前回取り上げた【ガンガラーの谷】からの続きで、二泊三日の沖縄旅行の紹介です。
旅行記
今日、紹介する「おきなわワールド」は、前回取り上げた【ガンガラーの谷】の向かい側にあります。
沖縄ワールドHPから借りた園内マップ。
おきなわワールドは県内最大級のテーマパークで、琉球王国、玉泉洞(ぎょくせんどう)、ハブ博物公園の三つのエリアに分かれています。
全てのエリアを楽しみたいならば、大人1700円・子供850円のフリーパス。
琉球王国と玉泉洞の二つを楽しみたいならば、大人1300円・子供650円。
ハブ博物公園のみ楽しみたいのなら、大人650円・子供330円です。
オススメは、すべての施設に入れるフリーパス。
私達は9時に向かい側の【ガンガラーの谷】を楽しみ、昼から夕方まで「おきなわワールド」でゆっくり過ごしました。
顔出しパネル。
顔を出す位置が鉢の上という不思議な構図だったので、看板の後ろに立って記念撮影。
後ろにチラリと映っている船は「中国・琉球進貢船(しんこうせん)」といい、琉球王国の「南都丸」を復元したもの。全長31メートル、幅8メートル、高さ7メートルで、総工費は1億2千万円もかかったのだそうです。
残念ですが、2014年9月に、船体老朽化のため解体となりました。
おきなわワールドでは、スーパーエイサーの公演を見られます。
踊りながら太鼓を打ち鳴らす迫力あるショーなのですが、なんと、無料です!
入園料金のかからない「エイサー広場」にて、一日四回(①10:30 ②12:30 ③14:30 ④16:00)、公演があるのでお見逃しなく!
公演中のビデオ撮影、写真撮影は禁止ですが、公演が終わった後、ステージで記念写真を撮ってもらいました。
園内で昼食をとった後(ランチブッフェだったと思う)、有料施設のハブ博物公園へ。
屋外生体展示場、ハブの放し飼い。
ハブは、50匹以上いるそうです!
ハブ博物公園では、「ハブのショー」を行っています。
かわいいお姉さんがハブの頭を持ち、お口を開かせて目の後ろを押し、ハブ毒をポタリ・・・ポタリ・・・と落とすのは、ゾッとしました。
ハブ一匹で、大人2~3人を殺せるほどの毒を持っているそうです。(意外なことに、マムシの方が毒性は強い)
ハブショーは20分間で、 11:00、12:00、 14:00、15:30、16:30の一日五回です。
ハブショーの後、ビルマニシキヘビを首に巻いて記念撮影。(手持ちのカメラで無料で撮ってくれます)
ニシキヘビは、ずっしりと重くて、ひんやりとしていました。
巨大な蛇を不気味に思う方もいるかもしれませんが、大人しくてかわいかったです。
ハブ博物公園はハブだけではなく、いろんな動物が見られます。
オオコウモリのゴエモンくん。
フイリマングース。
恐ろしい毒を持つハブと、サトウキビなどを食い荒らすネズミを退治するために、インドから輸入されたのですが、思ったようにハブを食べてくれないばかりか、島の固有種を食べるなどの害が見られたため、特定外来生物に指定され、駆除されることになってしまいました・・・。(かわいそうですね)
ハブ博物館を出た後は、玉泉洞(ぎょくせんどう)へ。
玉泉洞は天然記念物に指定されており、鍾乳石の数は100万本以上と国内最多、全長5,000メートルで国内最大級の鍾乳洞です。
5,000メートルのうち、公開されているのは890メートルで、残りのエリアは研究用として保存されているそうです。
中の空気は湿気ており、金属の歩道を進みます。(歩道が濡れているので、滑りにくい靴で行きましょう)
まるで「つらら」のような鍾乳石。
鍾乳洞の中は、ライトアップされているので、神秘的。
つららのように上から垂れているもの、タケノコのように下にはえているもの、どちらも鍾乳石(しょうにゅうせき)です。
タケノコみたいになったものは、「石筍(せきじゅん)」とも呼ばれ、上から下に向かって伸びるツララ状のもの(つらら石)と、下から上に向かって伸びるタケノコ状のもの(石筍)とが、くっついて柱状になったものを「石柱」というそうです。
鍾乳石からピタピタと雫が落ちてくるので、夫の服が濡れました。
鍾乳石を切断して、通路を確保した部分。
リムストーンダム。
田んぼの畦を思わせるような、大きなお皿のような鍾乳石です。
こちらも立派なリムストーンダム。「黄金の盃」という名前が付けられています。
いろんなところに説明の看板があったので、勉強になります。
顔出しパネル。
狭い通路から広い所に出て、ホッとする。
これで、玉泉洞の写真は終わりです。
私達はこれ以外に沖縄の【ガンガラーの谷】、奈良県の【五代松鍾乳洞】、滋賀県の【河内の風穴】で鍾乳洞に入りましたが、やはり一番見事だったのは、玉泉洞でした。
ここは本当にオススメなので、必ず入ってください!
良い思い出になること、間違いなしです。
玉泉洞を出て、熱帯フルーツ園へ。
園内にはバナナなど、たくさんの南国フルーツが実ります。
熱帯フルーツ園では、マンゴー、パパイヤ、パイナップルなど、約100種類450本の熱帯果樹が栽培されており、新鮮なジュースをいただけます。
王国歴史博物館の入り口の、美しいシーサー。
王国歴史博物館には、沖縄や日本国内をはじめ、世界各地のシーサー(獅子)、約300点が所蔵されています。
沖縄ワールドは、ハブ博物館、玉泉洞、琉球王国城下町、熱帯フルーツ園、王国歴史博物館・・・と見どころたくさん。
私達は見学と食事だけで滞在時間が5時間でした。
「おきなわワールド」は体験メニューが豊富で、
- 小物を好きな色で染め上げる紅型体験
- 織り体験
- 琉球藍を使った染め体験
- 紙すき体験
- 竹笛・竹細工・革細工
- ウージ(さとうきび)染め
- 陶芸工房
- 硝子づくり体験
- 琉装の着付け体験、記念写真
- ブクブクー茶屋
- 三線体験
- 真珠取り出し体験
- シン・ハブ体験
- セグウェイ体験
などができるようです。時期により体験メニューが変わるので、沖縄ワールドHPでご覧ください。
過ごし方によっては、まる一日、ここで遊べるでしょうね。
県内最大規模のテーマパークなので、自分好みにカスタマイズして、たくさん思い出を作ってください。
次は、いよいよ、沖縄旅行最終日の三日目。万座毛(まんざもう)を紹介します。
前回の【おきなわワールド】からの続きで、二泊三日の沖縄旅行の紹介です。 旅行記 二泊三日の沖縄旅行も、これが最後の三日目。 最終日は、【首里城(しゅりじょう)】や、【おきなわワールド】から離れた、沖縄中部へ行きました。 &n[…]
(この旅行記は2012年です)
関連記事
沖縄の旅行記事です。
→→【玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道、金城の大アカギ】の記事はこちら
→→【ガンガラーの谷】 の記事はこちら・・・おきなわワールドの向かい側です。
交通アクセス
那覇空港から車で30分。
公共交通機関で行く方は、バスなび沖縄でお調べください。玉泉洞バス停で下車です。
車で行く場合、駐車場は無料です。
料金
フリーパス券(入園券&ハブ博物公園) 大人1,700円、子供850円
入園券(玉泉洞&王国村) 大人1,300円、子供650円
ハブ博物公園券 大人650円、子供330円
開 園:AM 9:00
最終受付:PM 17:00
閉 園:PM 18:00
年中無休
近くの宿泊施設
民宿・ゲストハウス海ぬ風。