【白馬八方尾根(はくばはっぽうおね)ハイキング】 八方アルペンラインで標高1830mへ。美しい八方池、北アルプス山脈、高山植物!

今日は、長野県白馬村の白馬八方尾根(はくばはっぽうおね)を紹介します。

旅行記

ここしばらく長野県松本市の観光ばかり取り上げてきましたが(【松本城】【上高地(かみこうち)】)、今日紹介する白馬八方尾根(はくばはっぽうおね)は、松本市のずーーーーっと北にある白馬村(はくばむら)にあります。

松本駅からよりは、長野駅からの方が近い。もう少し北に行くと新潟県です。

白馬村というとスキーで有名で、国内最大規模の八方尾根スキー場があり、長野オリンピックの会場になりました。(泊まった旅館の窓から、白馬ジャンプ競技場が見えた!)

 

 

向かったのは標高770mの所にある八方アルペンラインの八方駅。(お世話になった旅館の御主人が車で送ってくれた! 写真はグーグルマップから借りました)

 

八方駅から先は「八方ゴンドラリフトアダム(8分)」と「アルペンクワッドリフト(7分)」と「グラートクワッドリフト(5分)」の3つを乗り継いで、一気に標高1830m八方池山荘へ上ります。

料金は大人往復3000円、子供は1850円です(グリーンシーズン料金)。

→→八方アルペンラインはこちらでご覧ください

 

 

こちら、グーグルマップから借りた写真。冬季はスキー客で大賑わい。

 

私達が訪れたのは夏だったので、緑豊か。

標高1830m。雲海がスゴイ!

 

 

八方池山荘から、目的地の「八方池(はっぽういけ)」まで、一時間半くらいかけて歩きます。

 

 

 

小雨がぱらつく日だったので、息子にレインコートを着せました。

 

雪が残っていました!

 

向かい側の山にも雪渓。

 

生き物のように山肌を駆け上がる霧。

 

途中、いくつかケルンがあります。

ケルンとは、山頂や登山道などの道標となるように、石を円錐状(ピラミッド型)に積み上げたもの。

 

ついに、お目当ての八方池(はっぽういけ)に到着!

標高2060m。

雲の多い日だったので、山が霞んでいますが、北アルプスの美しい山並みと雪渓に心奪われ、しばし休憩。

第三ケルンから、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)と八方池の美しい写真を撮ることができます。

 

けっこう豊かな水量でした。

 

 

 

八方尾根は高山植物も豊かです。

シモツケソウ。

 

クガイソウ。

 

ハクサンシャジン。

 

ニッコウキスゲ。

 

イワイチョウ。

 

ハッポウアザミ。

 

チングルマ。

(チングルマが好きな人は【大雪山旭岳】の記事もどうぞ!)

 

黒菱平から上部は、中部山岳国立公園で、長野県天然記念物に指定されています。

北アルプスの山並みが美しいのはもちろんですが、可憐な高山植物が咲き乱れる美しい景色に胸打たれました。

 

こんな素敵なところに、気軽に訪れられる時代に産まれて、本当に良かった!(感涙)

 

この一帯には、特別天然記念物の日本カモシカやライチョウなどの動植物が多数生息しているのだそうです。

 

皆さんも訪れて、ぜひ気持ちの良い空気を胸いっぱい吸いこんでくださいね。

 

自然の美は、宇宙の美!

 

(この旅行記は、2013年です)

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交通アクセス

白馬駅から路線バスに乗り白馬八方尾根スキー場で下車。

車で行く場合、ゴンドラ乗り場前に有料駐車場有。

料金

八方アルペンライン(ゴンドラと2つのリフト)料金は、大人往復3000円、子供は1850円です(グリーンシーズン料金)。

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