【神の道と御穂神社】 三保の松原と神社を結ぶ道を通り、夫婦和合・縁結びのパワースポットへお参り

前回の【三保の松原、 羽衣の松、羽車神社】の続きで、二泊三日静岡県旅行の紹介です。

→→静岡県旅行記の行程はこちら・・・二泊三日で8か所を巡りました。

 

参拝記

神の道は、前回の「三保の松原」と御穂神社(みほじんじゃ)を結ぶ500メートルの木の参道です。

樹齢300年から400年ほどの松並木が、520メートルにもわたってまっすぐ伸びているのですが、私たちが訪れた時、神の道は一部通行止めになっていました。

警備員さんにきくと、「松が倒れてしまって伐採するので、一部通行止めにしてある、このような状況はレアですよ」、とのことでした。

そのため、神の道の隣の歩道をテクテク歩いて御穂神社へ向かうことに。

 

 

途中、伐採された松の切り株がありましたが、とても良い匂いがしました。

松は、アロマオイルにもなるんですね。「パイン」という名前で売られています。

 

 


途中から通行可能になりました。

木の道、大好きです。

一歩一歩、トコトコ・・・と優しい音がします。

 

 

 

御穂神社(みほじんじゃ)に到着。

神社境内と参道(神の道)は、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つ「三保の松原」の範囲に含まれるそうです。

 

 

 


御穂神社前にて。

祭神の三穂津彦命は、おそらく三保(三穂)の地主神(国津神)かと思うのですが、後に天孫ニニギノミコト(天皇の祖先。天津神)に国土を譲りました。

その後、三穂津彦命は見目麗しい姫神「三穂津姫命」と結婚し、国土和平のために御穂神社に降臨なさいました。

 

 

 

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三保の松原・羽衣の松のすぐ近くにある「羽車神社」の石碑をもう一度貼っておきます。国譲り物語が書かれています。

 

国津神の三穂津彦命が、天津神のニニギノミコトに国譲りをしたのちに三穂津姫命と結婚したとのことなので、三穂津姫は天津神なのかもしれません。(国津神と天津神の婚姻、和合)

 

このようなことから御穂神社は、夫婦和合・縁結びのパワースポットであるようです。

また、「天女の羽衣伝説」の羽衣の切れ端が所蔵されているとも・・・。(どんな布でしょうか)

 

 

三保の松原は、相模湾・富士山・松原と景観が良いため、たくさんの人がいたのですが、御穂神社はとても静かでした。

 

前回とかぶりますが、三保の松原の「羽衣の松」は、御穂神社の御祭神である三穂津彦命と三穂津姫命の依り代であり、御穂神社のご神木です

羽衣の松は天女伝説で有名ですが、三穂の神様の依り代ですので、ぜひ神社にも参拝していただきたいです。

 

 

御穂神社前から見た神の道。

 

まっすぐ伸びていて、パワーの通り道になっているような造りでした。

 

 

 

次は、富士山ビュースポット「日本平(にほんだいら)」を紹介します。

御穂神社から日本平までは9km、車で20分くらいかかります。

 

 

次の記事はこちら

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、【三保の松原】から徒歩7分ほど。

車で行く場合、神社鳥居の横に無料駐車場があります。(停められる台数は少ないです)

近くの宿泊施設

羽衣ホテル。三保の松原のすぐ近くです。

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