多摩区「写真展 フクシマは今 フレコンバッグに囲まれた日常」

先日、多摩区役所の図書館へ行った際、「写真展 フクシマは今 フレコンバッグに囲まれた日常」が行われていました。

 

 

 

周囲の人が映らなければ写真撮影は可能とのことで、いくつか撮らせていただきました。

 

 

 

「フレコンバッグ」とはポリエチレンなどを素材にした袋で、除染で取り除いた表土や草木が入っています。


黒くて大きなフレコンバッグがTVニュースなどで有名ですが、この写真はさらにエメラルドグリーンのシートで覆っています。

 

フレコンバッグは写真のように、居住敷地、通学路、幼稚園か保育園のような建物のすぐ近くや、街中の空き地にたくさん置かれているようです。

ブログ「風の谷」・・・こちらのサイト様に大量のフレコンバッグの写真と、その中身(汚染土)の利用について詳しく書かれていますので、ご覧ください。

「土や水や空気を毒物で汚してはいけない」

・・・全く同感です。

 

後始末がわからないのに手を出すべきではないと思います。

 

放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ・・・セシウムはプラセオジウムに、ストロンチウムはモリブデンに元素変換する技術があるようで、10年後の実用を目指すそうです。これは嬉しいニュースですが、有害な人工放射性核種全ての解決にはなりません。

 

 

 

こちらの袋越しの線量は、0.96マイクロシーベルト。

 

 

 

街中は、0.124マイクロシーベルト。
私が住んでいる川崎市は、0.05~0.08くらいです。(エステーのエアカウンターSで計測)

 


 

 

食品の汚染は、6年経った今でもあります。
イノシシの汚染がすごいですね・・・。

福島県相馬市にイノシシ専用焼却施設が誕生・・・こちらのサイト様に、10,000ベクレル/kg、30,000ベクレル/kgのイノシシもあると詳しく載っています。焼却灰の処理問題も大変な問題です。

 

食品中の放射性物質の検査データ・・・こちらのサイトでも、様々な食材と産地の放射能汚染を調べることができます。

 

 

10歳以上だと100万人当たり3~5人程度/年程度の、甲状腺がん発症率ですが、

 

 

2017年6月に発表された甲状腺がん発症数は、驚くほど高いです。

 

この論文が研究者の間でほとんど問題にされなかった理由を詳しく書かれているので、こちらもリンクを貼っておきます。
「福島の甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がないわけ(上)

 

 



比較として、チェルノブイリが出されますが、福島と同じパターンではありません。

 

チェルノブイリと福島:事故ププロセスと放射能汚染の比較がとても読みやすいので、ご一読ください。

 

放射能放出の量や組成また汚染の規模に違いはあるものの、チェルノブイリと同様のことが福島で起きていると私は実感している。これからも原子力をエネルギー源として利用することとは、チェルノブイリや福島のような事故がまた起きる可能性を抱えこむことだと承知しておくべきである。

と、原子力工学の専門家が結びに書かれておられます。

 

野島断層保存館の後で、なぜこの記事を入れたかというと、私たちは阪神淡路大震災、東日本大震災、原発事故から、多くのことを学び、次へ活かさないといけないと心底思うからです。

 

忘れてしまう、気にしない、無かったことにする・・・、これでいいのでしょうか。

 

これからを生きる子や孫に対しても、胸を張れません。

 

 

「地震さえなければ」という言葉をはねのけて「地震があったから」と考えていける自分になりたい。

阪神淡路大震災を経験した子供の言葉です。

 

 

「地震があったからこそ」多角的に検討し、教訓を活かさなければ、「また同じ過ちを・・・」と悔いる日が来るだろうと思います。

 

あなたは、このことについて、どう思われましたか。

 

 

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