【大山(おおやま)登山② 山頂の本社・奥社に到着】 石尊大権現石(雨降り石)はどこ?

前回の【大山登山 目指せ山頂!①】の続きで、神奈川県伊勢原(いせはら)市の大山(おおやま)登山記の紹介です。

参拝記

→→【大山寺(伊勢原市)の紅葉】 「雨降山」とも言われる、標高1251mの山。紅葉が見事!・・・神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」登山記の一回目はこちらでご覧ください。

 

 

【大山(おおやま)登山 目指せ山頂!①】の続きで、28丁もの道の半ばでヒーヒー苦しむ私は、やたらにハイテンションでスタスタ上る息子を必死で追いかけ、大山の頂きを目指すのであった。

 

 

ひたすら、石、石、石・・・の登山道を上がる。

「お母さん、しんどいのー? 顔がテカテカしてるよ~」と、息子。

 

必死についていくのが精いっぱいで、【大山登山①】よりも写真が少な目です。

 

阿夫利神社下社から娚杉などを経由して登頂する石の道は、登りよりも下りの方が危ないようで、こけた人が2人、こけそうになった人が一人いました。

 

怪我をして足を痛めると移動に時間がかかるので、どうぞお気を付けください。暗くなると一層危ないので、早めに下りましょう。

2021年追記・・・家の中で捻挫(ねんざ)しました。めっっっちゃ痛いです! 足元に注意をして上りましょう。また、履いていく靴は足首を保護するトレッキングシューズが良いと思います。

 

 

富士見台に到着!

大山の中で富士山を見る絶景ポイントで、江戸時代は浮世絵にも書かれ、茶屋が置かれたそうです。
ここは山頂よりも富士山が良く見えました!

 

雪化粧をした富士山、実に美しい・・・。

 

大山と富士山は龍脈でエネルギーが繋がっているのだそうです。

 

 

 

繊細な筋雲発見!

写真中央の、刷毛でスッと伸ばしたような雲は「かぎ状巻雲(けんうん)」と言い、雲の中でも最高の高度で発生し、ほぼすべて氷晶からできているそうです。

いや~、ホント、自然のアートはすごいわぁ。

刻々と移ろう雲のアートや、空のグラデーション・・・、レジャーシートを敷いて横になって、ずっとお空を眺めていたい。

 

 

けれども二時半になろうとしていたので、早く登頂して下山しないと暗くなってしまう・・・。
水筒の御神水を口に含んで、出発。

大山はちょっと不思議な山で、ひたすら△なのではなく、富士見台あたりで一度平坦になって、その上にまた△が乗ったような山です。

 

 

少し平坦な道を歩いたら、途中ヤビツ峠行きの道と、本社行きの道に分かれ、また上りに入ります。
頂上まであと10分!

 

 

鳥居に到着。
やった~!

 

もう少し上ると、最後の鳥居。
左奥に見えているのが、前社で龍神(水神)の髙龗神がお祀りされているお宮ですがシャッターが下りていました。

 

 

大山阿夫利神社本社に到着!

阿夫利神社の主祭神である大山祗大神(オオヤマヅミノオオカミ)をお祀りしているお社です。

オオヤマヅミノカミは、富士山のご祭神コノハナサクヤヒメの父神です。

 

 

手を合わせ、日ごろの感謝の気持ちをお伝えしました。

健康で平和、これが一番!

 

 

本社前からの眺め。

富士山の方向に木があって、よく見えませんでした。大山から富士山を拝したい方は、富士見台がオススメです。

 

 

【江の島】はばっちり見えました!

 

こちら、奥の院(奥社)。大雷大神がお祀りされているお社です。

 

狛犬の足元に「石尊大権現 小天狗」とありました。

(ウィキペディアから抜粋)

本社に大山祇大神(オオヤマツミ)、摂社奥社に大雷神(オオイカツチ)、前社に高龗神(タカオカミ)を祀る。
ただし、これらは明治になってから神仏分離の際に祀られるようになったものであり、江戸期以前の神仏習合時代には、本社には本来の祭神である石尊大権現(山頂で霊石が祀られていたことからこう呼ばれた)が祀られていた。また、摂社には、奥社に大天狗、前社に小天狗が祀られていた。

山頂の霊石は、「雨降り石」とも言われたそうです。

不思議な霊石「石尊大権現(雨降り石)」・・・どんな霊石か見たかった。けれども、山頂には4つの社があるので、どこにあるのかわからない。霊石はご神体なので、本社にあるのかな?

 

 

 

大山山頂の記念碑は山頂に3つあり、こちらの碑が、一番見晴らしの良いところ。標高1275m。

雨降山で、こんな晴天に恵まれて、良かった~~~!

良い記念写真を撮れました。

山頂でリュックに残ったおにぎりを一つずつ息子と食べて、水筒に残った御神水を頂き、滞在時間15分ほどで下山することに。

 

 

この時、15時。

帰りは100分かかるので、下社に着くのが16時半過ぎ。

11月下旬の夕方4時半~5時はかなり暗いですからね、あまりのんびりしていられない。
最初のケーブルカーで40分待ちだったことが、けっこうスケジュールに響く。

 

帰りは奥社近くの階段、見晴らし台方面へ。

 

・・・おや、道が良いじゃないですか。

 

 

大山登山マップをもう一度。行きは赤ルート、帰りは青ルートを選びました。

写真が増えるので、山頂から見晴らし台への道(青コース)は、次へ続く!

 

次の記事はこちら

いくつかに分けて神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」の紹介を書いてきましたが、今回で最後です。 参拝記 →→【大山寺(伊勢原市)の紅葉】 「雨降山」とも言われる、標高1251mの山。紅葉が見事!・・・神奈川県伊勢原市の「大山(おお[…]

 

→→【大山寺(伊勢原市)の紅葉】 「雨降山」とも言われる、標高1251mの山。紅葉が見事!・・・神奈川県伊勢原市の「大山(おおやま)」登山記の一回目はこちらでご覧ください。

 

(この登山記は2017年11月です)

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→→大山阿夫利(あふり)神社下社。ご祭神は、富士山の神様の父神、雷神、龍(水)神。

料金

大山ケーブル~阿夫利神社は、大人片道630円、往復1100円(繁忙期は1240円)。
大山ケーブル~大山寺、または大山寺~阿夫利神社は、大人片道350円、往復600円(繁忙期680円)。

交通アクセス

公共機関で行く場合、小田急線・伊勢原駅で下車し、北口バス4番乗り場から、神奈川中央交通バスの伊10「大山ケーブル行き」に乗車して、終点の「大山ケーブル」で降ります。
バスは一時間に2本~3本出ています。
乗車料金は310円です。
伊10 大山ケーブル行きバス 時刻表
車で行く場合、東名厚木インター、秦野中井インターから国道246号線経由で40分。
駐車場は、市営大山第一駐車場(バス終点から600m下)に普通車84台(駐車料金600円)、市営大山第二駐車場(バス終点すぐ上)に普通車44台(駐車料金1000円)停められます。
ちょっと離れますが、第一駐車場のほうが400円安いです。

二つ合わせても普通車128台しか停められませんので、紅葉シーズン、お正月などは、駐車待ちの長い列ができます。

混雑解消のため、近くの小学校校庭が臨時駐車場となり、バスでケーブルカー乗り場まで運んでくれます。

フリー切符

公共交通機関で行く方は、丹沢・大山フリーパスがお得です!
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