今日は、東京都府中(ふちゅう)市の「府中市郷土の森公園」について書きます。
レジャー記
府中市郷土の森公園は、以前取り上げた府中市郷土の森博物館の道路を挟んだ隣にあります。
→→府中市郷土の森の記事はこちら・・・アジサイが奇麗。夏季は水遊び池で遊べます。
府中市郷土の森公園の見どころは、7~8月のハス。
写真は舞妃蓮(まいひれん)。
蓮の花は午後から閉じてしまうので、午前中に見に行きましょう!
ハスの中でも有名なのが「大賀ハス」。
訪れたのが8月半ばを過ぎたころだったので、見ごろを過ぎていました。
蓮の花が咲いているのは四日間だそうです。二日目が最も美しいですね。
なんとか大賀ハスのお花が一つだけ残っていましたが、咲いて三日か四日目くらいかな?
前日に訪れていたら、もっと奇麗だったでしょうね。
大賀ハスは、千葉市の落合遺跡で発掘された、今から2,000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハスです。
植物学者でハスの権威者でもある、大賀一郎さんの胸像がありました。
発見された2000年前のハスの実を、府中市にある自宅で発芽育成に成功。
3粒中2粒は失敗し、1粒だけ成功したというから、さぞかしドキドキしたでしょうね~。
たった一粒だけ発芽育成に成功した大賀ハスは、現在、日本のいろんなところで見られるようです。
→大賀ハス ウィキペディアに、大賀ハスが移植された施設一覧がありますのでご覧ください。
泥の中から美しい花を咲かせる蓮・・・、大好きです!
お花も美しいですが、泥の中の根っこはつながっており、「一蓮托生」にも「蓮」が入っていますね。道連れのような意味合いで使われることが多いですが、もともとは浄土での再会を約束した言葉だったようです。
花言葉は、清らかな心、神聖、沈着、雄弁。
蓮池の北西には、無料の釣り堀があります。
名前を書くだけで、無料で釣り竿、エサ、タモが借りれます。
「初めての利用です」と伝えると、エサのつけ方やコツを教えてくれるので、初心者にも安心♪
「けっこう釣れるんですか?」と尋ねたら、「うん、まぁ持久力によるかな」とのことでした(笑)。
さあ、釣るぞ~♪
初めての釣り竿にテンションが上がる息子(笑)。
「ねぇ、まだ釣れないの~?」
「和歌山のじいちゃんは、海釣りで5時間過ごすらしいよ」
「えー、そんなに? 僕、何もすることないからヒマだよ」
と、初めての釣りは退屈だという息子に、父が釣ってきてくれたタイやシマアジ、祖父がよくくれたボラの話をして40分過ごしました。
40分間で魚を釣ったのは2人(どちらも男性)で、私達より先に着席していたので、いったいどれだけの時間がんばっていたのやら(^_^;)
釣った魚は持って帰れませんので、針を外して逃がしてあげましょう。
私達はエサのつけ方がまずかったのか、ひたすらエサを付け替えて、40分であきらめました。
この間に蚊に刺され、痒かった~~。長ズボンを履いていくのをおススメします。
何も釣れずにガッカリした息子がはしゃいだ交通公園。
足こぎ車は無料で利用できます。「交通公園」なので信号があります。
こちら、ゴーカート。
遊園地で大人気のゴーカートが、ここでは待ち時間が、ほぼゼロ! 料金は一周100円と激安!
しかし、利用は小学生以下の子供と、幼児&保護者のみ!
大人のみの利用と、子供の二人乗りは禁止です。
小学生以下の子供の一人乗りOK。大人運転席&子供(幼児)助手席もOKですが、子供運転席&大人助手席はダメ。
ゴーカートと言えば、我が家はプレジャーフォレストで一時間も待って乗っているので、相模湖よりもずっと近いところで、待ち時間ゼロで、一周100円の激安で乗れて、大満足!
電気自動車。
100円玉を機械に入れて、足元のボタンを踏んで操縦する、遊園地でおなじみのちびっこ用の車です。
こちらの利用も小学6年生までの利用です。二人乗りは、必要に応じて保護者同伴でもOK。
おうまさんは新型らしい。
ハンドルを左ばかりに切る3歳の娘は、ひたすらグルグルまわるので、8歳のお兄ちゃんが運転。
交通公園には電車、バス、消防車が置かれており、バスのみ中に入って遊ぶことができます。
ジャングルジム、滑り台、砂場もあり、さほど混雑しておらず、楽しく遊べました。
ゴーカートのチケット売り場横に小さな売店があり、アイス、おやつ、飲み物、パンなどが買えます。
夫が落とした焼きもろこしを奪い合うハト。
かなり激しく、三分くらい取り合って、驚いた・・・。
鳩へのエサやりはおそらく禁止されていると思うので、ご飯やおやつを落とさないよう、お気を付けください。
以前書いた、隣の【府中市郷土の森】では水遊びができますし、【府中市郷土の森博物館】ではプラネタリウムが見れるのであわせていくと、まる一日遊べます。
駐車場は無料ですし、バス停も近いので、便利です。
楽しいお出かけになりますように♪
(このレジャー記は2017年です)
関連記事
→→府中市郷土の森博物館の記事はこちら・・・プラネタリウムが見られます。大国魂神社のくらやみ祭り、縄文土器などの展示があります。
→→府中市郷土の森の記事はこちら・・・アジサイが奇麗。夏季は水遊び池で遊べます。歴史的な建築物の見学もできます。
→→サントリー武蔵野ビール工場の記事はこちら・・・事前に予約が必要。無料で見学でき、ビール三杯とおつまみがいただけます。府中市郷土の森から徒歩15分くらい。分倍河原駅から無料バスが出ています。
交通アクセス
アクセスは、京王分倍河原駅で電車を下車し、駅前のバス乗り場から分52・府52の路線バスに乗車するか、ちゅうバスに乗って行きます。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
路線バスも、ちゅうバスも1時間に2本ずつしかないのですが、10~15分ずれて運行しているので、府中市郷土の森博物館方面のバスは、1時間に4本あると考えても良いです。
路線バスは180円(ICカードなら175円)。郷土の森正門前下車です。
ちゅうバスは100円。南町2丁目下車徒歩6分です。
路線バスは郷土の森博物館前にバス停がありますが、ちゅうバスのバス停は離れているのでご注意ください。
写真はちゅうバスと、時刻表、南町2丁目バス停から郷土の森博物館への地図です。
→→路線バス分52・府52の時刻表はこちら(ちゅうバスより80円高いですが近くて便利)
車で行く場合、200台停められる無料駐車場があります。
近くの宿泊施設
府中アーバンホテル別館。分倍河原駅の隣「府中駅」南口から徒歩1分。