今日は、三重県伊賀市上野の「伊賀流忍者博物館(いがりゅうにんじゃはくぶつかん)」を紹介します。
旅行記
今日紹介する「伊賀流忍者博物館」へ、公共交通機関で行く場合、上野市駅から徒歩10分。
車で行く場合、上野公園第1駐車場及び上野公園第2駐車場を利用。
忍者と言えば、伊賀(いが)と、甲賀(こうが)が有名ですね。
「伊賀(いが)」と「甲賀(こうが)」の他にも、
- 戦国時代の和歌山・三重県南部を中心に活動していた鉄砲傭兵「雑賀衆(さいかしゅう)」
- 毛利元就に仕えていた「座頭衆(ざとうしゅう)」や「世鬼一族(せきいちぞく)」
- 上杉謙信に仕えていた「軒猿(のきざる)」
- 徳川幕府に仕えた「御庭番(おにわばん)」
など、各地にいろんな忍者がいたそうです。
山田風太郎の「甲賀忍法帖」や、それをもとにした漫画の「バジリスク~甲賀忍法帖~」で、甲賀と伊賀は敵対していたというイメージがありますが、実際のところは山一つ挟んだ隣人同士で、敵対しても何の得にもならないということで実は協力関係にあったそうです。
今日紹介する伊賀忍者で有名なのは、服部半蔵(はっとりはんぞう)!
伊賀流忍者博物館の入場料は、高校生以上の大人800円、四歳から中学生は500円。
忍者実演ショーは高校生以上の大人500円、四歳から中学生は400円。
手裏剣打ち体験は六枚で300円。(手裏剣打ちは入館料不要)
平日10時から16時、土日祝は10時から16:30の営業です。
「伊賀流忍者博物館」は、伊賀上野城(いがうえのじょう)と同じ敷地にあり、
- からくり忍者屋敷
- 忍者資料館
- 忍術実演ショー
- 手裏剣打ち体験
- 忍者グッズ・お土産屋
と、見どころがたくさんあるのですが、まずは「からくり忍者屋敷」から紹介!
ごく普通の農家。
中で忍者が、しかけについて説明してくれます!
どんでん返しや、隠し階段、仕掛け戸などなど、テンポ良くあざやかに紹介してくださるのですが、ここで予想外のトラブル発生!
いきなり、
バターン!
と、壁がひっくり返って忍者が出てきたものだから、当時4歳の娘がパニックを起こして、大泣き!
「ギャーーーッ! こわいぃぃ!!! °(৹˃ᗝ˂৹)°」
夫は娘を抱えて退場することになりました・・・(汗)
あんまりネタバレすると面白くないので控えますが、ここにも仕掛けがあるのです。
何の仕掛けか、わかるかな? (* ̄▽ ̄)フフフッ♪
次は、忍術体験館へ。
忍法、水蜘蛛の術~!
息子はいつもの服なので雰囲気が出ませんが、ゴールデンウィークに開催されている「伊賀上野忍者フェスティタ」開催中に来ると、街中に貸衣装屋さんがオープンするので、ぜひ忍者の恰好(一日のレンタル料金は千円から)で、良い記念写真を撮ってください。
いろんな忍者道具があって、説明も詳しいので、忍者好きな人はここでかなり過ごせそうです。
忍者伝承館もあります。息子はここで、「なるほど忍者大図鑑」を買いました。
顔出しパネル発見!
忍者について知識を深めたところで、忍者実演ショーへ。
ここは、高校生以上の大人500円、四歳から中学生は400円の追加料金がかかりますが、大迫力で良かったので、必ず見てください!
これを見ないで帰ると、後悔しますよ!!
実演中は写真撮影、ムービー撮影は禁止。
アクロバティックな動きで、大迫力でした!
大人も子供も、「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」と大興奮!
出演者の方々。
伊賀忍者は火術や呪術が得意だそうで、中でも「九字護身法(くじごしんほう)」という呪術は有名!
九字護身法は両手で印を結び、護身、厄除けのために用いられていました。
「臨(りん)・兵(ぴょう)・闘(とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・烈(れつ)・在(ざい)・前(ぜん)」
現地の看板からですが、三重県・伊賀と、滋賀県・甲賀が共に申請した「忍びの里 伊賀・甲賀」は、「日本遺産」に認定されたそうです!
おめでとうございます!
忍者について知識を深め、忍者ショーを見て大興奮した後は、手裏剣打ち体験!!
六枚で300円の料金がかかります。(手裏剣打ちは入館料不要で、誰でも体験できます)
けっこう難しく、私は六枚中二枚しか的に当てることができませんでした。
さあ、あなたも忍者気分で、シュシュッと投げてください!
最後はお土産。養肝漬(ようかんづけ)、伊賀越漬(いがごえづけ)は、しょっぱくてご飯のお供にgood。
「養肝漬(ようかんづけ)」の名前の由来は、武士たちの志気を養う漬物で「武士の肝っ玉を養う漬物」というところから名付けられたそうです。
「伊賀越漬」は、伊賀市に本社を持つ伊賀越株式会社が販売する漬物で、養肝漬と似たような味です。
養肝漬は、戦国時代、伊賀上野藩主の藤堂高虎(とうどうたかとら)も陣中に食料として常備していたそうですよ。(伊賀上野城は、伊賀流忍者博物館の隣です。次の記事で紹介します。)
付属の小さな木づちでパコパコ叩き割る伊賀名物「かた焼き」。
「かたやき」は忍菓とも呼ばれて、伊賀忍者の携帯食だったそうです。
日持ちがするので合戦地では優秀な保存食として重宝されたそうですよ。
素朴な味わいで美味しかったので、ぜひ買ってください。
次は、すぐ隣にある「伊賀上野城(いがうえのじょう)」を紹介します。
前回からの続きで、三重県伊賀(いが)市の観光紹介です。 今日は伊賀上野城(いがうえのじょう)を紹介します。 旅行記 伊賀上野城へ、公共交通機関で行く場合、上野市駅から徒歩8分。 車で行く場合、有料駐車場があります。[…]
(この旅行記は2019年です)
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交通アクセス
公共交通機関で行く場合、上野市駅から徒歩10分。
車で行く場合、上野公園第1駐車場及び上野公園第2駐車場へ駐車。
料金
高校生以上の大人800円、四歳から中学生は500円。
忍者実演ショーは高校生以上の大人500円、四歳から中学生は400円。
手裏剣打ち体験は六枚で300円。(手裏剣打ちは入館料不要)
平日10時から16時。土日祝は10時から16:30。