【河口湖遊覧船「アンソレイユ号」、天上山公園カチカチ山ロープウェイ】 絶景~~~! 富士山が良く見える!

今日から、山梨県の河口湖(かわぐちこ)周辺の観光施設を取り上げていきたいと思います。

一泊二日で、河口湖遊覧船、カチカチ山ロープウェイ、大石公園、河口湖オルゴールの森美術館、富岳風穴、青木ヶ原樹海、鳴沢氷穴をまわりました。

河口湖は富士五湖のうち、もっとも観光施設が集まっているところなので、まわりやすいです。(公共交通機関での観光がラク)

今回は富士山駅と河口湖遊覧船アンソレイユ、カチカチ山ロープウェイについて書きたいと思います。

面白かったのは天上山カチカチ山ロープウェイで、みなさんよくご存知の昔話「かちかちやま」の舞台だそうです。

旅行記

河口湖遊覧船の最寄り駅は河口湖(かわぐちこ)駅で、駅から徒歩10分で乗り場です。車で行く場合、無料駐車場があります。

 

 

私達は神奈川から河口湖駅に向かう途中、富士山駅で下車しました。富士山駅はもともと富士吉田駅でしたが改装されて、私達が訪れた3ヶ月ほど前に「富士山駅」に名前が変わったのです。

「オホー、すごいね~。駅に鳥居がある! 綺麗だね~」

とテンションが盛り上がります。

 

この富士山駅をデザインした方は、特急電車「ソニック」、九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」、私のふるさと和歌山県の和歌山電鉄「たま電車」、貴志駅も手がけた水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)さんです。
また和歌山県の観光情報も後に紹介していきますが、「猫の駅長たま」で有名な貴志駅はかわいいですよ~。

→→→貴志駅とネコの駅長たまの記事はこちら・・・猫型の駅舎!

 

 

富士山駅の屋上からは、富士山が奇麗に見えました。

 

 

屋上から見た、富士急ハイランドのジェットコースター。

 

 

ちょっと写真が暗いんですけれど、左側の面白い富士山のイラストの電車が「フジサン特急」で、右側のエンジ色の電車が日本一豊かな登山列車と言われる「富士登山電車」です。

 

富士登山電車は、富士山駅と同じく、水戸岡 鋭治さんがデザインしました。

フジサン特急2000系は平成28年2月7日(日)に引退しました。現在8000系が走っており、コントローラーを設置した子供向け模擬運転台が設けられているそうです。

また、「フジサン特急2000系」に代わり、2016年春から水戸岡 鋭治さんデザインの「富士山ビュー特急」が走っているそうです。ななつ星みたいにかっこいい赤い電車で、内部は木の細工が美しいです。

 

 

富士山駅から河口湖駅まで移動し、駅前で山梨名物ほうとうを食べ、「アンソレイユ号&ロープウェイ&河口湖周遊線/西湖・青木ヶ原周遊線2日間バス乗り放題」チケットを購入。

河口湖駅からバスに乗車し、遊覧船ロープウェイ入り口で下車し、アンソレイユ号に乗りました。

アンソレイユ号は30分に1回出航しており、乗車時間は20分くらいです。お天気が良かったので、富士山が良く見えました。

 

アンソレイユ号ですが2020年12月3日をもって引退となりました。現在は「天晴(あっぱれ)」号になっているようです!  定員は120名で、料金は2023年で大人1000円、小学生500円。

 

 

 

次はカチカチ山ロープウェイ。

昔話「かちかち山」の舞台といわれているのが天上山(てんじょうやま)で、タヌキが泥舟に乗って沈んだのが河口湖と言われているそうです。

どこからその説がきているかというと、太宰治が小説「カチカチ山」で「これは甲州 富士五湖の一つの河口湖畔、今の船津の裏山あたりで行われた事件であるという」と書いてあるからなんだそうです。

 

太宰治の御伽草子カチカチ山は、昔話かちかち山の太宰流パロディだそうで、ウサギを美少女、タヌキを愚鈍な中年男の物語として書いたそうです。

最後、ウサギ(美少女)はだまされて河口湖に沈んでいくタヌキ(中年男)に、

「惚れたが 悪いか」

と、セリフを吐いたそうですよ~。

美少女ウサギこわいなっ。

 

 

せっかくカチカチ山の舞台に来たので、ロープウェイ売店で絵本を購入。

でもこれ、あんまり子供に読む気にならないたらーっ(汗)
タヌキも酷いけど、ウサギも酷い~。

子供向けの絵本なので、おばあさんは死にません。タヌキにポカッと殴られて気絶します。タヌキも最後は死なずにウサギに助けられ、最後はみんなそろって仲直りの食事会をします。

最近の絵本は優しくまとまっていて良いですね。

私が子どものころ読んだ「かちかち山」は、婆さんがタヌキに殺され、タヌキは婆さんの皮をまとって婆汁を作って爺さんに食べさせるという身の毛もよだつグロ話だったのですが・・・。

あ~、こわい。

 

 

 

 

 

ロープウェイ山頂駅からは、河口湖が一望できます。
アンソレイユ号でくぐった河口湖大橋が小さく見える・・・。

 

 

河口湖(かわぐちこ)、山中湖(やまなかこ)、西湖(さいこ)、精進湖(しょうじんこ)、本栖湖(もとすこ)の5つは、富士五湖(ふじごこ)と言われています。河口湖は最も観光地化された湖です。

 

 

あちこちに、ウサギとタヌキの置物が。
やけどをしたタヌキの背中にカラシを塗りこんでいるところですね~。
タヌキの叫び声が聞こえてきそう・・・。

ほかに、カチカチ山「天上の鐘」というハート型の縁結び・無病息災の可愛い鐘もありました。

 

 

富士登山についてのアレコレを教えてくれるパネルもありました。
五合目から山頂まで6時間半もかかるんですね。

 

 

 

ロープウェイ山頂から見た富士山。

しばらく休んでいると、生き物のように、雲がわいてきました。

 

 

 

霊峰富士、綺麗ですね!

天気の良い日に訪れてラッキーでした。

20分ほど滞在していたのですが、富士山周辺の雲の動きが面白かったです。展望台には有料の双眼鏡があり、遠くを眺めることが出来ます。

 

 

河口湖遊覧船と景色を楽しんだ私達は、再び河口湖周遊バスに乗り、大石公園を目指しました。

 

この公園、コキアが綺麗なんです。

 

次の記事はこちら

続けて、河口湖周辺の観光を取り上げます。 河口湖遊覧船アンソレイユ号と、カチカチ山ロープウェイを楽しんだ私達は、河口湖周遊レトロバスに乗車し、大石公園へ向かいました。 旅行記 河口湖周遊レトロバス。 オシャレな外観なのですが[…]

 

(この旅行記は2011年のものです)

 

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交通アクセス

新宿から中央線特急とフジサン特急を乗り継ぎ、約100分で河口湖駅に到着。フジサン特急は個性的な電車です。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
河口湖駅前から河口湖周遊レトロバス(レッドライン)か、路線バスに乗り、遊覧船ロープウェイ入り口で下車します。(一時間に4本くらい出ています)
レトロバス時刻表

車で行く場合、河口湖遊覧船乗り場には、県営の無料駐車場(300台)があります。カチカチ山ロープウェイ乗り場には13台分の駐車場しかありませんので、停められなかった方はここに停めると良いです。

フリー切符

大月駅、河口湖駅、富士山駅からいろんなフリー切符が発売されています。
富士急行HP お得な切符
富士急行バスHP お得な切符
いろんな切符があるので、目的地に併せて選んでください。
河口湖周辺の観光には「レトロバス」が便利です。
河口湖周遊線/西湖・青木ヶ原周遊線2日間バス乗り放題1,200円。
富士五湖中、山中湖エリアを除く全線2日間乗り放題(レッドライン、グリーンライン、ブルーライン全線)。

周遊バス路線図

大月駅で、2日間有効の「天上山公園カチカチ山ロープウェイと、河口湖~大月駅間の富士急行の乗車券のセット」を購入できます。

料金について

・アンソレイユ号・・・中学生以上の大人930円(カチカチ山ロープウェイ等の富士急グループ観光施設利用者は大人750円)、小学生470円。小学生以下の幼児は大人1人につき1人無料。
・カチカチ山ロープウェイ・・・中学生以上の大人往復800円、小学生往復400円。小学生以下の幼児は大人1人につき1人無料。

アンソレイユ号&ロープウェイのお得なセット券は、大人1300円、子ども650円。

さらに河口湖周遊線/西湖・青木ヶ原周遊線2日間バス乗り放題1,200円を付け足す場合、大人2500円かかるところ2360円で購入(全部バラバラで買うよりも570円お得)できます。子供は1180円。バスとのセット券は河口湖駅で購入できます。

近くの宿泊施設

富士河口湖温泉 湖南荘。河口湖遊覧船乗り場のすぐ近く。

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