【養老渓谷(ようろうけいこく)】 粟又(あわまた)の滝を見て、のんびりとハイキング

今日は、千葉県の養老渓谷(ようろうけいこく)を紹介します。

旅行記

養老渓谷(ようろうけいこく)は、房総半島中央部にあります。

 

前回紹介した【チバニアン(千葉時代)】 国指定天然記念物「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」とチバニアンビジターセンターからは、車で約17分なので、セットで楽しめます。

地層を削ってチバニアンの貴重な地層を露出させたのが養老川なので、養老渓谷とセットで楽しむ流れはオススメ。

 

 

養老渓谷は、

  1. 滝めぐりコース(4km、1.5時間)
  2. バンガロー村・弘文洞コース(7.4km、2時間)
  3. 大福山・梅ヶ瀬コース(9.6km、3.5時間)

の3つのコースがあります。

私達が散策したのは、滝めぐりコース(たぶん、一番人気のコース)です。

養老渓谷ハイキングコースは、養老渓谷マップでご覧ください。

 

私達は、「滝見苑けんこうむらごりやくの湯」の少し手前の有料駐車場に車を停めました。

 

「食事処滝乃屋」のすぐ前に、滝めぐりコースの入り口があります。

ここを下りると、粟又の滝(あわまたのたき)へ出ます。

 

 

かなり下ります。行きはラクなのですが、帰りの上りがけっこう疲れた。

 

粟又の滝遊歩道マップ。カワセミなどが見られるようです。

 

見えてきました! 奥にあるのが粟又の滝(あわまたのたき)。

 

粟又の滝は、養老川上流部にある、落差約30メートル、幅約30メートル、延長約100メートルの滝です。

川面に滝が映り、キラキラ輝いて、とても奇麗でした。

今まで、和歌山県の【那智大滝】(日本三名瀑の一つ)、栃木県の【華厳の滝】(日本三名瀑の一つ)、静岡県の【白糸の滝、音止の滝】など、いくつかの滝を見てきましたが、粟又の滝はものすごくゆったりとした流れで、大迫力を楽しむというよりは、清浄な空気と心地良い水の音に癒されるスポットでした。

滝の種類でいうと、茨城の「袋田の滝(日本三名瀑の一つ)」と同じ「滑滝」です。

 

 

粟又の滝は養老川の上流部にあることから、河川名を取って「養老の滝」とも呼ばれるのだそうです。養老渓谷で一番人気がある観光スポットです。

 

「養老の滝」と言えば、岐阜県の養老の滝も有名。滝の水がお酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」があるのだそうです。

 

 

真夏はここで川遊びができるそうですが、訪れたのが九月末だったので、川遊び客はいませんでした。

ところどころ泡立っていた。水質はどうなのだろう??

 

 

粟又の滝近くは、落石注意。

 

 

粟又の滝から2kmほど、「粟又の滝自然遊歩道」が整備されており、気持ち良い森林の中を散策できます。

 

 

川底は段々になっていて、急に深くなっているところがいくつかあるようでした。

 

地層がスゴイ。

 

 

しばらく歩くと、落差8mの「千代の滝」と、落差10mの「万代の滝」があります。写真は万代の滝。

 

 

落差20mの「昇龍の滝」を探して歩いたのですが、見つけられず!

グーグルマップで確認しながら歩いたのですが、滝はどこに・・・???

 

このあたりで6歳の娘が「疲れた。もう歩けない」と言ったので、戻りました。

 

「小沢又(こざわまた)の滝」と、「金神の滝」もあるそうなので、訪れた方は養老渓谷にある6つの滝を全て探してみてくださいね。(私達は3つで終了)

 

トンボがたくさん飛び交う、とても素敵な渓谷でした。(トンボが耳元まできたので、羽音を初めて聞いた!)

 

 

数秒以上も同じ点でほぼ完全な停止飛行(ホバリング)ができる。これはヘリコプターでさえ未だ不可能とされるレベルの能力であり、トンボの飛行能力の高さを表す生態とされている。その速度もオニヤンマで時速70kmという自動車並みの高速を叩きだし、ギンヤンマに至っては時速100㎞にも及ぶ飛行性昆虫の中ではトップクラスの飛翔能力を有する。

トンボとは より抜粋)

 

いや~~~! トンボ、すごいな!!!!!

 

 

粟又の滝の美しさはもちろん、森林浴と自然観察にとても良い所なので、ぜひ訪れてくださいね。

 

 

次は、まるでジブリの世界! と有名な「濃溝(のうみぞ)の滝」へ向かったのですが、途中で「亀山ダム」に寄ってイノシシ肉を食べたので、そちらを紹介します。

 

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(この旅行記は、2020年です)

 

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、養老渓谷駅で下車。
車で行く場合、養老渓谷沿いに有料駐車場がいくつかあります。

料金

無料。

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