前回の続きで、兵庫県の淡路島旅行の紹介です。
イザナギノミコトとイザナミノミコトが、天の沼矛(ぬぼこ)を海に差し入れ、「こをろこをろ」とかき混ぜて矛を上げたら、滴り落ちた潮が積もり重なって島となったとされる「オノコロ島」伝承地の一つである【絵島(えしま)】。
そのすぐ南側にもう一つ「大和島(やまとしま)」といわれる島があったので寄ってみました。
旅行記
大和島の前に、もう一度「絵島」の写真を貼ります。
「オノコロ島」伝承のある絵島は、こんなにも不思議な地層で驚きました。
前回の絵島を思い出していただいたところで、大和島へ。
大和島(やまとしま)はこんなふうにこんもりと樹が茂っています。
絵島は橋を渡らないといけませんが、大和島は陸続きで、中腹以上にはイブキ、ウバメガシ、クロマツの群落があり、中でもイブキ群落は県指定文化財になっています。
写真の木が何なのかよくわからず・・・。案内看板のすぐ上を撮りました。
隣の絵島と全然違う!(驚)
砂が固まってできたかのような岩肌で、なんだかもろそう。
もっとよく見たかったので、近くの階段を上って観察することにしました。
砂を固めたような地層なので、波で激しく削られるんでしょうねぇ・・・。
昔は石の橋を渡って、一周ぐるりとまわれたのかな・・・?
橋が途中で崩落し、まわりはコンクリートの壁で囲まれていました。
急な階段を下りて見学終了。
絵島から大和島の間は漁港になっていて、タコツボがたくさんありました。
息子が匂いを嗅いで「えびせんのニオイがするー!」というので、私も嗅いで見たところ、本当にえびせんのようなにおいがしました。
絵島と大和島は徒歩で5分も離れていないので、一緒に散策するのをオススメします。
それにしても絵島・・・、あの地層、不思議だったなぁ。
絵島と大和島が全然違うので、地層の境界線みたいなのを探ってみたくなりました。
アスファルトやコンクリートで整備されると、それらが全く分からなくなってしまいますからねぇ・・・。
オノコロ島伝承地は、淡路島、絵島、沼島、友ヶ島の隣の神島・・・と、いくつかありますが、「絵島は確かに不思議だったなぁ」と思いました。
この後、岩屋ポートビルで買ったみかんを食べて、あわじ花さじきへと向かいました。
駐車場・入場料が無料、高原の花の名所です。
前回の続きで、兵庫県淡路島旅行の紹介です。 国生み神話のおのころ島伝承の一つ【絵島(えしま)】と、南隣にある【大和島】を見た後、あわじ花さじきへ行きました。 旅行記 【絵島(えしま)】からあわじ花さじき[…]
(この旅行記は2017年です)
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オノコロ島とされる地がいくつかあります。
→→絵島の記事はこちら・・・淡路島。大和島の隣。
→→友ヶ島の記事はこちら・・・和歌山市と淡路島の間にある無人島です。友ヶ島と神島も、オノコロ島候補地です。
交通アクセス
公共交通機関で行く場合、明石港から高速線に乗り、岩屋で下車、徒歩5分くらい。
バスで行く場合、淡路交通でお調べください。
料金について
無料。
近くの宿泊施設
ウェスティンホテル淡路。明石海峡公園のすぐ近く。