前回からの続きで、奈良県吉野町の観光紹介です。
今日紹介するのは、世界遺産の金峯(きんぷ)神社と吉野水分(よしのみくまり)神社の間にある、「高城山(たかぎやま)展望台」です。
旅行記
上のマップで黄色で囲んだところは、「世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された寺社です。今日紹介する高城山(たかぎやま)展望台は、金峯(きんぷ)神社から吉野水分(よしのみくまり)神社に行く途中にあります。
吉野山の世界遺産
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【金峯(きんぷ)神社】から吉野水分(よしのみくまり)神社へ至る道は、すごく狭いです。車一台通れる幅しかありません。
吉野山は、桜が見ごろの頃~ゴールデンウィーク、紅葉が見ごろの時期は交通規制されます。金峯神社~吉野水分神社は一方通行になるのでご注意ください。
公共交通機関で行く場合、近鉄吉野線吉野駅より吉野ロープウェイ乗り換え「吉野山」で下車し、吉野山駅からバスで二十数分の「高城山展望台」下車。
高城山展望台には、3台くらい停められそうな駐車スペースがありました。
しばらく上り坂を進む。
高城山展望台は、春は桜、秋は紅葉が有名なのだそうです。私が訪れたのはゴールデンウィーク中だったので、新緑が美しかったです。
坂道を上りきると屋根付きの休憩所がありました。標高は約700メートル。
手前の木は桜です。
桜が見ごろの時期に訪れたら、さぞかし奇麗でしょうね!!
展望台の前は広場になっていました。
後醍醐天皇が鎌倉幕府の倒幕に立ち上がった元弘の乱(げんこうのらん)の際、皇子の大塔宮護良親王(だいとうのみや もりながしんのう)が本陣とした吉野城の詰城(緊急時に立て籠もるところ)となった地でもあります。
吉野町は、南朝とかかわりの深い地です。
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松。
高城山展望台を降りて、吉野水分神社へ向かう途中に、閼伽井(あかい)不動明王があります。
立派な不動明王。
お水が汲めるようでした。
奇麗に手入れされていて、おそらく近くに住まわれている方がお掃除などされているのではないでしょうか。
次は、世界遺産の吉野水分(よしのみくまり)神社を紹介します。
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(この旅行記は2022年のものです)
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交通アクセス
交通規制時の金峰神社周辺マップ。交通規制時は一方通行になり、駐車場も少ないです。心配な方はバスで行きましょう。
公共交通機関で行く場合、近鉄吉野線吉野駅より吉野ロープウェイ乗り換え「吉野山」で下車し、吉野山駅からバスで二十数分の「高城山展望台」下車。