続けて神奈川県横浜市の観光紹介です。
横浜赤レンガ倉庫は「フリューリングスフェスト(ドイツの春祭り)」で大賑わい。
横浜港には、ダイヤモンド・プリンセスが寄航。
・・・と、とても賑わっていましたが(→前回の記事はこちら)、「海上保安資料館 横浜館 」は、そこから徒歩2分くらいのところにあります。
見学記
最寄り駅は馬車道駅。
赤レンガパークを背にして、海沿いに左へ行くと、ひっそりと建物があります。
海上保安資料館 横浜館。
近くには、海上保安庁の巡視船「しきね」が停泊していました。
海上保安資料館 横浜館には、無料で入れます。
午前10時から午後5時まで(閉館30分前に受付終了)開館。
休館日は毎週月曜日。
展示物の写真撮影はオッケーですが、人が写真に入らないように撮ってください、とのことでした。
中には大きなサビた船が展示されてあります。
これは、北朝鮮の工作員が乗っていた本物の船です。
2001年(平成13年)12月22日に東シナ海で発生した不審船の追跡事件である。不審船は海上保安庁の巡視船と交戦の末爆発、沈没。
この銃撃戦で日本側は海上保安官3名が銃弾を受けて軽傷を負い、不審船側は10名以上とされる乗組員全員が死亡したものと推定されている(8名の死亡のみ確認)。
工作船側は、2発の対戦車擲弾(ロケット弾)を発射したそうですが、波で激しく船体が揺れており、視界不良もあって巡視船に命中することはなかったそうです。
この時の銃撃戦を航空機が録画したものが、放映されていました。
銃撃戦の痕跡。
積まれていた銃火器。
工作船の中。自爆により出来た穴があります。
船の後ろは観音開きになっていたようで、中には小型のボートと、ゴムボートがつまれていたようです。
上の白いのが小型ボート。下の黒いのが日本製のゴムボートです。
乗組員たちは戦闘中に、何かを海に捨てたそうです。
回収できなかったのですが、「麻薬」だったのではないか・・・と見られているそうです。
海上保安庁が守る日本の海。
日本の領土面積は約38万km2で世界第60位だそうですが、領海およびEEZの総面積は世界6位。水域面積は広大で、領海(含:内水)とEEZを合わせて約447万km2で世界で第9位になるそうです。
海上保安庁が確認した過去の不審船事例。
日本海側に多いですね。
資料館には説明してくださる方がいましたし、資料も無料で頂けます。
売店には、海上保安庁グッズの販売がありました。
潮干狩りカレンダーなんかも見れるんですね~。知らなかった・・・。
売店で始めて知ったのですが、海上保安庁のキャラクターって、アザラシなのです。
「うみまる」と、「うーみん」という兄妹だそうです。
命がけで守ってくださっている方々に、感謝。
どうか平穏でありますように・・・。
ちょっと恐い写真を載せたので、次は横浜のお花を何枚か載せたいと思います。
前回、北朝鮮の工作船のちょっと恐い画像を張ったので、次は綺麗なお花の写真をいくつか掲載したいと思います。 散策記 私が歩いたのは、運河パーク、新港中央広場辺りです。 神奈川県横浜市の桜木町駅からテクテクと海沿いに歩いて、【象の鼻パ[…]
(この見学記は2017年です)
関連記事
すぐ近くです。
→→横浜赤レンガ倉庫の「フリューリングスフェスト」・・・春祭り
→→横浜赤レンガ倉庫と、横浜オクトーバーフェスト・・・秋祭り
→→横浜赤レンガ倉庫。 ここには、日本初の業務用エレベーターがあるのよ。
交通アクセス
いろんな行き方がありますが、馬車道駅か日本大通り駅より徒歩約6分が近いと思います。
遠方から行く場合、 新横浜駅で新幹線をおります。
横浜では「観光スポット周遊バス あかいくつ」というバスが走っています。
中華街・元町へ行くCルートと、みなとみらいをまわるMルートにわかれます。(あかいくつHPでルートを確認してください)
赤レンガ倉庫へは、Cルート・Mルーとのどちらでもよく「赤レンガ倉庫」で下車です。
乗車料金は大人220円、子ども110円。
電車とあかいくつバスのフリー切符セット券などもあります。
路線・エリアにあわせていろいろありますので、お好みの切符を選んでください。
・観光周遊バスあかいくつHP
車で行く場合、最初の1時間500円 以後250円 / 30分の有料駐車場があります。
1店舗につき3000円以上の利用で、駐車場が一時間無料になります。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
近くの宿泊施設
横浜ロイヤルパークホテル。
東日本一の高層ビル「ランドマークタワー」内のホテルです。
赤レンガ倉庫からは1.5km徒歩4分。みなとみらい駅から500m徒歩7分。