【大山(おおやま)下山】 山頂から見晴らし台を経由して阿夫利神社下社へ。

いくつかに分けて神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」の紹介を書いてきましたが、今回で最後です。

参拝記

→→【大山寺(伊勢原市)の紅葉】 「雨降山」とも言われる、標高1251mの山。紅葉が見事!・・・神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」登山記の一回目はこちらでご覧ください。

 

大山登山マップ。

行きは赤コースでしたが、下りでこける人が多かったし、「どうせなら違うルートを歩きたいよね」と、下山は見晴らし台を経由する青コースを選択。

 

 

わりと道が良いんですよ。赤コースとは全然違い、石がない。

快適なのですが、日当たりが悪いのか地面が湿っていて滑りやすい上に、道が狭いです。

 

前日は曇りで、この日は晴れだったのですが、前日が雨ならけっこうグズグズなのではないかなぁ・・・。

 

 

 

【江の島】方面が良く見える!

この日、【富士山】は見えませんでした。

 

 

めっちゃ道が狭い!
1.5人分の幅で、横は崖です。滑落にご注意を・・・。

 

 

 

途中、鎖場がありました。

「鎖をあまり信用しないでください」と、ケーブルカー駅の看板にありました。

 

 

鎖場は二か所で、横はすごい崖です。

 

 

 

複雑に入り組んだ、木の根の隙間に足を入れて下ります。

 

 

 

こちらのルートは石がほとんどなく、途中、富士見台や牡丹岩、夫婦杉や天狗の鼻突き岩のような見どころもないので、ひたすら下ります。

人通りが少ないので、クマ鈴があった方が良いかもしれません。実際、チリンチリン鳴らしながら歩いている人が、何人かいました。

雷ノ峰尾根は落雷ポイントだそうで、雷鳴が聞こえたら素早く下山するように、とパンフレットに記載がありました。

 

 

 

見晴らし台に到着。

 

 

 

見晴らし台からの眺め。
11月下旬の16時30頃なので、けっこう薄暗いです。

景色を少し眺めて、下山を急ぎました。

 

 

見晴らし台から下社への道に、「注意 この付近にクマ出没」の看板がありました。


以前、秋田旅行の記事でも書きましたが、ゴミや食べ残しは必ず持ち帰りましょう。

「人間の食べ物は美味しい」と味を占めた熊は、食料を狙うそうです。

 

 

 

写真ではわりと明るく映っていますが、山の陰になっている道なので、かなり暗かったです。

 

 

明るさを補正して、暗くしてみました。11月下旬の16時半で、こんな感じ。

 

 

見晴らし台から下社への道は、けっこう危ないです。
道が狭い上に、崖がスゴイ。

近くの看板に「滑落多発 死亡事故あり」と書いてありました。

 

 

私たちの前に中国人グループがいて、始終ずっと大きな声でしゃべってギャハハと笑っていたので、暗い道にもかかわらず、なんだか明るい雰囲気でした。

何をしゃべっていたのかなぁ?

 

 

二重社。
龍の像が立派でした。ご祭神は、高おかみ神。龍神(水神)様ですね。

 

 

二重社のすぐ近くに、二重滝。

大山参りの禊場らしいですが、暗い時刻の滝はちょっと怖いですね。
もう少し明るい時刻に見たかったなぁ。

 

 

 

16:55、下社に到着。樹々がライトアップされていました。


 

 

 

もみじ祭り最終日だったので、暗くなっても参拝客が多かったです。

 

 

 

阿夫利神社下社へと続く階段は、ゴジラとのコラボイベントでプロジェクションマッピングがされていました。

でもこれ、めっちゃ人の通るところで映すもんだから、人に映像が当たって見にくいし、下りる人も気を使って隅っこを通っていました。
スクリーンを設置した方が良かったのかも?

 

 

18時4分。

帰りのケーブルカーは40分待ち。相模平野の街明かりがキラッキラ。平塚市、茅ケ崎市、藤沢市あたりかな。

 

帰りは大山寺駅で下車して、紅葉のライトアップを見たかったのですが、息子が「疲れたから帰りたい」と言うので、そのまま下りました。

 

 

もみじ祭り開催中のため、コマ参道の売店も遅くまで開いており、にぎやかでした。

 

 

ライトアップは終了しましたが、12月初旬くらいまで、紅葉が奇麗だと思いますので、お出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

(この登山記は2017年11月です)

→→【大山寺(伊勢原市)の紅葉】 「雨降山」とも言われる、標高1251mの山。紅葉が見事!・・・神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」登山記の一回目はこちらでご覧ください。

 

 

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→→大山阿夫利(あふり)神社下社。ご祭神は、富士山の神様の父神、雷神、龍(水)神。

料金

大山ケーブル~阿夫利神社は、大人片道630円、往復1100円(繁忙期は1240円)。
大山ケーブル~大山寺、または大山寺~阿夫利神社は、大人片道350円、往復600円(繁忙期680円)。

交通アクセス

公共機関で行く場合、小田急線・伊勢原駅で下車し、北口バス4番乗り場から、神奈川中央交通バスの伊10「大山ケーブル行き」に乗車して、終点の「大山ケーブル」で降ります。
バスは一時間に2本~3本出ています。
乗車料金は310円です。
伊10 大山ケーブル行きバス 時刻表
車で行く場合、東名厚木インター、秦野中井インターから国道246号線経由で40分。
駐車場は、市営大山第一駐車場(バス終点から600m下)に普通車84台(駐車料金600円)、市営大山第二駐車場(バス終点すぐ上)に普通車44台(駐車料金1000円)停められます。
ちょっと離れますが、第一駐車場のほうが400円安いです。

二つ合わせても普通車128台しか停められませんので、紅葉シーズン、お正月などは、駐車待ちの長い列ができます。

混雑解消のため、近くの小学校校庭が臨時駐車場となり、バスでケーブルカー乗り場まで運んでくれます。

フリー切符

公共交通機関で行く方は、丹沢・大山フリーパスがお得です!
私たちは毎回、ケーブルカー切符のついたA切符を購入しています。

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フリーパスの使用方法や注意事項を確認した上で、ご利用ください。

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