前回、東京都港区の、【金龍山浅草寺】について取り上げたので、その続きで浅草周辺のことを少し書いておきます。
散策記
地下鉄浅草駅の壁画。
こういうのに出会うのも、公共交通機関レジャーのお楽しみの一つです。
浅草地下商店街。戦後の東京で一番古い地下街です。
雨漏りよけが、ビニール傘。かなり老朽化が進んでいるようです。
さあ、地下から出ましょう!
メトロ銀座線浅草駅~浅草寺雷門前あたりで、人力車をひく人(俥夫・しゃふ)が料金表を持って立っています。
料金は、一名3,000円、二名なら 4,000円が相場のようで、浅草寺周辺の約1kmを10~15分くらいかけて案内してくれるようです。
人力車一台につき最高二人乗れるので、1人で3000円払うよりは、二人で乗ったほうがお得ですね。
浅草寺の人力車で大手なのは、えびす屋さん、時代屋さん、東京力車さん。
ほかに、個人の人力車が数件あるので、下調べしていくも良し、その場でのご縁で利用させていただくのも良いかと思います。
たくさんの業者がありますし、短距離案内でお客さんの回転がはやいせいか、そんなに待たずに乗れると思います。
浅草寺からつくばエクスプレス浅草寺駅方面へ5分歩くと、浅草演芸ホールがあります。
私達が、浅草演芸ホールで寄席を見たのは、2008年11月末でした。
11時40分からの昼の部と、16時40分からの夜の部があります。
だれが出演するかは、HPで紹介されているので、浅草演芸ホールスケジュールでご覧ください。
落語協会と落語芸術協会が10 日ごとに交代で公演を行っています。
チケットの販売は、当日現地で11時から販売しており、ネット購入、予約購入は出来ません。
通常、大人2800円、学生2300円、4歳以上の子ども1500円です。
年末年始を含む特別興行は、大人3000円、学生2500円、子ども1500円です。
「どこ写してんのよ」と言われそうな悪い写真ですが、二階席から撮った高座です。
私達は、はじめ1階に座ったのですが、やっぱり二階が良いなと思ったので、寄席が始まる少し前に2階に移動しました。(休憩時間に再び一階に移動。やっぱり一階がオススメ)
座席は、一階席と二階席に別れており、全席自由なので、良い席は早い者勝ちです。
寄席を見た時、私は28歳で、夫は25歳だったので、お客さんの中では若い方でした。
だいたい、中年~老年のお客さんが多いです。
私は、NGK(なんばグランド花月)で活躍していたMr.ボールドさんのような軽快でわかりやすい芸が好きで、夫はどちらかというと、ヒネりのきいたオチが面白い落語が好きなので、浅草演芸ホールに行こうと言ったのは、確か夫のほうからだったと思います。
2008年11月の出演者は、春風亭 小朝さん、林家こぶ平さん(9代目林家正蔵)、林家いっ平さん(2代目林家三平)などで、漫才はロケット団でした。
漫才に比べて落語のほうが硬いイメージがするのですが、普段着で、御飯を食べながら気軽に聞けます。(一階に売店があって軽食の販売がある)
落語には、古典と新作の二種類あり、最後に古典落語「芝浜」をしてくださったのですが、プロの噺家(真打ち)は、人の心をつかむのが上手いですね~~。
「そこに座って話をしている」だけなのに、みんな噺家のお話に呑まれちゃうのです。
飲み物を飲むことすら忘れ、ただただ、お話の中にどっぷりと浸かり、その世界を楽しみます。
心底、すごいな~~、と思いました。
比較して悪いのですが、前座のお話は、まだまだやな~と思いました。
落語、マジック、コント、漫談など、4時間くらい楽しめますので、興味をもたれた方、ぜひ浅草演芸ホールへおでかけしてください。
普段着で、お弁当を食べながら、気軽に楽しめるのでオススメです。
浅草演芸ホールの奇麗な写真も貼っておきます。(出典:はなたれ君さん、写真AC)
これまた中途半端な写真で悪いんですけど、近くにある日本最初の遊園地「浅草花やしき」です。(途中で取り壊して再開したため、最古の遊園地は大阪のひらかたパークになるらしい)
入園料が1000円するので入らなかったのですが、「入園無料の日」が何日かあるようなので、公式HPでチェックしてください。
二枚目に張った「Beeタワー」という乗り物は、もう乗れません。
だいたい200~300円くらいの乗り物が多そうです。
10月末から3月末までイルミネーションも開催しているようです。
近くの商店街をぶらぶら。
職人さんの手仕事をちょっと見学しました。
浅草でひときわ目をひくナゾの金色オブジェ。
「燃えさかる炎」をイメージしたもので、フランス人デザイナー、フィリップ・スタルク氏によるものだそうです。
金色オブジェの建物には、アサヒビール直営のビアレストラン「フラムドール」があります。
通常平均予算は3,500円なので、そんなに高くなさそうです。営業時間は、11:30~22:00 。
ついでにスカイツリーを少しだけ取り上げます。
【浅草寺】からよく見えます。
現存する電波塔としては世界第1位の高さ。
2011年11月17日に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けました。
人工の建造物としてはブルジュ・ハリーファの828メートルに次ぐ世界第2位だそうです。
浅草寺からスカイツリーまで、徒歩だと20分くらいかかります。
電車で行く場合、浅草駅~スカイツリー駅は、東武スカイツリーライン・北千住行に乗って3分、144円。
スカイツリーの足元で写真を撮ると、こんなふう。
634mもあるので、もう少し離れた方が綺麗な写真が撮れそうです。
スカイツリーの展望台は、とっても料金が高いため、私達は上へ行かず、無料で楽しめる東京ソラマチで軽食をとって、スカイツリーグッズを買って帰りました。
浅草寺の雷門前には、浅草の観光案内所がありますので、浅草寺へお参りした後、どこか楽しいところはないですか、と尋ねるのも良いかと思います。
次は、東京タワーについて書きたいと思います。
スカイツリーは634m。
東京タワーは333mです。
続けて東京都の観光紹介です。 前回、増上寺(ぞうじょうじ)を書きましたので、今日はその隣の東京タワーについて書きます。 レジャー記 東京タワーへの交通アクセスは、 ・大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩5分 ・日比谷線「[…]
【浅草寺】と、【スカイツリー】を取り上げた流れで、東京タワーの記事を書こうと思ったのですが、先に増上寺(ぞうじょうじ)を書きます。 増上寺は、東京都港区にあり、浜松町駅・大門駅方面から東京タワーへ行く途中にある大きなお寺です。 […]
(このレジャー記は2007年、2008年、2013年、2016年のものです)
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→→【アミューズミュージアム 布文化と浮世絵の美術館】 もったいない! 布の大切さを知る・・・浅草寺の隣です。
交通アクセス
交通アクセス、フリーパスは、前回の浅草寺(都内で最古の寺)の記事をご覧ください。
スカイツリーへのアクセスは、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」か半蔵門線「押上(スカイツリー前)駅」で下車します。
浅草駅からは一駅です。
バスも出ているようなので、スカイツリーアクセスをご覧ください。
料金について
入場時間帯によって料金が異なるので、スカイツリーチケット一覧をご覧ください。
近くの宿泊施設
リッチモンドホテルプレミア東京押上。スカイツリーのすぐ近く。