2月14日は「バレンタインデー」。
簡単に作れて美味しいガトーショコラの作り方を紹介します。
毎年バレンタインに、
- ガトーショコラ
- チョコクッキー
- 生チョコ
- トリュフチョコレート
のどれか一つ作るのですが、この中で一番パパッと手軽に作れるのがガトーショコラです。(一番手間がかかるのはトリュフチョコレート)
材料
18cmの丸型一つ分の材料
- 細かく砕いたビターチョコ50g(板チョコでOK)
- 細かく砕いたミルクチョコ20g(板チョコでOK)
- バター60g
- たまご三つを、卵白3個分、卵黄3個分に分ける
- 砂糖120gを二つに分ける(60gはメレンゲ用、残り60gは生地用に使う)
- 生クリーム50ml(200ml入り300円前後で売られているもの)
- 薄力粉20g
- 無糖ココアパウダー50g(飲み物用のミルクココアではありません)
- 粉糖少し(無くても良い)
使用する道具
- オーブン
- ハンドミキサー(メレンゲ作る時にあると便利)
- 18cm丸型ケーキ型
- ゴムベラ(100均で売ってます)
- ふるい(100均で売ってます)
- 大きめのガラスボウル2つ(ハンドミキサー使用OKの丈夫なボウル)と、湯煎用のステンレスボウル
- クッキングシート(100均で売ってます)
手順
直径18cmの丸型ガトーショコラを作るのに必要な材料。
チョコ、砂糖、ココア、バターがたくさん!
自分で作ると材料が見えるので良いですね。(いっぱい食べると、体に悪そうなのがよくわかる)
ここから材料を混ぜていくのですが、あらかじめオーブンを170度にセットしておきます。
手順①・・・湯煎でビターチョコ、ミルクチョコ、バターを溶かします。
手順②・・・ガラスボウルに卵白3個分入れて、砂糖60gを少しずつ加え、ハンドミキサーを高速にして泡立てます。
ツンと角が立つまで泡立てて、メレンゲ完成。メレンゲは一番最後に使うので、このまま放置。
手順③・・・別のガラスボウルに、卵黄3個分と砂糖60gを入れて、ハンドミキサーでもったりするまで混ぜます。
砂糖と卵黄がよく混ざり、もったりすると、こんな色になります。
ハンドミキサーの使用はここで終了。ここから先はゴムベラを使用して混ぜていきます。
手順④・・・先ほどの、もったりとした卵黄+砂糖のボウルに、手順①で溶かしたバターチョコレートと、生クリーム50mを入れて、ゴムベラでよく混ぜます。
手順⑤・・・さらに、薄力粉と無糖ココアパウダーをふるいにかけて入れ、よく混ぜます。
かなりもったりとして重いですが、粉っぽさが無くなるまでしっかりとゴムベラで混ぜましょう。
手順⑥・・・メレンゲ半分を取り、手順⑤の生地にゴムベラでしっかりと切るように混ぜます。
手順⑦・・・最後に、半分残してあったメレンゲを入れ、ゴムベラで切るようにしっかりと混ぜます。
混ぜ上がりの色。
手順⑧・・・オーブンシートを敷いたケーキ型に生地を入れ、ゴムベラで表面を平らにします。
手順⑨・・・170度のオーブンで40分焼きます。焼きあがったら湿ったキッチンペーパーを上にかぶせて冷まします。
手順⑩・・・上に粉糖をパラパラとまぶして完成。(粉糖なしでもOK)
出来上がり!
クッキーは、めん棒で生地を平らにしたり型を抜いたりするのに手間がかかる。
生チョコレートは、冷えた後に包丁で切る際、ネチョネチョするので手間がかかる。
トリュフチョコレートは、ガナッシュ作り & 一つ一つ丸めるのに手間がかかる。
けれども、ガトーショコラはハンドミキサーでブインブイ~~ン、ゴムベラで混ぜ混ぜ~~、オーブンに入れてチーンなので簡単!
味も濃厚で美味しいので、ぜひ作ってみてください!
バレンタインデーの起源
ところで、バレンタインデーの起源は御存じでしょうか。
昔々、ローマ帝国の時代、ローマ皇帝クラウディウス2世は「愛する人を故郷に残した兵士がいると、士気が下がる」という理由で、兵士の結婚を禁じていました。
結婚できない若い兵士達をかわいそうに思ったウァレンティヌス(バレンタイン)司祭は、ひそかに兵士たちの結婚式を執り行っていたのですが、ローマ皇帝にばれてしまい、その後も命令に逆らったことにより、2月14日に処刑されてしまいました。
ローマ皇帝の命令に屈しなかったバレンタイン司祭を称えて「バレンタインデー」ができ、その後、恋愛に結びつけられるイベントとして、世界各地でお祝いされているのだそうです。
女性から男性へチョコレートを贈る習慣は日本だけ(製菓業界の販売促進)で、外国では恋人や家族など大切な人に贈り物をしたり、デートを楽しむ日なのだそうです。
バレンタインデーは、愛と勇気に生きた「恋人たちの守護聖人」であるバレンタイン司祭を称える日なのです。
現在の私達は、自分達で恋人・伴侶を自由に選び、お互いが決めた時に結婚できる人が多いですが、愛における選択の自由・行動の自由が無い時代があったのです。
現代社会は難しい問題が山積みですが、個人の自由と権利が尊重され、思うがままに自分の愛を表現できる時代で幸せだなと思います。
世界には個人の自由意志が尊重されない国がたくさんあるので、日本はとても幸せな国であると思います。
バレンタインデーは「女性から男性へチョコレートを贈る日」とは限らないので、親しい友人や家族と一緒に美味しいものを食べたり、素敵なものを見たりして、愛にあふれる甘い癒しの一時を過ごしてくださいね♡
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