今日は、神奈川県愛甲郡愛川町の「神奈川県立あいかわ公園」の敷地にある、「あいかわ公園 工芸工房村」について紹介します。
レジャー記
愛川町は地図の赤い風船マークの所。
あいかわ公園は遊具の他、宮ケ瀬ダムの見学で有名です。以前記事にしたので、【宮ヶ瀬湖】 あいかわ公園と、宮ヶ瀬イルミネーション。宮ヶ瀬ダムハイキングパスがお得の記事でご覧ください。
今日は、「工芸工房村」についてのみ書きます。
園内はロードトレイン愛ちゃん号が走っているのですが、徒歩でのんびりまわるのもオススメ。
工芸工房村に到着。
向かい側には愛川町郷土資料館もあります。
顔出しパネルで記念撮影。
工芸工房村では「藍染め」「機織り」「紙漉き(かみすき)」「陶芸」「木竹工」などが体験出来ます。
私達は以前【川崎市伝統工芸館】で藍染体験をしたし、陶芸体験も二度ほど他所でやったので、機織りと紙漉き(かみすき)を体験しようと思いました。
・・・が、なんと、訪れた日は、機織りの体験ができない日でした!
おぉぉぉぉぉぉぉぉ、残念!!!
目当ての体験学習ができるかどうか、事前に調べてから訪れるのをおススメします。
ということで、私は紙すきをする息子に付き添い、夫は娘と木工体験(色塗り)をすることに。
紙すき体験は、はがき(無地)5枚が600円。押し葉入り5枚が900円。他に、名刺やA3判、色紙判もできます。それぞれの所要時間は30~40分くらい。
エプロンを貸してもらい、まずは和紙の材料や作り方を勉強。
顕微鏡が置かれてあり、和紙の繊維を拡大して見れます。
顕微鏡で見た和紙の繊維。
美しいですね!
繊維が複雑に折り重なって、和紙の柔らかさと強度が生まれるのです!
展示されている資料を一通り見て、すごいなぁと興味津々の息子。
和紙は1000年以上保存でき、島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙、埼玉県の細川紙は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています!
では、いよいよ和紙の紙すき体験。
私達が訪れたのは一月で、オレンジ色に染色された和紙作りを体験できました。
月によって色は変わるそうです。
繊維の厚みを均等にするのがコツ。
3回くらいやり直して、OKをもらいました。
木枠を外して、裏から水をかけて繊維を剝がします。
押し葉つきのハガキ作りは、ここで押し葉(モミジ)を乗せます。
また木枠をはめて、押し葉の上に繊維をコーティング。
上手くできました!
水気たっぷりなので、バキューム機でズイーーーーンと水気を吸い取ります。
これがなかなか楽しい!
最後はアツアツの板に張り付けて、乾燥させます。
ここでしばらく時間が空いたので、隣にある自動組紐機へ。
持ち手をクルクル回すと複雑にヒモが組み合わさって、美しいミサンガを作ることができます。(無料)
紙すき体験工房へ戻ると、息子の和紙が完成していました!
上手にできたと思います!
本人も満足。
そのままでも十分素敵なのですが、隣にスタンプコーナーがあり、作った和紙をもう少しにぎやかにアレンジできます。
押し葉つきのハガキはそのままでも可愛いので、無地ハガキにスタンプを押して可愛くしました。
紙すきが終わったので、夫と娘のもとへ。
ロードトレイン愛ちゃん号の木製玩具に色を塗っていました。
所要時間は一時間ほどで、料金は700円。
機織り体験室。
やりたかったなー!
また今度のお楽しみに取っておきます。
たくさんの工芸体験があるので、ぜひいろいろ体験してくださいね。
楽しいお出かけになりますように。
(この旅行記は、2020年です)
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→→【川崎市伝統工芸館】 生田緑地で、藍染体験ができる! ・・・神奈川県川崎市多摩区。藍染体験をしました。
交通アクセス
神奈川中央交通バス「センター経由半原」行き「愛川大橋」下車(約60分)。下車後、バス停から徒歩約15分で到着。
車で行く場合、有料駐車場があります。(平日は無料。土・日・祝日及びゴールデン・ウィーク、夏休み、春休みは有料)