【ミューザ川崎シンフォニーホール】 ホールアドバイザー秋山和慶企画 オーケストラで楽しむ映画音楽

昨日(2022年4月9日 土曜日)、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた「オーケストラで楽しむ映画音楽XIII(13)」を聴いてきました。

すごく良かったので、紹介したいと思います。

レジャー記

ミューザ川崎シンフォニーホールは、神奈川県川崎市にあります。

JR川崎駅西口を出てすぐなので、アクセスは抜群。

川崎駅には何度も遊びに来ており、ミューザ川崎の前も何度か通っていたのですが、私はクラシック音楽をあまり聞かないので、ミューザ川崎のコンサート情報はチェックしていませんでした。

しかし2月、神奈川県の広報誌のイベント欄を見ていたら、ミューザ川崎シンフォニーホールで「オーケストラで楽しむ映画音楽」が開催されることを知り、すぐにチケットをチェックしたものの、大人気で空席は端っこしか残っていませんでした。

毎年行われているので、行きたい方は早いうちからチェックしましょう。(1月半ばからチケット販売開始。私が買ったのは2月末でした)

 

 


指揮:秋山和慶さん
ナビゲーター:中井美穂さん
ゲスト:久石譲さん(指揮・ピアノ)
ゲスト:三浦文彰さん(ヴァイオリン)
管弦楽:東京交響楽団の皆さん

 

 

料金
S席7,000円
A席6,000円
B席5,000円
C席4,000円

 

 

私が買った座席は、4C(チケット料金が最安の4,000円の席)。

 

 

ミューザ川崎シンフォニーホールの入り口。

 

 

クローク、ドリンクコーナー、ショップは、新型コロナウィルス感染症対策のため営業していませんでした。

 

 

岡本太郎さんの巨大な作品がかけられていました。岡本太郎さんが好きな方は、神奈川県川崎市の生田緑地に美術館がありますので、ぜひ訪ねてください。

 

三階席まではエスカレータで行けますが、4階はさらに階段を使って上がります。

 

 

 

 

4階C席からの眺め。

すごく美しい造りで、「うわぁ、すごーーい」と大興奮。

音楽ホールは全 1997席(うち車椅子10席)で、4Cは会場全体を上から見下ろすような位置にあります。

 

 

コンサート中は写真・動画撮影禁止なので、人の少ない時に何枚か写真を撮りました。

コンサート開始は15時からでしたが、私達は14時20分からの「プレトーク」を聞きたくて、14時ごろに入場しました。

 

 

14時20分から始まったプレトーク。

ナビゲーターの中井美穂さんと、指揮の秋山和慶さん。

秋山さんは、ミューザ川崎シンフォニーホールのチーフアドバイザーで、様々な音楽賞の他、紫綬褒章などを受賞されています。

2022年で13回目となる「オーケストラで楽しむ映画音楽」を企画なさっている方でもあります。

 

 

次は、ジブリや数々の映画音楽を手掛けてらっしゃる久石譲さん。

大大大大大ファンです!

 

 

前半は、ジョン・ウィリアムズ生誕90年。

「インディ・ジョーンズ」よりレイダース・マーチ 5分
「シンドラーのリスト」からの3つの小品 15分
「ハリー・ポッターと賢者の石」よりヘドウィグのテーマ 5分
「E.T.」よりフライング・テーマ 5分

 

ジョン・ウィリアムズはハリウッドを代表する作曲家で、「スター・ウォーズ」、「シンドラーのリスト」、「未知との遭遇」、「スーパーマン」、「E.T.」、「インディ・ジョーンズ」、「ホーム・アローン」、「ジョーズ」、「ジュラシック・パーク」、「ハリー・ポッター」などの、ジョージ・ルーカスおよびスティーヴン・スピルバーグ監督作品を中心に、多くの映画音楽を作曲した方です。

どの曲も有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

 

前半の後、休憩が20分入り、後半は久石譲作品集。

ヴァイオリンとオーケストラのための「おくりびと」 8分
ヴァイオリンとオーケストラのための「私は貝になりたい」 10分
交響組曲「天空の城ラピュタ」 26分

 

天空の城ラピュタは圧巻でした!

映画を思い出させるようなドラマチックな展開でしたし、久石譲さんの生ピアノ演奏もあり、26分があっという間でした。

音だけなのに、脳裏にパズー、シータ、ムスカ、ラピュタの姿が・・・。

 

 

今回のプログラムは、前半で「シンドラーのリスト」、後半で「私は貝になりたい」と、戦争を題材にした映画音楽があり、ヴァイオリニストの三浦文彰さんの演奏が美しくて、なんだか悲しくて、泣きそうになってしまいました。

「世界が平和になりますように」と、みんなの願いが会場に満ちたように思えました。

 

 

ロシアのウクライナ侵攻問題が長引きそうですが、戦火が広がりませんように。

家を失い逃げた人たちが、早く元の暮らしに戻れますように。

もうこれ以上、傷つき、死ぬ人が増えませんように・・・。

 

 

 

世界を繋ぐのは怒りや暴力ではなく、多様性に対する理解と思いやり、芸術・文化なのだと、私は信じています。

 

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(2023年4月追記)

2023年4月8日、オーケストラで楽しむ映画音楽XⅣ(14)を聴いてきました!

 

曲目・演目
■年代ごとに追う映画音楽 ~ワーナー100周年に寄せて「エルヴィス」
「ボディガード」
「アマデウス」 ~モーツァルト:交響曲第25番ト短調 第1楽章
「燃えよドラゴン」
「雨に唄えば」
「カサブランカ」
「風と共に去りぬ」
世界初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」*■ディズニー特集
「ディズニー・メドレー」■迫力のオーケストラサウンドで大宇宙旅行
「2001年宇宙の旅」 ~ R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 第1部導入部
「未知との遭遇」
「宇宙戦艦ヤマト」
「スター・ウォーズ」「E.T.」・・・アンコールで演奏してくれました。

 

 

 

今回の座席は、2P。パイプオルガンの下エリア。ステージを後ろから眺めるような席で、大人一人4,000円(一番安い席)。

 

 

楽団の後ろの席で、正面に指揮者!

 

 

座ったのが一列目だったので、下をのぞき込むとこんな風景!

ティンパニ奏者の手元が良く見えました♪

今回のコンサートは、ミュージカル俳優の福井 晶一さんが「宇宙戦艦ヤマト」を歌ってくださったのですが、2P席は会場を後ろから見るような席なので、歌声がちょっと聞きにくいなーと思いました。

ゲストヴォーカルが出演するコンサートでは、2Pはちょっとやめておいた方が良いかもしれませんね。

「燃えよドラゴン」では楽団員さんが「ホワチャー!!!! アチョ~~~ッ!!!」と叫び、会場のあちこちから笑い声が聞こえました。楽団員さんが発声するのはとてもレアなケースなのだそうです。

とても楽しいコンサートでした。

 

 

ミューザ川崎の売店で買ったお土産。猫のトートバッグは1,000円、写真右の小さなバイオリンはクリップ&ボールペンで550円でした。

音符の可愛いクリップや、ステキなカバンもあったので、ぜひ売店ものぞいてくださいね。

 

また来年も、「オーケストラで楽しむ映画音楽」を聴きに行きます!!

 

 

 

(これは、2022年、2023年の記事です)

 

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交通アクセス

JR川崎駅西口出てすぐ。

料金

2022年度の料金
S席7,000円
A席6,000円
B席5,000円
C席4,000円

 

コンサートにより料金は違いますので、公式HPをご覧ください。

ミューザ川崎シンフォニーホール公式HPはこちら

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