、ご覧ください。
もっとしっかり歩きたい方は、「高尾山内八十八大師巡り」がオススメです。こちらは6時間以上かかります。
テクテクとハイキング。
平日の昼過ぎなので、すれ違う人はあまりおらず。
山頂に到着!
ちょうど良いハイキングでした。
高尾山山頂からの景色。
高尾山は599mだから、大山の半分くらいの高さですね。
雲が多くて富士山は見えませんでしたけど、大山はばっちり見えました。
高尾山ではUFOを良く見るらしい・・・とちょっと期待していたのですが、何もありませんでした~。
ちなみに山頂に着いたのは、16時でした。
ケーブルカーを使った1号路コースだと、2歳児の足に合わせても、1時間で登れちゃうんです。
靴も、普通のスニーカーでOKです。
高尾山には「七不思議」が存在するらしいので、時間のある方は探してみてはいかがでしょうか。
帰りは、またケーブルカーで降りて、高尾山口駅の近くにある「トリックアート美術館」へ行きました。
昨日、高尾山について取り上げたので、今日はその近くにある高尾山トリックアート美術館を書きたいと思います。 レジャー記 高尾山トリックアートミュージアムは、定期的に作品を入れ替えているようなので、この記事は参考程度にご覧ください。 […]
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2016年の紅葉の時期に行きました。土曜日だったので大混雑でした!
→→高尾山薬王院。モミジ祭り開催中の、ハイシーズン土曜日に訪れた混雑と感想。
交通アクセス
公共交通機関で行く場合、京王線高尾山口駅で下車です。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
駅から徒歩5分で、ケーブルカー乗り場・エコーリフト乗り場に着きます。高尾山はとっても人気があるので、公共交通機関で行くことをおすすめします。
車で行く場合、中央自動車道八王子JCT経由、圏央道高尾山ICを降りて新宿方面へ約5分です。
駐車場は、京王高尾山口駅の近くにある、八王子市営高尾山麓駐車場と、高尾山入り口南の高尾山薬王院祈祷殿駐車場の二つがあるようです。
市営駐車場のほうは、250台収容できて、8時から17時までは30分150円。17時から翌朝8時までは60分150円です。
普通自動車は12時間まで、平日800円、土・日・祝1,000円の最大料金だそうです。
5月と11月は、全日数1,000円になるので、ご注意くださいね(GWと紅葉は繁忙期)。
もう一つの京王高尾山駐車場(旧京王高架下臨時駐車場)は、80台収容。
こちらは平日と休日で、料金が違います。
平日は8時から17時まで30分間200円、17時から翌朝8時までは30分150円。
土日祝日は、8時から17時まで30分250円、17時から翌朝8時までは30分150円。
12時間までの駐車なら、平日は1500円、土日祝日は2000円です。
フリー切符
高尾山フリーきっぷがお得です。
京王線・井の頭線の、各駅にある券売機で買えます。
京王線・井の頭線各駅から高尾山口駅までの往復乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの乗車券(往復または片道)がセットになっていて、2割引でお得です。
買ったその日だけしか使えない切符です。
12月31日~1月3日は買えません。
新宿からなら、ケーブル・リフト往復セット券が大人1380円、子供690円です。
料金について
高尾山ケーブルカーは、緑色のあおば号と、赤色のもみじ号の二種類あります。
中学生以上の大人は往復930円、片道480円です。往復券のほうが30円安いです。
小学生以上の子供は往復460円、片道240円です。
未就学児は、大人1人につき1人無料です。
始発は8時からで、15分間隔で出ています(繁忙期は7分半間隔)。6分の乗車時間です。
終電は季節によって、17:15~18:30です。
夏季のビアーマウント開催期は21:15までやっていて、大晦日から元旦はお客さんに合わせてずっと運行しているそうです。
リフトの料金はケーブルカーと同じです。
12分間の乗車です。
ケーブルカーは8時からですが、リフトは9時からです。
5月から11月は最終が16:30、12月から4月は16時で、状況によって運転延長してくれるそうです。
近くの宿泊施設
八王子アーバンホテル。八王子駅出てすぐ。(高尾山駅周辺にホテルはありません)
お得で便利な、旅の予約サイト
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