【山中湖、花の都公園】 富士五湖で最大の湖。花の都はヒマワリが美しい!

前回の続きです。

旅行記

富士山五合目の散策後、富士山駅から「ふじっ湖号」に乗って、山中湖へ向かいました。

 

 

山中湖は「富士五湖」の一つです。

 

富士五湖
・本栖湖(富士河口湖町、身延町)(もとすこ)
・精進湖(富士河口湖町)(しょうじこ)
・西湖(富士河口湖町)(さいこ)
・河口湖(富士河口湖町)(かわぐちこ)
・山中湖(山中湖村)(やまなかこ)

 

いずれも富士山の噴火による堰止湖で、富士箱根伊豆国立公園に指定されており、富士山とともに五湖全てが世界文化遺産です。

 

山中湖は富士五湖のうち、一番東にある湖。

面積は5つのうち最も大きく(水深は一番浅い)、標高も高く、クジラのような形をしており、相模川の源流だそうです。


富士五湖のうち、最も観光で賑わっているのは河口湖で、山中湖はたぶん二番目に賑わっているんじゃないのかなぁと思います。

周りは別荘が多く建ち、釣り大会も行われるそうです。

 

山中湖村長池親水公園からは、綺麗な富士山が見れるらしいのですが、曇っていたため、親水公園には寄らず、「花の都公園」へ行くことにしました。

宿泊した「やすらぎの宿 ハットリ荘」のご主人さんに、朝、予定を聞かれ、「花の都公園へ行く予定です」と言うと、送ってくださいました。

民宿、ペンションは、時々このように「近いから送ってあげるよ」と言ってくださるオーナーさんがいて温かいです。

 

 

 

 

花の都公園は、30万ヘクタールもの広大な敷地を有し、無料ゾーンと有料ゾーンに分かれています。

私達が訪れたのは10月初旬だったので、無料ゾーンには黄花コスモス、コスモス、西洋朝顔、遅咲きひまわりが咲いていました。

開花時期は花の都公園HPでご覧ください。

 

 


遅咲きひまわり。(無料ゾーン)
夏季は15万本ものひまわりが咲きます。

 

 

 


黄花コスモス。(無料ゾーン)

 

 

 


西洋朝顔。(無料ゾーン)

 

 

「花の都公園」というだけあって、いろんな花を楽しめました。

 

 


こちらは有料ゾーン「フローラルドームふらら」のスケールアウトガーデン。巨大な花や昆虫の中でアリの目線となり、お花畑を探索できます。

 

 

 

ふららは、全天候型温室なので、どの季節に訪れても花を見ることができます。


 

 

 


有料ゾーン清流の里の三連大水車。

 

 

 

 


「明神の滝」。

落差10m、幅80mの人工大滝で、普段はチョロチョロ流れているだけなのですが、5分間増水するショーをしています。

 

 

うちの夫はなぜかしら滝が好きで、こういう人工の小さなものでも、写真を撮りたがります。(なんでかな? 滝好きさん、教えてー)

 

 

 

次は、溶岩樹型を観察しました。

「溶岩樹形」とは、高温の溶岩が、水分を豊かに含んでいる樹木を取り囲み、溶融した溶岩が急に冷まされて、ガラス質を含む結晶の細かな硬い殻(クラスト)を作ったもの。


木目型熔岩樹形。

「熔岩流で囲まれた樹木が焼失して、木の形の空洞がそのまま残ったもの」と言えば、わかりやすいでしょうか。

花の都公園では、このような熔岩樹形が、大型・中型・小型サイズで、合計8本見ることができます。

 

 

 


ケースに展示されたものもあれば、写真のように、地下に出来た溶岩樹型を観察することも出来ました。

このような展示は貴重だそうですよ。

 

今から千年以上前、富士山北東山腹の標高1600メートル付近にある、寄生火山から流出した「鷹丸尾溶岩流」が、山中湖村から忍野村にかけてドロドロと流れて、このような溶岩樹型を形成したそうです。

 

この辺りは昔、熔岩流に燃やされて、草木一本無かったんだぁ~と思うと、花の都公園に立っているのが不思議な気分になります。

 

 

花や熔岩樹形だけではなく、水鉄砲や滑り台があるので、息子が喜んでいました。


 

 

無料ゾーンの広大な花畑も良かったのですが、有料ゾーンも楽しかったです。

そんなに料金が高くないので、有料ゾーンも併せて楽しむのをオススメします。

 

現在も行われているのかわかりませんが、私達が訪れた時はチケット売り場でポピーの種を頂きました。

 

花の都を楽しんだ後、ふじっ湖号に乗り、忍野八海へ向かいました。

次回が2012年10月の一泊二日旅行の最後です。

 
→→忍野八海。 かつては山中湖と同体だった?
 

関連記事

→→富士山五合目の記事はこちら

→→【河口湖、大石公園、河口湖紅葉祭り】 10月末はコキアが見ごろ

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、富士山駅から路線バスに乗り、花の都公園入口で下車です。
富士山駅発 忍野八海、花の都公園方面バス時刻表
花の都公園へは山中湖周遊バス「ふじっ湖号」が便利です。料金は富士山駅から460円。
ふじっ湖号時刻表
ふじっ湖号路線図

車で行く場合、駐車料金は300円です。

フリー切符

富士急行HP お得な切符
富士急行バスHP お得な切符
富士吉田・忍野八海・山中湖を周遊するバス「ふじっ湖号」が便利です。富士山駅から山中湖エリア2日間乗り降り自由なフリークーポン(大人1340円)がクーポン提示で割引の効く施設があります。

料金について

花の都公園は、無料エリアと有料エリアに分かれています。
有料エリア(清流の里、フローラルドームふらら)は、季節により入園料金が変わります。
4月半ば~10月半ばは大人500円、10月半ば~11月半ばと、3月半ば~4月半ばは大人300円、12月から3月半ばは無料です。開園時間も季節により異なるので、公式HPでチェックしてください。
花の都公園 入園料一覧

近くの宿泊施設

富士山ステーションホテル。富士山駅出てすぐ。

ホテルマウント富士。富士山駅からふじっ湖号に乗車し、「ホテルマウント富士入口」で下車。富士山と山中湖が見えるホテルです。

 

 

 

ハットリ荘。山中湖畔まで徒歩8分。私達が泊まったお宿です。リーズナブルです。

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