神奈川県横浜市の観光記事をいくつか書きましたが、まだ書いていなかったのが、伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)。
以前、同じく関東のお伊勢様である「東京大神宮」を書きましたが、伊勢山皇大神宮も関東のお伊勢様と呼ばれている御宮です。(ほかに芝大神宮も関東のお伊勢様と言われる)
参拝記
最寄り駅である桜木町駅から、テクテク歩いて行きました。
思ったよりも、けっこうな上り坂でした(^_^;)
伊勢山皇大神宮は横浜の総鎮守で、関東のお伊勢様とも言われます。創建は明治3年(1870年)と、わりと新しいです。
横浜は昔、ナマコだらけの寂れた浜でしたが、文明開化で外国人とキリスト教が入ってきたため、戸部村海岸伊勢の森の山上にあったお宮を現在地に移し、伊勢神宮の遥拝所としたそうです。
ここまで来るのにけっこうな坂をのぼりましたが、社殿はまだ上です。
注連柱。
注連柱の右手側には、なぜかしらキッコーマンの奉納品がたくさん。
大正の関東大震災で大きく破損した際、横浜に拠点のあった野田醤油株式会社(現キッコーマン株式会社)が中心となって修繕をしたそうで、その関係かしら・・・?
こちらが本殿。ご祭神は、天照大御神。
私が訪れた時は、結婚式が行われていました。
本殿の左側には、大神(おおみわ)神社磐座(いわくら)があります。
伊勢神宮ご鎮座2000年奉祝の記念事業として、平成8年に大国主大神の和魂にぎみたまの大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が岩そのものに宿っている磐座を、大和国(奈良県)一ノ宮、三輪山の大神神社の御分霊として移設鎮座されたものだそうです。
杵築宮(きづきのみや)、子之大神(ねのおおかみ)。
豊受姫大神、月讀命、須佐男命、大国主命、住吉三神、野毛町の氏神で、大国主命、姥姫が祀られています。
境内には名木古木がありました。
坂道を延々と上るので暑い日は大変ですが、住宅地の中の神社でとても静かでした。
関連記事
→→野毛山動物園の記事はこちら(横浜市が運営する無料の動物園です)・・・1kmほど離れたところにあります。
東京にも「関東のお伊勢様」と呼ばれる東京大神宮があります。
→→東京大神宮の記事はこちら・・・神前式結婚式の創始。
交通アクセス
桜木町駅から徒歩10分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
車で行く場合、駐車場があります。
近くの宿泊施設
マンダリンホテル。桜木町駅の近くです。