椎間板ヘルニアで、二回の入院を経験した夫。
かかった費用はどのくらいだったのか、簡単に書いておきます。
一度目の経過観察入院は、五日間の入院と、MRI、CT、レントゲン検査などでした。
保険組合が7割支払ってくれ、こちらは3割負担なので、退院時に払った費用は、6万3,680円でした。
二度目の入院は、八日間の入院と、内視鏡手術でした。
こちらも同じく3割負担なので、退院時に払った費用は、21万420円でした。
一ヶ月に2度入院してかかった総額は27万4,100円。
「うわぁ、医療費は3割負担とはいえ、一ヶ月に27万円の支払いかぁ・・・」
でも、もっと負担金額は少なくなるのです。
それが、高額療養費制度。
医療機関や薬局の窓口で支払った額が、月の初めから終わりまでで一定額を超えた場合に、その超えた金額が戻ってくる制度です。
これは、年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められており、いくつかの条件を満たすことにより、さらに負担が軽くなる場合があります。
詳しくは、厚生労働省 高額療養費制度のページで、ご覧になってください。
夫は会社員で、電設健保に加入しており、療養の給付(家族療養費)、高額療養費(家族高額療養費)が支給される場合に、独自の給付(付加給付)という手厚いサポートがあるため、最終的な自己負担額は20,000円(+食事代と端数)で済むそうです。
(これを聞いて、自営業をしているお父さんは”会社員は補償が手厚いなぁ”と言っていた)
つまり、3割負担で支払い総額27万円ちょっとかかったけれども、電設健保のおかげで支払う金額は2万円+1回目の入院食費5,040円+2回目の入院食費7,200円=3万2,240円(+100円未満の端数)で済むわけです。
休業中の給料補償として傷病手当もあるのですが、有給が120日残っていたそうで、有給消費で休めるらしく、休業中のお給料の心配もしなくて済みました。
あとは、家庭それぞれの好みで加入する保険についてですが、うちは掛け捨てで安い神奈川県民共済に加入しています。
「県民共済活き活き3000」は、月額掛け金3,000円。
補償は、入院日額7,000円、手術給付金20万円もらえるので(手術の給付金は点数により変わる)、
県民共済から、
・入院15日×7,000円=10万5千円
・手術給付金20万円
の、合計30万5000円の給付金が入ってくる予定です。
(注意)給付金申請には診断書が必要で、病院の発行手数料として5,400円かかります。
やっぱり、保険は安い掛け捨てでも入っておいて良かったと思いました。
簡単にサラリとまとめますと、サラリーマンでいろいろ補償が手厚いことと、県民共済に加入していたおかげで、夫は椎間板ヘルニアを患って入院・手術をし、+26万7,360円になったのでした。
私の身近な腰痛トラブルと治療を言いますと、夫以外、経過観察で治した人ばかりです。
- 友達(女)・・・21歳の時、ヘルニアを患い、コルセットを巻いて自然治癒。
- 父親・・・50歳代の時、ヘルニアを患い、コルセットを巻いて自然治癒。
- 母親・・・60歳で、腰椎滑り症。現在、経過観察しながら治療中。
- 義父・・・50歳代で、腰椎滑り症。今治タオル体操をして治した。
腰を悪くしている方、手術を考える前に、
・サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療
・今治タオル体操
を試してみてはいかがでしょうか。
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入院①・・・ヘルニアの経過観察入院(記事はこちら)
入院②・・・ヘルニア手術入院(記事はこちら)