濃霧の八幡平山頂ドライブは怖かった。 八幡平山頂レストハウス。

ずっと秋田県鹿角市の観光を書いていましたが、今日取り上げる「八幡平(はちまんたい)山頂レストハウス」は、岩手県八幡平市です。

岩手県は夫が大学&大学院の6年間過ごしたところですが、いつも夫の故郷青森県への通り道にすぎなかったため、結婚して10年で初めての岩手観光!

 

ヾ(*・ω・)ノ゜+.゜☆ィェィ☆

旅行記

 


八幡平(はちまんたい)は、秋田県と岩手県にまたがる標高1,614 mの山及びその周囲の高原台地で、十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園に指定されています。

 

 

前回の【八幡平ビジターセンター】から、八幡平山頂レストハウスは車で16分の距離です。

八幡平アスピーテラインをスイスイ走っての快適ドライブ・・・のはずなのですが、だんだんと霧が深くなっていく・・・。

 

 

 

八幡平山頂レストハウスに到着。有料駐車場の看板が、ギリギリ見えた・・。

 

 

天気が良い時は、こんなふうらしい。(画像はグーグルマップから拝借)

 

レストハウス前の駐車料金は、普通車一回500円です。
本当はここに車を停めて、散策道を歩いて、展望台に立ち、八幡沼、ガマ沼、八幡平山頂へ向かうはずだったのですが、周囲は真っ白!

 

 

見えん~~~! 何も見えん~~~!

 

私は駐車場のおじさんに、
「こんな天気になった時って、わりと短時間で晴れるんですか?」
と尋ねたら、
「いやー。ダメですね。こうなったらもうあきらめた方が良いですよ。ずっとこんな感じです」
とのこと。

「せっかく来たのになー、どうしよっかなー・・・」
とブツブツ悩む私に、おじさんは苦笑しながら言った。
「あきらめた方が良いですよ~。何も見えないと思います」

 

 

 

3つ先の駐車枠が見えん!

 

 

・・・これは、もうあきらめるしかない・・・。

 

 

駐車場前から、こんな景色を見れるはずだったんだけどな~~!

 

 

こんなところを、のんびり散策するはずだったのにな~~~~!(画像はウィキペディアから借りました)

 

 

 

「・・・そうですね。残念ですけど、あきらめます。また今度来ます!」

くぅぅ~、残念じゃぁ!

また今度ね、八幡平山頂&八幡沼!

 

 

 

この時の八幡平の天気。大雨、洪水、強風、雷、濃霧の注意報が出ていました。


でもこの数メートル先が見えないのって、注意報レベルかな?
警報レベルじゃないですか??? (^_^;)

 

 

 

 

視界が悪かったので、時速30~40km運転でノロノロ進みました。

こんな濃霧の中、運転したことが無かったので怖かった~!

 

周囲が真っ白で、数メートル先までしかぼんやりと見えない中での運転、両側には枯れた木のシルエットだけが流れ、魔女か仙人でも住んでいる世界に入ってしまったんじゃないかしら、とドキドキしました。

神秘的な異世界感を味わえたので、思い出深い初岩手観光となりましたが、お天気の良い日に再訪したいと思います。

 

「八幡平山頂」や、「八幡沼」で画像検索したら、奇麗な写真がたくさん出てきます。

 

 

八幡平ビジターセンターの記事でも書きましたが、ここは自然豊かなところなのでいろんな動物が生息しています。

ツキノワグマと不意に遭遇しないよう、早朝と夕方、悪天候時の散策はやめ、クマ鈴をつけて複数人で行動しましょう。

私たちは見ることができませんでしたが、八幡沼やガマ沼などは、9千~5千年前に発生した水蒸気爆発によりできた火口に水がたまったものだそうです。 9千~5千年前にボバーン!って爆発したのかぁ~・・・と思いながら眺めたかったぁ。

人間という存在の小ささと寿命の短さ、地球の歴史の長さと、壮麗な八幡平の自然・・・、いろいろ感じられるのではないでしょうか。

 

ウィキペディアには面白いことが書いてありました。

八幡平山頂には二等三角点がある。あまりに平らで山頂らしくないということで、1962年に岩手県によって土盛りが行われた。それが崩れてきたので、1986年に国立公園指定30周年を記念して展望台が作られた。展望台は老朽化のため、2014年10月に建てかえられた。

山頂らしくないから土を盛ったり、展望台を作ったのね~~。

 

 

畚岳、源太森、茶臼岳は、「八幡平三大展望地」と言われ、特に景色が良いそうです。
また、5月下旬~6月上旬にかけて、八幡平頂上付近の鏡沼の雪解けが、まるで竜の目のように見えることから「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれているそうです。

 

 

ウィキペディアから借りた八幡平ドラゴンアイ。

 

良いな~~~!

行きたいなぁ~~~!!

ワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク

 

自然の中に身を置いた時や訪れたところで、好きな場所を見つけてください。森羅万象の中で、私達はいかに小さなものであるのか、自然に対して謙虚な気持ちを抱いた時、全ての生命との一体感が強まることでしょう。

富士山五合目の記事にも載せましたが、良い言葉なのでここにも載せておきます。

 

 

ああ、旅っ!
旅っ!!
旅~~~!!!

 

 

いろんなところに行って、見て、感じて、芯からしびれたい~~~!!!

 

 

・・・と、パソコンの前で一人盛り上がっておりますが、八幡平山頂レストハウスを後にした私は、事故を起こさないようにドキドキしながらノロノロ運転をしておりました。

 

春は、このように雪の壁の間を走れるようです。(これも良いですね!)

 

ちょっと下りると、だいぶ霧の濃さが違うことに驚く。
写真は源太岩。

駐車できそうなスペースがあったので、ちょっと休憩してペットボトルカフェオレを飲む。
近くに展望台があり、良い眺めらしいのですが、真っ白なのでそのまま下りることに。

 

 

・・・これはいったいどこだろう。アスピーテラインのどこかです。
山の上がガスっているので、「あー、あんな感じの中にいたのね~」と思った。

 

 

 

もう一回、八幡平山頂レストハウスの濃霧。

 

ホント、怖かったわ!!!

 

 

けれども、もっと怖かったのがこちら。

→→玉置神社の帰り道、私たちは道に迷った・・・。奈良県と和歌山県の間の山奥。・・・こちらは霧ではなく、闇の細道と不気味なトンネル。

 

 

 

大雨が降る中、ワイパーを高速にして、イーハトーブ火山局へ向かいました。

次の記事はこちら

間に立川防災館の記事が入りましたが、また岩手県の観光紹介に戻ります。 今日紹介するのは、イーハトーブ火山局です。 旅行記 イーハトーブ火山局は「岩手山火山防災情報ステーション」とも呼ばれ、無料で入れます。  […]

(この旅行記は2017年です)

関連記事

八幡平山頂レストハウスの近くです。
→→八幡平ビジターセンター・・・八幡平の自然や動物について知ることができます。入館無料。

→→後生掛自然研究路と黒たまご・・・後生掛温泉の隣。日本一の泥火山が見れます。

→→玉置神社の帰り道、私たちは道に迷った・・・。・・・このドライブも怖かったなぁ。

→→【十和田湖(とわだこ)】 静かなカルデラ湖ですが活火山。奥入瀬渓流の水源・・・青森県。

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、盛岡駅からバスに乗り、八幡平頂上で下車。(乗車時間がかなりあると思います。事前に問い合わせてください)
岩手県北バス

車で行く場合、レストハウス前の一回500円の有料駐車場と、少し離れたところに無料駐車場があります。

近くの宿泊施設

後生掛温泉旅館。名湯。泥風呂がオススメらしい。

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