【沖縄美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)】 ジンベエザメを見るなら絶対にココ! 沖縄旅行に必ず組み込んで!

前回の【万座毛(まんざもう)】からの続きで、二泊三日の沖縄旅行の紹介です。

今日は沖縄美ら海水族館を紹介します。

旅行記

前回の【万座毛(まんざもう)】から、沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)までは、車で1時間ほどの距離です。(那覇空港から美ら海水族館までは、高速道路で二時間かかる。けっこう遠い!)

 

沖縄美ら海水族館は、広大な「海洋博公園」内にあります。

海洋博公園HPから借りた園内マップ。

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館、ウミガメ館、マナティ館、イルカラグーン、オキちゃん劇場、おきなわ郷土村、海洋文化館、ちびっことりで、熱帯ドリームセンター、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園、夕陽の広場やビーチなどがあり、一日中遊べます。

 

 

海洋博公園のあちこちを見て回りたかったのですが、私達が訪れたのは日帰りバスツアー。

滞在時間が短いため、全部見てまわるのは無理だとあきらめ、沖縄美ら海水族館にしぼりました。(その前にちびっことりでで少しだけ遊んだ)

バスツアーは便利ですが、スケジュールが決められているので、自由に行動できないのがもどかしい!

 

 

沖縄美ら海水族館入り口。

大人1880円、高校生1250円、小中学生620円、六歳未満は無料です。

当日に限り再入館可能です。

入り口は四階で(同じく四階にはレストラン「イノー」があり、食事ができる)、3F水族館入口(コーラルロビー)から入館し、2階、1階へと下っていく造りの水族館です。

 

 

三階のタッチプール「イノーの生き物たち」。

手前に映っている黒いひも状のものは、沖縄の海で最も多くみられるナマコ「ニセクロナマコ」。

ニセクロナマコの下にいる、白色に黒い突起の付いた大きなヒトデは「コブヒトデ」といい、直径25cmにもなります。大人の手のひらよりも大きいヒトデに驚きました。

細くて青いヒトデ「アオヒトデ」はとてもかわいらしい。

息子の指の下にある、赤っぽいフニャフニャはマンジュウヒトデといいます。

亜熱帯の海の生き物は、見た目がカワイイものが多いなあと思いました。

 

三階は他に、「サンゴの海」という大きな水槽があり、約70種450群体の造礁サンゴが見られます。この水槽は、とても見ごたえがありました。(写真が無くてごめんなさい。まだブログを始めるずっと前の旅なので、写真が少ないのです)

 

 

三階の展示「サンゴの部屋」。ヒレのとげに毒のあるハナミノカサゴ。

 

 

二階展示「黒潮への旅」には「サメ博士の部屋」があり、メガロドン(約2,300万年前から約150万年前に生息していた巨大なサメ)の顎の模型で、良い記念写真が撮れました。

現在は、美ら海水族館前の無料施設「美ら海プラザ」にて展示されており、水族館に入らなくても記念写真を撮れるようです。

 

 

美ら海水族館のメインは二階の「黒潮の海」

正面の巨大アクリルパネルからの眺めは圧巻です!

見どころは何といっても、ジンベエザメ。世界最大級の魚で、全長14mにもなります。

私達が訪れた時、ジンベエザメは3匹飼育されていました。

大阪の海遊館では2匹、神奈川県の八景島シーパラダイスでは1匹の飼育しか見ていなかったので、美ら海水族館のジンベエザメ3匹飼育は圧倒的な迫力でした。

2016年からジンベエザメの繁殖のため、オスメス各一匹ずつとなり、現在は2匹で飼育しているようです。

大水槽では他に、ナンヨウマンタなど、約70種類16000点の魚たちが見れました。(2019年現在は65種だそうです)

美ら海水族館は、世界で初めてジンベエザメとマンタの飼育に成功した施設でもあります。同じくフロアに「ジンベエザメ・マンタコーナー」があるので、詳しく知ることができます。

 

 

正面の巨大アクリルパネルの他、いくつか窓があるので、お気に入りの場所を探してください。ジンベエザメと同じ高さの目線で、間近に見れるので感動しました!

 

 

「黒潮の海」のアクリルパネルは、こんなに分厚い!

7500㎥(25mプール30杯分に相当する)の水量に耐えられる造りです。

 

 

 

 

次は、水上観覧コースへ。

なんと、美ら海水族館のメイン水槽を、上から見られるのです!

 

上からジンベエザメを見たのは初めてでした!

名前の由来となった「甚兵衛模様」が美しい!

これは大変、良い展示方法だなぁと思いました。

一日六回、飼育員さんによる解説が行われているので、時間の合う方はぜひ説明を聞いてください。ただし、水上観覧コースは飼育動物の健康管理のため、11:00~17:30は観覧不可となっているのでご注意を。

 

 

次は、二階の「アクアルーム」へ。

ジンベエザメが泳ぐ大水槽が天井という、とびっきり素敵な空間!

頭上を巨大なマンタやジンベエザメが泳いでいく体験ができるのは、美ら海水族館だけ!(世界の水族館で似たような展示があるのか知りませんが、国内ではここだけのはず)

 

 

今まで、ジンベイザメの見られる水族館で、大阪の海遊館(かいゆうかん)、神奈川県横浜市の【八景島シーパラダイス】に訪れましたが、美ら海水族館のジンベイザメ展示は圧巻で、とても感動しました!(初めてジンベイザメを見た海遊館も大好きですが!)

 

大変美しい水族館でしたので、必ず沖縄旅行に組み込んでください。

 

亜熱帯に位置する沖縄の大自然の美しさ、地球の生物多様性に胸打たれること間違いなしです。

 

 

おまけに紹介しておきますが、美ら海水族館HPでは深海生物診断ができます。私はモモイロサンゴでした。あなたはにそっくりな深海生物は、何でしたか?

 

 

次は、世界遺産の今帰仁城跡(なきじんじょうあと)を紹介します。

 

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(この旅行記は2012年です)

 

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交通アクセス

沖縄美ら海水族館は、本部町にある海洋博公園内にあります。

車で行く場合、那覇空港から高速道路に乗って二時間。駐車場は無料。

公共交通機関で行く場合、那覇空港、那覇バスターミナル、名護バスターミナルなどからバスが出ています。海洋公園アクセスで詳細をご覧ください。

料金

大人1880円、高校生1250円、小中学生620円、六歳未満は無料です。

当日に限り再入館可能。

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