【鳴門のうずしおクルーズ】淡路島福良港発の咸臨丸に乗る。うずしおを見る船はたくさんある

前回の続きです。

福良港津波防災ステーションや無料の足湯などで時間をつぶし、いよいよ渦潮(うずしお)クルーズを楽しみます!

 

うずしおを見るには、徒歩と船がある

世界最大のうずしお「鳴門の渦潮」を見るには、二つの方法があります。

  • 大鳴門橋(おおなるときょう)の橋桁下部に設置された「渦の道」を歩き、上から見下ろす
  • うずしお観潮船に乗り、渦のすぐそばまで近寄って見る

歩きにしろ、船にしろ、有料です。

 

 

まず、大鳴門橋の橋桁下部に設置された「渦の道」は、総延長約450mの遊歩道と展望台があわさった施設で、淡路島から「渦の道」へ行くには、大鳴門橋(鳴門北IC〜淡路島南IC間)の通行料金としてETC利用普通車で680円(土日祝日は570円)かかり、渦の道最寄りの駐車場料金500円必要です。(バスで行くなら、バス代金がかかります)

 

鳴門の渦潮を徒歩で見る「渦の道」通行代金は、大人510円、中高生410円、小学生250円です。(2018年3月の料金)

渦の道公式HPはこちら・・・お出かけ前に料金を調べてください。

私たちは大人2人、小学生一人、幼児一人の四人家族なので、渦の道プランだと家族四人2,340円で安く済むのですが、「船に乗って近くから見たいなぁ・・・」ということで、今回は観潮船を選びました。

うずしお観潮船の会社は、淡路島側、徳島側の両方にある

「うずしお観潮船」は、徳島側と淡路島側に複数会社があり、お好みで選べます。

青い丸印が徳島側から鳴門のうずしおクルーズ船が出るエリアで、会社は以下の二つ。

うずしお観潮船、わんだーなると、アクアエディ・・・わんだーなるとは399名が乗れる大型船で予約不要、大人1800円、乗船時間30分。アクアエディは定員46名の小型船で水中展望室があり事前予約必要、大人2400円、乗船時間25分。
うずしお汽船・・・大人1550円。少しお安い値段で乗れます。うずしおに近い亀浦漁港から出港し、乗船時間は約20分間。定員86名。

 

 

 

私たちのように、徳島には渡らず、淡路島側から渦潮を見るには、ピンクの丸印から出るヘリオスか、赤丸印の福良港出航の咸臨丸(かんりんまる)と日本丸です。

ヘリオス・・・伊毘港から出航、定員24名の小型船。大人1500円、乗船時間30分。随時出港しますが、最低運行料金は4000円です(つまり大人3人以上で出港する)
うずしおクルーズ・・・福良港(道の駅福良)から出航。船は、咸臨丸と日本丸の2種類。どちらも大人2000円で、定員500名。乗船時間は1時間。(鳴門海峡に到着するまで20分、うずしお見学が20分、福良港へ到着するまで20分)

 

 

4つのクルーズ船会社を取り上げましたが、「まだ他にクルーズ船会社あるよ」とご存知でしたら、記事下のコメント欄から情報をくださいm(_ _)m

うずしおを見に行く前に、「見ごろ情報」をチェック!

徳島県に渡るのは今度のお楽しみにしておいて、淡路島から渦潮を見るには、小型船で随時出港するヘリオスか、うずしお観測船の中では最大規模の船を出す「うずしおクルーズ」のどちらかとなり、迷いました。

 

小型船の方が安いですし、渦潮にもまれるのもワクワクドキドキで楽しそうしたが、小さな子供連れなので「大きな船の方が怖がらないかもね」と思い、福良港発のうずしおクルーズ船に乗ることにしました。

 

うずしお観察には、どの船会社でも良いのですが、共通でチェックしなくてはいけないのが「うずしおの見ごろ」情報です。船会社を選ぶより、渦の状態を調べていくことの方が、はるかに重要です。

 

 

各船会社のHPで「うずしお期待度 ◎、〇、×」とわかりやすい表で見れますので、ぜひチェックしてからお出かけしてください。

 

 

鳴門のうずしおはいつでも見られるわけではなく、春と秋が見ごろで、満潮時と干潮時、中でも大潮がオススメです。

 

私たちが訪れたのは2017年11月5日で、前日が満月、さらに翌日9時10分には月が地球に最接近するということで、大迫力の渦潮が見られる日でした。

 

実は、沼島(ぬしま)にも渡りたかったのですが、「うずしおを見るにはうってつけの日だから(しかも快晴!)、沼島はまた今度にしよう!」となったのでした。

 

 

・・・沼島か渦潮か・・・、苦しい選択でしたっ!

ああっ、もう一日あれば、沼島にも渡れたのにな~~~。(また今度のお楽しみ♪)

 


 

旅行記

前置きが長くなりましたが、ここから旅行記です。

前回も貼りましたが、福良港発のうずしおクルーズ時刻表。

 

道の駅福良の駐車場は無料で、近くには無料の足湯、福良港津波防災ステーション、飲食店、土産屋、有料の淡路人形座などがあります。

 

うずしおを見るには最適の日だったので「お客さん多いだろうなぁ」と、出航時間の一時間半前には車を停めてチケットを買い、津波防災ステーション見学や昼食で時間をつぶしました。

「◎」の出航時間が近づくにつれ、駐車場が混んでくるので、早めに到着するのをオススメします。

 

 

福良港のうずしおクルーズ船は二種類。手前の白い船が「日本丸」で、奥の茶色い船が「咸臨丸(かんりんまる)」です。

料金は同じで、大きさもほぼ同じ(定員500名)ですが、咸臨丸は最下層に資料館が併設されています。どちらもクルーズ時間が1時間なので、できれば資料館も楽しめる咸臨丸をオススメします。

 

 

うずしおクルーズ船咸臨丸(かんりんまる)は、江戸幕府の船として初めて太平洋を往復した船を模した、オシャレな船です。

 

先に船内資料館の方から紹介。咸臨丸の模型。

 

日米修好通商条約の批准書を交換するため、ポーハタン号に乗った新見正興村垣範正遣米使節団の護衛のため(幕府海軍の練習航海も兼ね)、1859年に咸臨丸は太平洋を渡りました。

これは、日本が開国してから初めての公式訪問団であったようです。

 

咸臨丸ウィキペディアで詳細を見て頂きたいのですが、船員には、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎がいたようです。

 

咸臨丸は、品川を出帆、浦賀を出港したものの、出港直後から荒天に見舞われて、艦の各所が破損。

 

日本人の乗員は、酷い船酔いでゲーゲーして動けなかったため、アメリカ人乗組員が代行してくれたようです。

38日間かけてサンフランシスコに渡ったのですが、途中で石炭を使い過ぎてハワイに寄り、カメハメハ大王に謁見したそうです。ハワイ旅行(←10年前のハネムーン)もまた後日紹介します。

 

大変だけれども、いろんな体験ができた貴重な船旅だったでしょうね。

 

咸臨丸と幕末について書くと長くなるので、興味のある方は調べてくださいね。

 

ちなみに、咸臨丸は、明治4年に片倉氏(仙台の伊達氏に仕えた)の旧臣401名を移住させる目的で北海道小樽へ向け出航した際、北海道のサラキ岬で沈没したそうです・・・。

 


 

 

乗船待ち時間、一人につき一個、飴が配られました。

赤、黄色、青色の渦マーク入り。

味は普通のアメでした。

 

 

さあ、咸臨丸に乗船!

定員は500名。最下層は資料館になっていてお座敷に230名収容、中層は室内椅子96席とベンチ席40席、一番上は立ち席で128席。

中層の室内椅子が大人気でした。

私たちは中層の外で、クルーズを楽しむことにしました。

 

 

 

出航♪

手を振って「行ってらっしゃい」、「行ってきまーす!」。

 

福良港に帰ってくるのは、約1時間後です。

 

 

 

出航してすぐにあるのが煙島。

福良港は平家の都落ちの敗走経路で、煙島の頂上には敦盛塚がひっそりと祀られているそうです。

 

 

けっこう存在感のある、煙島。

 

 

釣島鼻灯台。

 

 

見えてきました、大鳴門橋!

橋の右が淡路島で、橋の左が四国。

淡路島と四国の間が、鳴門海峡。

 


 

 

大鳴門橋の下に白波がたくさん立っているのが見えるでしょうか?

 

 

鳴門の渦潮!

世界三大潮流のひとつで、世界一の渦潮とも言われています。

うずしおは、ずーっと同じところでグルグルしているわけではなく、数秒~数十秒くらいで消え、また別のところで発生してグルグル~~、また消えて・・・を繰り返しています。

 

 

 

「渦の道」に居るお客さんが、船に向けて手を振ってくれていました。

また徳島県旅行時に、渦の道を通りたいと思います!(私の実家は和歌山市にあるので、南海フェリーで四国に渡れる。今回は兵庫の親戚の家に寄ったついでに淡路島旅行なので遠回り)

 

 

奥と手前で、海に段差が出来ているのがわかるでしょうか?

私たちが訪れた時は、北側の潮位が高く、南側の潮位が低い時で、北から南へと潮が流れる「南流」でした。

約6時間後には、逆に鳴門海峡北側が干潮になって南側が満潮となり、南から北へと流れる「北流」に変わり、このような干満差は一日4回、毎日繰り返されているようです。

 

 

船内の解説映像より。

満潮と干潮の「差」が特に激しくなるのが、春と秋の大潮(新月と満月の頃)です。

 

 

ぐるぐると回っているところは、海面下で渦ができており、四国側から出ているうずしお観潮船アクアエディは水中展望室があるので、海中の渦が見えるようです。

 

私たちが乗った咸臨丸には、水中展望室が無いので、生の海中渦を見ることはできませんでしたが、船下層のTVで見ることができました。

 

解説ムービーより。

引き込む力が渦になり、それとは逆の押し上げる力も働いています。

 

 

ぶわぶわ~~~と、下から水が押し上げられているところ。

 

よくできているな~、自然界はバランスがとれているな~~~、と感心しました。

 

この引き込む力と押し上げる力により海水が攪拌され、プランクトンが増えて、豊かな海が形成されるそうです。

 

 

鳴門海峡の魚たち。

中でも鳴門で有名なのは、鳴門ワカメではないでしょうか。我が家のワカメはずーーーーっと鳴門ワカメです。

ええ、浮気しませんよ! 私は、これからも、ずーーーーーーっと鳴門ワカメ一筋です。

 

 

豊かな海と、世界最大の渦潮を作る鳴門海峡の幅は約1.3km、海底断面はV字型になっており、約100mの深さ。

瀬戸内海と太平洋の水位差は最高で1.5m。

潮流は13~15km/hの速度で大潮時は15km/hにもなり、潮流の速度は日本で一番速く、世界三大潮流の一つとなっています。

渦の大きさは直径15~20m(車4台分の長さを超える!)にもなり、世界遺産登録を目指しているそうです。

 

 

巨大な渦潮が現れると、みんな「おーーーー!」と歓声を上げます。

一度、大きく船が傾いて、カメラを落としそうになりました。

大型船であの傾きなので、小型船はかなり激しく揺れるのではないでしょうか。

 

 

渦ができては消え、できては消え・・・が延々と繰り返されます。

一つ一つの渦潮の形も、消えるまでの長さも違い、見飽きないです。

うずしお見学は20分ほどあるので、いろんな角度、高さから観察してください。

 

 

 

∞型の渦と記念撮影♪

 


 

資料館での解説映像より。

字が消えかけていて読みにくいですが、鳴門の渦潮は、

「宇宙からの授かりもの」

と、紹介されていました。

 

 

なんて壮大な自然現象なのでしょうか!

 

あ~~~、思い出すと、また行きたくなってくるなぁ!

 

 

福良港発の「うずしおクルーズ」は、2018年3月17日(土)~4月8日(日)までの期間、全国の小学生以下の子供を無料で招待するそうです!

 

春と秋は、うずしお観察に良い時期!

 

ぜひ、大潮を狙って行ってくださいね♪

 

 

「は~~、うずしお見れて大感激だわ~~」と満足した私達は、この日のうちに神奈川県へ帰らなければならなかったのですが、その前に、どうしても沼島が見たかったので、沼島への船が出ている土生港へ向かいました。

おのころ島神社の記事でもふれましたが、沼島が「国生み神話の、おのころ島」とされる説もあるので、遠くからでも拝みたいなぁと思ったのでした。

 

福良港からは、車で25分、15kmほどの道のりです。

 

 

関連記事

→→福良港津波防災ステーションの記事はこちら・・・いつかくる南海地震の津波に備える。うずしおクルーズ乗り場の隣で、入館無料。

料金

福良港発うずしおクルーズ船の料金は、大人2000円、小学生1000円です。小学生未満は大人一人につき一人の幼児が無料。

チケット購入は、平日は出航時間の30分前まで、休日は40~50分前までに買うようにしましょう。(乗船手続きが混みあうことがあるため)

うずしおクルーズHPで、うずしお期待度をチェックしてからお出かけしてください。

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、福良バスターミナル下車すぐ。
神戸三宮・舞子から福良への高速バス

淡路島内の路線バスは、淡路交通のHPでお調べください。

 

車で行く場合、無料駐車場があります。「福良港なないろ館」又は「道の駅 福良」でカーナビ検索。

近くの宿泊施設

やぶ萬旅館。福良港から徒歩5分ほど。

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