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雑記

【安土城跡の紹介の前に】 古井戸を突いた後で強烈な体調不良。「古井戸の祟り」かと恐れてしまった私

投稿日:2018年6月21日 更新日:

更新期間が開いてしまいましたが、琵琶湖一周旅の続きです。

 

【阿賀神社(太郎坊宮)】の次は、織田信長が城主だった「安土城跡」へ行ったのですが、その前に小話を一つ。

 

 

琵琶湖一周+京都小旅行の、5泊6日の旅行はとても楽しかったのですが、安土城跡に訪れた翌朝、ひどい寝違えに襲われ、右肩に激痛が走り、首がほとんど回らなくなってしまいました。

旅行を終えて神奈川に帰ったら発熱し、一週間の楽しい旅行の後は、一週間寝込むハメになってしまいました。

 

私は、この「人生最大の寝違え」を、安土城の古井戸の祟りだと思いました(^_^;)

 

安土城跡の記事は次に書きますが、城跡には織田信長の右腕として活躍した武井夕庵(たけい ゆうあん)の居住跡があり、その古井戸に、私は「悪いことをした」のです。

古井戸に悪いことをした私

古井戸は、安土城の受付から天守閣へ向かう上り階段の途中にある、武井夕庵(たけい ゆうあん)邸跡にあります。

しかし、私達は古井戸の存在を知らずに素通りし、天守閣跡を見物し、山を下りようとしたのですが、途中、一人の女性が少し興奮した様子で、

「すぐそこに、古井戸があるの。そこに、サンショウウオがたくさんいたの! 私、あんなにサンショウウオがいっぱいいるのは初めて見て、びっくりしたの! お子さんいらっしゃるから、興味をもたれるかなと思って、お声掛けしました。いきなり声かけてごめんなさいね」

のようなことを、おっしゃいました。

 

女性がすごく興奮していて、「たくさんサンショウウオがいる。あんなの初めて見た」の言葉に惹かれ、私は息子と一緒に武井夕庵邸跡に戻りました。

 

 

武井夕庵邸跡。

この奥、右側に、古井戸はひっそりとありました。

 

 

息子と一緒に、古井戸をジーーーーッと観察していると、8cmほどの小さな黒い生き物がシュルシュルッと尾を揺らして泳ぎ、すぐに潜ってしまいました。

 

「あっ! いまの、サンショウウオじゃない!? なんか居た!」

 

初めて見た天然のサンショウウオに、私は子供のようにはしゃぎました。

 

しかし、息子はサンショウウオを見逃したようで、

「え~、どこ? どこにいるの?」

と、残念そう。

 

女性が「サンショウウオがたくさんいてビックリした」と言っていたので、息子を喜ばせたい気持ちと、自分の心から湧き上がる好奇心に駆られ、私は手に持っていた木の杖で、古井戸を数回、突きました。

 

 

「なんで木の杖を持ってたのよ」と思われる方がいるかもしれませんので、軽く説明しておきますと、安土城跡はけっこう階段を上るので、受付を入ってすぐのところに、杖を貸してくれる所があるのです。(杖があるとラクなので、借りていくのをオススメします)

 




 

さて、話を戻しますが、好奇心に駆られて、古井戸を木の棒で数回静かにつつき、繁殖していた水草をソッと動かしたとき、

 

 

プクン

 

 

と、直系3cmほどの水の泡が浮かび上がってきました。

 

この時、とっさに、

「あっ、やっちゃった、ごめんなさい!」

と、謝る自分がいました。

 

 

つついたのは悪かったなぁと、ここでサンショウウオ探しはやめたのですが、私の心の中には「悪いことをしてしまった」という罪の意識ができてしまいました。

 

 

あの直系3cmほどの空気。

好奇心に駆られて水草を動かし、古井戸から空気だまりを出してしまった。

 

もしも、あの空気が、あの古井戸に住まう生き物たちの生命維持に大切なものだったのならば、私は好奇心に駆られて古井戸をいじり、そこに住まう生き物に大変な迷惑をかけたのではないだろうか・・・・。(ひょっとしたら、死んでしまう生き物もいるかもしれない・・・)

 

私は罪悪感に、心が沈みました。

 

 

 

 

TV番組で、カビの美しさを知る。土中のダニはすごかった!の記事にも書きましたが、「生き物」とは私達が目にしている生き物だけではなく、顕微鏡を使って初めて認識できる生き物も多数います。

 

土の中には、かろうじて目にすることのできるダニをはじめ、目に見えない微生物がたくさんおり、生態系のバランスをとっています。「私達の一歩分」には、数えきれないほどの生き物がいるのです。

 

海、川、湖、池、沼も同じく、目に見えない生き物がたくさん住んでおり、それぞれが絶妙なバランスをとって、生きています。

 

あの古井戸。人間からしたら、小さな小さな古井戸。あの中に、いったいどれほどの生き物が住んでいたのだろう。

 

 

 

「好奇心に駆られた私の短慮な動作で、死んでしまう生き物がいませんように・・・・」

 

・・・この罪の意識が、翌朝の激烈な寝違えに結び付く。

 

 

 

「うううう、首が痛い~~!!! 首がまわらん~~! これはきっと、あの古井戸を突いた罰だわっ」

 

 

「考えすぎだよ」「気のせいでしょ」と思われる方も多いかもしれませんが、私はこの後一週間寝込むことになり、罪の意識と謝罪でいっぱいいっぱいになってしまったのでした。

 

【「怨霊になった天皇」を読んだ】 人を恨んではいけない。「和の文化」は、世界に誇れる日本の心の記事に書きましたが、「怨霊というのは人が認識してこそ、初めて怨霊となる。怨霊は生者が作り出す」といった背景があるようで、実に、私は罪悪感から「古井戸の祟り」を認識したのでした。

 

 

結局、あの猛烈な寝違えと、一週間寝込むほどの体調不良が何だったのかわかりませんが、「あっ、やっちゃった! これはマズイなぁ」と罪の意識を抱くことは、できるだけしない方が良いなぁと、再認識しました。

 

古井戸の水、池の水、沼の水、川の水、海の水・・・、コップ一杯分にいったいどれだけの生き物が、生きているのだろう。

 

私達が踏みしめる土、スプーン一杯分に、いったいどれだけの生き物が、生きているのだろう。

 

 

自分の体の細胞よりも、腸内に住まう細菌の方が多いだなんてことを、最近まで私は知らなかった・・・。

 

 

大空の輝きに、微生物が関係していることすらも、知らなかった・・・。

 

 

 

 

刻々と移り変わる、雲。

雲にもたくさんのバクテリアが含まれているのだそうです。

 

 

私達の目がとらえるものはすごく限られているけれども、もしも「生き物全てが光って見える眼」が、数分、いや、数秒だけでも与えられたならば、自分たちの周りには、数えきれないほどの生き物が溢れており、その命の眩しさに、目を開けてはいられないんじゃないだろうか・・・と、思う。

 

 

たった一つの古井戸、たった一つの気泡、たったひとつまみの土、たった一滴の水・・・、それには「命」が含まれていた。

 

 

それらを意識し、乱すことなく、大切にしたい、そう思った、安土城跡でした。

 

 

では、次の記事で、安土城跡を紹介します。

 

→→【安土城跡】 織田信長が天下統一を夢見た城。信長が横死した本能寺の変は謎だらけ

 

 

 




 

関連記事

→→【驚き! 地球の酸素の半分は、海のプランクトンが作っていた】・・・微生物は、陸地、海の生き物にとって礎。

→→【河内の風穴】 55万年以上前にできた、日本で三番目の長さを誇る鍾乳洞。デッカイ空間と、デッカイこうもりに驚く!・・・首が回らないけれども、痛みに耐えて、鍾乳洞を散策した!

-雑記

執筆者:チョットnow


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