今日取り上げるのは、東京都千代田区にある東京大神宮です。
縁結びの神様として人気ですね。
東京大神宮は、神前結婚式創始の神社で、隣のマツヤサロンで結婚式の相談や挙式後の披露宴ができます。
参拝記
東京五社と呼ばれる神社は、
です。(上の青文字は、それぞれ参拝記に繋がっているのでご覧ください)
大國魂(おおくにたま)神社だけ東京都府中市なので離れているのですが、他の四社は23区内にあるので一日でまわれます。
最寄り駅は飯田橋駅です。
東京大神宮は明治13年、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建されました。
最初、日比谷に鎮座していたことから、日比谷大神宮と呼ばれていましたが、関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは飯田橋大神宮と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改めました。
御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめらおおかみ。伊勢神宮内宮の神様)、豊受大神(とようけのおおかみ。伊勢神宮外宮の神様)。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)の造化の三神と、垂仁天皇の皇女である倭比賣命(やまとひめのみこと。ヤマトタケルの叔母)がまつられています。
2008年3月東京大神宮で挙式して、翌年1月末にお参り、同年秋に安産祈願に来て以来なので、7年ぶりの参拝でした。
2人だった家族も、今や4人。
年月が経つのを早く感じます・・・。
2008年末ごろから有名になりだして、一気に参拝者が増えました。
2009年1月に初詣に来た時は参拝まで1時間以上かかる行列で、「昔はこんなんじゃなかったのになー。縁結びで有名になっちゃってから、お参りに時間がかかるようになっちゃった」と、地元の方がしゃべっていたのが印象的でした。
今年(2016年)の3月5日(土)に訪れた時は、行列ができるほどではありませんでしたが、境内にはたくさんの人がいて、社殿での御祈願が満席のようでした。
東京大神宮境内(右隅)には、飯富稲荷神社があります。
この飯富稲荷神社は、9代目市川団十郎丈が厚い信仰を寄せていたことから、初午祭に歌舞伎俳優らによる絵馬が多数奉納されるようになったそうです。
今年は37枚の絵馬が奉納され、3月27日まで披露されているようです。
飯富稲荷神社初午祭は、3月25日午前11時からだそうです。
河津桜が咲いていて綺麗でした。
初宮参りや七五三などのお祝いごと、家内安全や商売繁昌、厄除などの特別なお願いごとがあるときには、社殿に上がって参拝できます。
ちょうどご祈祷が行われている最中で、社殿にはたくさんの人がいました。
願いごと1つにつき、5000円からご祈祷してくださるそうです。
以前、安産祈願をしてもらいましたが、私達夫婦の名前を読み上げて祝詞奏上してくださいました。
境内には休憩所があり、おだんごとお茶をいただけます。
料金は「お気持ち」だそうです。
おだんごは、中にみたらしあんが入っていて、おいしかったです。
東京大神宮のお守りはや絵馬は、すずらん柄でかわいいです。
恋みくじなどもあり、女性向けな感じがします。
参拝客の8割は女性です。
境内左には、「マツヤサロン」があります。東京大神宮での神前結婚式と披露宴の申し込み・相談は、ここで行います。
東京大神宮は、神前結婚式創始の神社です。
明治33年、当時の皇太子殿下(のちの大正天皇)と九条節子姫(後の貞明皇后)のご結婚の礼が、皇室でも初めて「宮中賢所(神前)」で行われました。
神前で儀式を行うことは画期的な出来事として人々の関心を集め、「神前で挙式したい!」と希望する声が出てきたので、東京大神宮(当時は日比谷大神宮)が、一般の人々に向けた神前結婚式をつくったため「創始」となっています。
昔は、各家庭で結婚式をしていたのですが、現在は主に、
- 神前式
- 仏前式
- キリスト教式
- 人前式
と、スタイルが増えました。
ちなみに、私は神前式(神社で挙式)、両親は仏前式(お寺で挙式)。
知人・友人・親戚は、キリスト教式(教会、結婚式場)が圧倒的に多いです。
親戚には、
- 挙式なし、写真撮影と入籍のみ(フォトウェディング)
- 入籍のみで、挙式も写真撮影もしない
というスタイルの方もいました。
興味のある方がいらっしゃるかもしれないので、次回は東京大神宮・マツヤサロンでの結婚式について、簡単に触れたいと思います。
興味のある方がいるかもしれませんので、東京大神宮での挙式について簡単に紹介したいと思います。 私たちが挙式したのは2007年で、現在とは異なるところも多いと思いますので、参考程度でお願いします。 […]
(この参拝記は2007年、2009年、2016年です)
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交通アクセス
東京メトロ有楽町線・南北線の、飯田橋駅 B2a出口から徒歩5分ほど。
途中、あおもり北彩館というアンテナショップがあります。
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