先日、10年ぶりに東京都豊島区の「サンシャイン水族館」へ遊びに行きました。
(リニューアル前のサンシャイン水族館の記事はこちらの記事でご覧ください)
本館展示の前に、期間限定の特別展「ざんねんないきもの展」の方から、紹介したいと思います。
レジャー記
サンシャイン水族館の最寄り駅は、池袋駅、東池袋駅、東池袋四丁目駅、向原駅です。
開業40周年を迎えたサンシャインシティは、ショッピング、グルメの他、古代オリエント博物館、プラネタリウム、ナンジャタウン、J-WORLD TOKYOなどが入った複合施設です。
私が初めてここに訪れたのは結婚前の2007年で、夫(この時はまだ恋人)とのデートでした。
関西人の私にとって、「初めての関東の水族館」でした。
その時の写真は、旧・サンシャイン水族館の記事にありますので、興味のある方はご覧ください(現在とは全然違う)。
10年ぶりに訪れたら、エレベーターが新しくなっていました。以前は丸い押しボタンだったのに、四角になってる!
「ざんねんないきもの展」は大混雑でした。水族館の本館を見終わった後に寄ったのですが、待ち時間は15分。夕方になるにつれ、混雑時間は短くなっているようでした。
開催期間が「2018年4月8日まで」となっていますが、好評につき2018年5月6日まで延期となりました。
3月20日に、ナマケモノが追加されたそうです。
水族館、展望台、オリエント博物館、プラネタリウム、ナンジャタウン、Jワールド東京のチケットを持っている人、水族館の年間パスを持っている人は、4歳以上400円で入場できます。
「ざんねんないきもの展」だけ見る方は、600円です。
2017年11月10日(金)〜2018年3月20日(火) 10:00〜18:00
2018年3月21日(水・祝)〜5月6日(日) 10:00〜21:00
展示は大混雑で、花火帰りの駅前みたいに、なかなか進みませんでした。
空いている時はおそらく、5分くらいで見終わるんじゃないのかなぁ・・・。
混雑時に訪れたので、チケットの購入から退出まで30分ほどかかりました。
混雑の中、なんとかとれた「オジサン」。サンシャイン水族館オリジナルの展示です。
若くても、メスでも、名前が「オジサン」。
実際の生き物を観察しながら、パネルの解説を楽しめます。
ジャコウネズミ。
子どもたちが迷子にならないように、家族全員で電車ごっこをして移動するネズミです。
写真はウィキペディアから拝借。
一番後ろの子ネズミが敵に捕まると、家族みんな捕まってしまうそうな・・・。
非常にユニークな形をした魚、「カエルアンコウ」。
ヒレで底をテクテク歩く魚で、スピードはカタツムリくらいしかでないらしい。
別名「漁り魚(いざりうお)」とも言って、頭のピロピロで魚をおびき寄せて食べる名人です。待ち伏せ&誘い型なので、スピードは必要ないらしい。
女性やちびっこに大人気だった、シベリアシマリス。
リスが大好きな方は、昨日とりあげた町田リス園へ行きましょう! きっと満足すると思います。
シベリアシマリスの尻尾は簡単にちぎれるそうで、二度と生えてこないそうです。
パンサーカメレオン!
初めてこんなに近くで見たので、感激!
目の動きが、左右別々なので、変な生き物なんですよ~。指の形も面白いし、じっくり観察してください。
怒ると赤色、おびえると灰色・・・といった具合に、気分で色を変えることが多いらしいです。
他に、クリオネ、電気ウナギ、リュウグウノツカイの標本などの展示がありました。
ヒトデが胃袋を出してご飯を消化している展示が、勉強になったなぁ。
展示が思ったよりも少なくて、正直な感想は「あれ? もう終わり? 短っ!」でした。
我が家の息子は「ざんねんないきもの」シリーズの大ファンで、本を二冊とも持っています。イラストが可愛いくて、文章が面白いですよ~。
1ページにつき1種類の生き物を紹介という構図は、読みやすく、どちらも千円ほどで買えます。
「ざんねんないきもの」というタイトルは、ちょっと皮肉が強くて正直あまり好きではありませんが、「多種多様な生き物がいるんだ!」と子供たちに興味を持ってもらうには、とても良い本だと思います。
「なけるいきもの」、こちらもオススメです。第4章では、動物はどのようにして絶滅して行ったのか・・・が書かれています。
興味を持つ
↓
知る
↓
好きになる
↓
生き物を大切にする
という流れができるのではないかなぁ…と思います。
これは、嫌われもの扱いされやすい、虫についても同じです。
こちらの本は、小学校高学年くらいから読めるかな・・・? 虫も凄いですよ! びっくりします。
こちらは人間バージョン、「ざんねんな偉人伝」。これも笑えますよー!
「うちの子供、ちょっと変なクセがあるんだけど大丈夫かしら」と心配しながら子育てしている方、気にすることないです!(笑)
へんなこだわりから、将来偉人になるかも・・・
さっきから、「ざんねんないきもの」とは別の本を取り上げていますが、最後にこの本も取り上げさせてください。
「へんないきもの」は、私が大好きな本で、「ざんねんないきもの」がブームになる前からある元祖的な本です。
早川いくをさんは、「ざんねんないきもの」の今泉忠明さんよりも、毒を吐きます(笑)。
本の表紙のへんな魚は、実際に存在しているんですよ~。鼻毛みたいなのがピロピロしている、「へんないきもの」です。
以前、【串本海中公園① 本州最南端の水族館】の記事で、「へんないきもの」について書いたのでご覧ください。カスザメについて紹介してあります。
いやぁ~、読書っていいわ。世界が広がりますねぇ。
興味のある方、ぜひお読みください。
とっても面白ので、オススメです。
・・・と、水族館の特別展の紹介なのに、最後は「おすすめ本の紹介」になってしまったので、もう一つ付け加えておきます。
「ざんねんないきもの展」では、すっごくカワイイケーキの販売があります。これは現地でしか手に入りません!
娘がシマリスケーキを欲しがったのですが、売り切れでした!
欲しい方は、早めに到着した方が良いです!
次は、サンシャイン水族館本館の紹介をします。
10年前とは全然違って、驚きました~~~!
前回の続きで、東京都豊島区のサンシャイン水族館の紹介です。 サンシャイン水族館の特別展「ざんねんないきもの展」の次は、本館の紹介です。 前回訪れたのが、10年前の2008年だったので、リニューアル後の初訪問でした。 見学記 […]
(このレジャー記は2018年です)
関連記事
→→【旧・サンシャイン水族館】 30年間続いたラッコの展示終了。珍しい屋上の水族館
→→古代オリエント博物館の記事はこちら・・・同じくサンシャインビル内にあります。薨去された三笠宮崇仁親王が、初代評議員を勤められていた博物館です。
交通アクセス
東池袋駅(東京メトロ有楽町線) 徒歩3分
池袋駅(JR・東京メトロ・西武線・東武線) 徒歩8分
東池袋四丁目停留所(都電荒川線) 徒歩4分
サンシャイン水族館は、サンシャインシティの「ワールドインポートマートの屋上」にある水族館です。
同じ建物の二階にナンジャタウン、三階にJ-WORLD TOKYO、屋上にはコニカミノルタプラネタリウムがあります。
料金
4歳以上600円。
水族館、展望台、オリエント博物館、プラネタリウム、ナンジャタウン、Jワールド東京のチケットを持っている人、水族館の年間パスを持っている人は、4歳以上400円で入場できます。
2017年11月10日(金)〜2018年3月20日(火) 10:00〜18:00
2018年3月21日(水・祝)〜5月6日(日) 10:00〜21:00
近くの宿泊施設
ホテルサンシティ池袋。池袋駅出てすぐ。