今朝はずいぶん冷え込みましたね~。
みなさま、風邪などひかずに元気にお過ごしでしょうか。
大掃除が半分くらい終わったので、今日は息子と娘を連れて、近所の公園に遊びに行ってきました。
子供たちが、木登りをして遊んでいる中、私は日当たりの良いところで見守っていたのですが、一時間くらい経った頃でしょうか、後方の茂みから、
ガサガサガサガサ
と怪しい音。
「リスでもいるのかなー」と茂みに近寄ったら、落ち葉の隙間に、なにやら黒い生き物が見えました。
(ひょっとしたらヘビかな? でもなんか短いよねぇ)
と不思議に思い、息子に枝を持ってきてもらい、茂みをガサガサ突いたら・・・、
ガサガサガサ!
と、ツヤツヤした毛並みの、体長十数センチくらいの小動物が出てきて、生垣の下へ逃げました。
正体は、モグラでした。
生きたモグラを自然の中で見たのは初めてだったので、驚きました~~!
知られざるモグラの不思議に書いていたのですが、モグラは野生の哺乳類の中で、一番人間生活に身近なものであるのに、実際に見たことのある人は少ないようで、生死にかかわらずモグラを見たことのある人は3割で、生きたモグラの目撃者に絞ると1割しかいないそうです。
おー、それじゃ、私、息子、娘は、そのラッキーな1割に仲間入りしたということですかね。
自然の中でモグラを見たい人は、こんなふうにこんもりと土が盛られているところが狙い目です。
私たちがモグラを目撃したところは、こんな「モグラ塚」がたくさんありました。
それでも、日中の地表に出てくるのは珍しいそうですよ~。(木登り遊びに一時間付き合っていたので、運よく見れたのかな?)
ウィキペディアによりますと、日本のモグラは固有種で、東日本ではアズマモグラが大半を占めるとのことなので、私が見たのもこれでしょうね。
驚いたのですが、北海道にモグラはいないのだそうです。
もっと衝撃的だったのが、モグラは胃の中に12時間以上食物が無いと餓死してしまうということ。
モグラって、半日刻みの命がけの生活を送っているんですねぇ・・・。
気軽にモグラを見たい方は、多摩動物公園がオススメです。
冬の、抜けるような青空。
同じ空の下、いろんな生物が、今日も一生懸命生きているんだなぁ~~。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいm(_ _)m