【たねや、クラブハリエ、八幡掘り散策】 日牟礼八幡宮参拝の後は、近江商人が行き交った八幡掘りを散策。時代劇ロケ地!

前回の続きで、滋賀県の琵琶湖一周旅です。

この記事が五日目最後の記事で、たねや、クラブハリエ、八幡掘り散策を紹介します。

→→2018年5泊6日滋賀県琵琶湖一周旅行記の行程はこちら・・・レンタカーを利用して、5泊6日で27か所を巡りました。

旅行記

【日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)】を参拝した後、神社の隣にある「たねや」へ行きました。

 

種家(たねや)は、滋賀県近江八幡市にグループ本部を置く、菓子製造・販売会社です。

もう少し離れた所に、ラコリーナ近江八幡店があり、そちらへ行きたかったのですが、閉店ギリギリの到着になりそうだったので、日牟礼八幡宮横にある近江八幡日牟礼ヴィレッジにしました。

 

 

たねやにはたくさんのお菓子がありますが、日牟礼八幡宮隣のこの店舗でしか食べられない限定品があります

 

 

それが、このタコ焼きのような一品。

「めっちゃタコ焼きに似てますね~」とお店の方に言うと、「たまに、お客さんでソースかけて~って言う方がおられます」とのこと。

 

 

中には粒あんが入っています。

外はパリッ、中には激熱の粒あん。たこ焼きみたいに、ハフハフ言いながら食べました。

このタコ焼きのようなお菓子は、「つぶら餅」と言い、数多くあるたねやの店舗の中で、ここでしか食べられません。店で焼いてくれているので、出来立てアツアツ。

近江八幡のお米を使用したお菓子で、1個80円と買い易い値段設定で、お茶がついてきます。

 

朝から6ヵ所周り、この前に立ち寄った【安土城跡散策】で少々疲れていたので、甘いお菓子を食べ、疲れが癒されました。

 

 

店舗は昔ながらの茶屋をイメージした造り。

近江八幡の氏神様を祀った古社、【日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)】の隣にあるので、雰囲気を壊さない造りになっています。

私達は限定のお菓子だけ食べましたが、他に季節の和菓子や最中もありました。

たねやは、滋賀県だけではなく、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡に店舗があります。

 

 

次は、道路を挟んだ向かい側の「クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ」へ。

ここは、さきほどの「たねや」と同じグループ会社で、洋菓子を専門に扱うお店です。

バームクーヘンの火付け役となった会社だそうですが、私達はここでバームクーヘンは買わず、こだわりすぎの日牟禮ドーナツ(250円くらいだったかな)と、20cmくらいはありそうな長いシュークリームを買いました。

店舗で食べれるようですが、八幡掘り散策で食べることにしました。

クラブハリエも、たねやと同じく、各地に店舗があります。

 

 

次は、八幡掘り散策。

八幡掘りとは、日牟礼八幡宮のすぐ近くを流れている人工水路で、幅員約15メートル、全長6キロメートル。

戦国時代に造られたもので、琵琶湖と八幡山のふもとを結び、近江八幡発展に大きく貢献しました。

近江八幡が近江商人により大いに栄えたきっかけとなったのは、【日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)】の記事でも書きましたが、豊臣秀吉の甥の秀次(ひでつぐ)です。

この辺りは、日牟礼八幡宮の後ろにある、秀次の居城「八幡山城」の城下町として栄えました。

 

 

八幡堀沿いの建物は、裕福な豪商たちの土蔵や旧家で、八幡堀を含む旧市街地約13.1ヘクタールは、「近江八幡市八幡」の名称で重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

 

少し歩きましたが、大変雰囲気が良かったです!

ぜひ歩いてください! オススメです!

 

 

明治橋。時代劇の撮影スポットとして有名らしい。

ウィキペディアによりますと、八幡掘りは、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳、剣客商売、るろうに剣心などの時代劇のロケ地になっているそうです。

 

 

すごく美しい八幡掘りですが、近代の経済発展と共に水質が悪くなって異臭を放ち、埋め立ての計画まで出たそうですが、地元の方々が「八幡掘りを守ろう!」と立ち上がり、現在のような姿となりました。

地元の方々に愛され、守られた、大変素晴らしいところです。

 

私達は堀のあたりを歩いただけでしたが、船での観光も行っているようなので、時間に余裕のある方はそちらを利用しても楽しいのではないかなと思います。

 

 

お堀のベンチに座って、クラブハリエで買ったこだわりのドーナツを食べる。

安いドーナツは油をたくさん吸って、べっとり重くて胃にもたれるけれども、こちらのドーナツは驚くほど軽い食感で、優しい甘みが口に広がり、「体に悪くないドーナツ」といった感じ。三つくらいペロリと食べれてしまうようなお味でした。

 

 

もうひとつのおやつ、20cmくらいの長いシュークリーム。

なんだか似ている柳の木と一緒に撮ってみました。

こちらも美味しかったです。

 

 

三月末、八幡堀の桜は満開。

神奈川に帰った後は一週間寝込んでしまったので、2018年の桜の思い出は、神奈川ではなく、滋賀県の近江八幡市となりました。

 

満足、満足。

 

 

 

さて、次は、最終日。

五泊六日の旅行の、六日目の行程に突入です。

猛烈な寝違えで目を覚ました後、がんばって、河内の風穴(かわちのふうけつ)、多賀神社、彦根城をまわり、神奈川に帰りました。

 

琵琶湖一周旅の記事も、残りあと3つです。

 

次の記事はこちら

さて、五泊六日の滋賀県琵琶湖一周+京都旅の、最終日に突入です! 滋賀県の残りの記事はあと3つ!(途中の京都旅は→→【賀茂御祖神社(下賀茂神社)】の記事からご覧ください) ひとまず、米原から始まった琵琶湖一周旅を完結させます。 […]

(この旅行記は2018年です)

 

関連記事

→→2018年・春  滋賀県琵琶湖一周 5泊6日旅行の行程・・・この旅行の行程まとめ。

→→【日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)】 近江商人の信仰を集めた神社。悲運な、秀吉の甥「秀次」により発展した近江八幡・・・前回の記事です。

→→【安土城跡】 織田信長が天下統一を夢見た城。信長の死には謎がある・・・近くです。

→→【びわこ花噴水】 世界最大級の無料噴水ショー。開催場所は、琵琶湖大津港です・・・大津市。琵琶湖の噴水ショー。

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、近江八幡駅で下車、北口から近江鉄道バス(長命寺行)で大杉町停留所下車、徒歩5分。

たねや、クラブハリエ前に、駐車場があります。

近くの宿泊施設

ホテルニューオウミ。近江八幡駅出てすぐ。

お得で便利な、旅の予約サイト

【必見書籍! 迫り来る大薬害の内部告発】