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京都府旅行記

【貴船神社】 日本のルルドの泉! 貴船神社の総本社で、絵馬発祥の地。緑と水が気持ち良い癒しスポット

投稿日:2018年9月15日 更新日:

前回からの続きで、京都一泊旅行の紹介です。

【鞍馬寺(くらまでら)】前に車を停めて、【鞍馬寺奥宮 魔王殿】から貴船神社へ抜けて、お参りをしました。

参拝記

貴船神社(きふねじんじゃ)は、水神である「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀る神社で、全国に450社ある貴船神社の総本社です。

「龗(おかみ)」を社名とする神社は全国に2,000社あるとも言われるので、水神様が広く信仰されてきたことがわかりますね。

 

この地域は「貴船(きぶね)」と言い、最寄りの駅名も「きぶねぐち」と呼ぶのですが、濁点はにごりを表すので、水の神様を祀る貴船神社は濁らずに「きふね」と呼びます。

もともとキフネは「黄船」、「木船」、「貴布祢」、「気生根」とも書かれましたが、明治4年に「貴船」と改められたようです。

 

 

【鞍馬寺(くらまでら)】から【奥宮 魔王殿】を経由して貴船神社へ抜けるまで、2時間くらい歩いていたので、けっこう足が疲れていましたが、貴船神社周辺は水の音が気持ち良く、空気もひんやりと心地よい、癒しスポットでした。

 

 

階段を上ってお参り。

 

 

写真奥が拝殿。右にちらっと映っているのが、本殿です。

手水舎の横には馬の像がありました。

 

 

貴船神社は、絵馬発祥の社です。

古来から雨乞いの社として崇敬されており、歴代の天皇からことあるごとに勅使が差し向けられ、日照りの時には黒馬を、長雨の時には白馬を献じて、雨乞いと雨止みの祈願がされていたそうです。

「その数、数百度に及ぶ」と伝わるようで、かなり重要な社として信仰されていたのですね。

 

雨乞い、雨止みの祈願をする際、生きている馬ではなく、時には「板立馬」を奉納したと平安時代の文献に載っているようで、これが「絵馬」の原型と言われています。

 


手水舎には、

「欲ふかき 人の心と 降る雪は 積もるにつれて道を失う」

との、高橋泥舟(たかはしでいしゅう)さんの歌碑がありました。
高橋泥舟は、勝海舟、山岡鉄舟と並んで「幕末の三舟」と呼ばれる武士です。

 

 

石垣から出ている御神水。飲用可、清らかな水です。

  1. 自ら活動して他を働かしむるは水なり
  2. 常に自ら進路を求めて止まざるは水なり
  3. 自ら清くして他の汚水を洗い清濁(せいだく)併せ容るるの量あるは水なり
  4. 障害に遭い激しくその勢力を百倍するは水なり
  5. 洋々として大洋を充たし、発して蒸気となり雲となり雪と変し霰(あられ)と化し凝っては玲ろうたる鏡となる、而も(しかも)その性を失わざるは水なり

う~~~ん、勉強になりますね・・・。

水、深いですねぇ・・・。

 

余談ですが、この年の正月に地元の神社で引いたおみくじには、「器の形にしたがいながらも 岩をも通す 水の力に学びましょう」と書かれてありました。

やわらかくもあり力強くもあり、雲、雪、霰(あられ)、時には鏡のような氷と姿を変えるけれども「性」は失わない。自らは清くて、他の清濁をあわせて抱きいれられる水。

火のように、岩・山のように生きるのもカッコ良いけれど、水のように生きるのもまたカッコ良く、強いですね。

 

ちなみに、こちらの御神水を3年以上汲み置きし、水質検査したところ、腐らず変色もなく雑菌の繁殖もなく、非常に良質の水と判定されたのだそうです。

特殊なメンタル波動を出すお水のようで、「ルルドの泉」と酷似しているため、「日本のルルドの泉」とも紹介されるようです。

お水取りは無料ですが、地方発送などはしていないようです。(お参りに来た人だけ御神水をいただける)

 

冷たくて美味しい水でした。ぜひ、頂いてください。

 

 

拝殿。

先ほども書きましたが、祀られているのは水神である「高龗神(たかおかみのかみ)」です。

創建の年代はよくわからないようですが、社伝では弟18代天皇である反正天皇(はんぜいてんのう。大阪の大仙陵古墳を作った仁徳天皇の息子にあたる)の時代とされているそうです。

 

また、社伝によれば、神武天皇の母である玉依姫命(タマヨリヒメ)が、水源の地を求めて、難波の津から黄色い船に乗って淀川・鴨川・貴船川をさかのぼり、ここに上陸して、水神を祭ったのに始まると伝えているそうです。

現在の社殿はここですが、もともと奥宮にあったそうです。奥宮は、次の記事で紹介します。

 

 


ご神木、樹齢400年の桂(かつら)の木。

貴船は「気生根(キフネ)」とも書かれ、大地のエネルギー「気」が生ずる山、「気」の生ずる根源という意味だそうです。

神道では体内の気が衰えることを「気枯れ(けがれ)」と良い、古来からここに参拝する人は神気に触れて気力を充実したので、開運の信仰もあるそうです。

この桂の木は、龍のように大地から勢いよく立ち上っている姿によく似ているようです。

 

 

貴船神社は、縁結びの御利益もあり、若い女性に大人気でした。

社殿から300mほど上流にある奥宮と本社の中ほどにある「結社」が、古くから縁結びの神として知られているためで、縁結び祈願をしたい方はここで「結び文」に願い事を書いて、結社に持って行き、結ぶと御利益があるのだそうです。

 

貴船神社社殿から、結社、奥宮へ向かう道は、車の交通量が多く、狭いです。

貴船神社の駐車場は25台しか止められませんし、ご覧のように道が細く、奥宮へ参拝に向かう人たちがたくさんいるので、できるだけ公共交通機関で行った方が良いです。

 

 

道の横を流れるのは貴船川。

左の貴船山と、右の鞍馬山の間を流れる清流で、夏季限定で川沿いに川床が作られ、お料理が楽しめます。

訪れたのが三月末だったのでご覧のような景色ですが、紅葉の時期は人出が増えて、大混雑するようです。

 

 

では、次の記事で、貴船神社奥宮を紹介します。

 

関連記事

→→【鞍馬寺奥宮 魔王殿】の記事はこちら・・・貴船神社のすぐ近くに鞍馬寺西口があり、山を登ると鞍馬寺の奥の院です。

→→【鞍馬寺(くらまでら)】の記事はこちら・・・貴船山の隣が鞍馬山。

→→【賀茂御祖神社(下鴨神社)】の記事はこちら・・・タマヨリヒメと、父神を祀ります。加茂氏の氏神を祀る神社。世界遺産。

→→【竈山神社】の記事はこちら・・・タマヨリヒメと神武天皇に就いて書きました。和歌山市の竈山神社は、初代天皇となった神武天皇(イワレヒコ)の長兄で戦死したイツセノミコトの墓所です。

交通アクセス

貴船口駅から、京都バス33に乗り、貴船で下車(乗車時間5分160円)。貴船バス停から神社まで、徒歩5分。

電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。京都バスの時刻表は京都バスHPでご覧ください。

車で行く場合、駐車場は25台しかありません。2時間500円。道がとても狭いですし、駐車場も小さいので、できるだけ公共交通機関で訪れた方が良いです。

また、【鞍馬寺(くらまでら)】から【鞍馬寺奥宮 魔王殿】を通って貴船へ抜けられます。

近くの宿泊施設

京都“元祖川床”発祥の老舗料理旅館 貴船ふじや。貴船神社のすぐ近くです。

お得で便利な、旅の予約サイト

●国内旅館の予約
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執筆者:チョットnow


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